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商品撮影ヒント集

ネットショップをメインに商品撮影に関連する記事を公開中です。
写真のテクニックや代行サービスの現状を理解して頂き、ショップ運営の参考にして頂ければ幸いです。
単焦点レンズと商品撮影の関係
アクセサリー商品の撮影のですと、F値の数字が小さいレンズで、商品を際立たせて背景を「ぼかす」手法で撮影したいという人もいるかと思います。
そうした場合、真っ先に思い付くのが「単焦点レンズ」で、各メーカーに必ずランナップされているレンズです。

ボケ味と単焦点レンズの関係性は今更書く必要は無いと思いますが、「どこまでボケ味を作りたいか?」を考えたことはあるでしょうか?
単純にボケ味だけを作りたいのであれば、レンズの特性上、ボケ味を演出するには次の方法があります。

・「望遠レンズ」で撮る
・「開放絞り」で撮る
・被写体に対してレンズを近づけて撮る
・被写体に対して背景を遠くに配置して撮る
・フルサイズ機で撮る


以上がボケ味を演出する基本的な方法です・・あれ?単焦点レンズ出てきませんよね(笑)
よく誤解されがちなのは「単焦点レンズだからボケ味ができる」と思い込んでいる人が多く、「単焦点レンズはボケ味を演出しやすい」だけです。
というのも名前の通り「単焦点」つまり1つの焦点距離しか持たないレンズですので、望遠レンズのようにズームリングを回して焦点距離を調整してボケ味の変化に対応する手間はなく、誰でも何も考えず(言葉悪いw)・・ボケ味を楽しむことができます。
またボケ味のポイントであるF値(ピントの合う範囲)の数字も低いため一般的な望遠レンズよりも扱いやすいのでしょう。

では単焦点レンズのようなボケ味は望遠レンズにはできないかと聞かれれば、工夫次第でできるというのが正解です。
右側のレンズは望遠レンズでどれだけズームをしてもF値1.8で固定できますので、寄っても引いてもF値1.8の恩恵を受けることができます。

単焦点のボケ味と同じ機能を持ったズームレンズ
ここまでで、ボケ味を演出する簡単な方法は開放絞りで撮るということは分かって頂けたと思いますので、本題です。

「ボケ味は出せば良いというものではない!」ということ。

例えば料理の写真でボケ味を活かした撮り方をしようと考えてF1.8でボカしたとします。
希望イメージとしては、お皿に盛った料理全体に綺麗にピントが合った状態で、あとの背景はボカしたい!
しかし実際に撮ってみると具材の1つにだけピントが綺麗に出て料理全体で見るとボケているというか具材だけが目立っている・・・
これでは「伝えたい意図が料理なのか具材なのかわからない」状態となります。

そうなるとF値を3.5くらいに絞ることになりますが・・・せっかくボケを活かした料理写真を撮るためにF1.8の明るい単焦点レンズを購入したのにF値1.8が使えず、F3.5が自分が撮りたいボケ味の常用範囲だった・・
こんな風にレンズを買ったあと気付くことってよくあります(笑)

明るい単焦点レンズはF値を活かしてピンポイントにフォーカスを合わせて商品(被写体)を引き立てることができます。
例えばこんな風に・・・小さなロゴだけピンがきて、あとはボカす!

単焦点のボケ味の演出サンプル
単焦点レンズは確かに楽しい!
ですが、私がカメラを始めた時に使っていた単焦点レンズで一番良かったと思うことはボケ味ではなく「焦点距離を足で覚える」ことで、望遠レンズのようにカメラマンが動かなくて良い(ズームリングですぐに寄れる)状況で撮れない単焦点レンズは撮影者が動くしかありません。
これを繰り返すことで「35mmの構図の感覚」を養うことができます。

今回は単焦点レンズを商品撮影に関係について書きましたが、手軽にボケ味を活かしてプロっぽく撮るのも良いですが、プロはボケ味の意味を考えているということでまとめておきますのでご参考に~♪
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