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商品撮影ヒント集

ネットショップをメインに商品撮影に関連する記事を公開中です。
写真のテクニックや代行サービスの現状を理解して頂き、ショップ運営の参考にして頂ければ幸いです。
商品撮影とマクロレンズの基本:撮影倍率
レンズのお題が続きますが、写真撮影でレンズ選びは重要なので、しばしお付き合い下さい。
本日は「マクロ撮影」についてですが、商品撮影でマクロレンズを使用する場面といえば、商品のアップ(ズーム)写真ですが、大きな商品のパーツアップであれば、通常の望遠レンズでも問題ありませんが、小さな商品、例えばアクセサリーなどはレンズ選びは慎重になります。

理由としてはレンズによって「撮影倍率」と「最短の焦点距離」があるためです。
まず商品撮影で使うマクロレンズの基本その1として「撮影倍率」とは何かをご説明します。

撮影倍率は端的に言えば、「撮影対象をどれだけ大きく写せるか?」を数字で表したものです。
お持ちのレンズの仕様を見てもらうと、「最大撮影倍率」という項目に1/5倍とか1/3.6倍とか必ず表記があります。
そしてこの数値の見方ですが、「1」に近いほど被写体を大きく写すことができます。
下のサンプル画像をご覧頂き、写し出す被写体の大きさの違いを確認して下さい。

最大撮影倍率の違い
例えばレンズカタログに最大撮影倍率が1/5倍と書かれているものと、1倍と書かれているものがあれば、被写体を大きく写せるのは1倍と表記されているものとなります。

と、ここで感の良い人なら「被写体を大きく写せるだけなら画像自体を大きいサイズで撮って、後からトリミングすればいい!」と思うかもしれません。
確かにネット用の商品のアップ画像で横幅800px程度であればそうした回避手段もアリかもしれませんが、等倍で納品しなくてはならない場合は、「大きく撮ったから必要な部分を切り抜いてね」とはなりません(笑)
デジタル写真になって高解像度で撮れるカメラが増えた現在ではこうした「トリミングで何とかする」という考えも出てきますが、マクロレンズはマクロ用のレンズ構成やMTF性能曲線図(レンズ性能を評価する指標)があるので、個人的には「用途に合ったレンズで撮る」ことをお勧めします。

そして、今回マクロレンズの基本として「最大撮影倍率」をご説明したキッカケとしては、マクロレンズを「被写体にレンズを近づけることができるレンズ」と勘違いしている人がいるかもしれない感じたからです。
レンズカタログの撮影倍率表記からも分かるように、「マクロレンズは被写体を大きく写すことができるレンズ」であってマクロレンズであっても、焦点距離が長ければ被写体から撮像素子までの距離を表す「最短撮影距離」も長くなることは覚えておきたい基本です。

次回はマクロレンズの基本その2として「焦点距離」についてご説明します。
ややこしいので2部構成にしますw
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