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  3. 彩度の強い赤を商品撮影すると色飽和が起こる!?

商品撮影ヒント集

ネットショップをメインに商品撮影に関連する記事を公開中です。
写真のテクニックや代行サービスの現状を理解して頂き、ショップ運営の参考にして頂ければ幸いです。
デジカメでの商品撮影で色飽和が起こる原因?
前回の記事で「デジタルカメラは極端な色が苦手」と記載しましたが、特に「彩度の高い赤色」について、実際の商品撮影においてどのような不都合があるかをサンプル画像を見ながらもう少し詳しくご説明します。

アパレル向けの商品撮影では、服のカラーとして「赤」というのはよくある定番カラーの1つですが、全て赤1色で染色された商品を物撮りしたり、素材のディテールを撮影し表現しようとした場合、当然、写真全体に占めるカラーは赤が画面を覆い尽くすことになります。

例えば、市販のコンパクトデジカメでホワイトバランスをセットして、その他の設定はカメラ任せで行なった時に下の写真のような現象が起こったことはないでしょうか?

色飽和のサンプル
ご覧の通り、本来の商品色より、赤味が増して階調が潰れている感じが確認できると思います。
(擬似的に階調を変えていますのでご了承下さい)
こうした現象を「色飽和」と言いますが、意味合い的には本来の色階調が消えてしまったり、ディテールが潰れてしまうことで、前回記事で触れたカメラ自体は色を区別しているわけではなく光の強弱(反射率)を判断しているだけです。
最終的にはRGB情報から色を構成(デジタル現像)していきますが、基準になるのは反射率です。

デジタルカメラによって彩度の表現は違う
上記のサンプル写真ように彩度の高い赤の表現はデジタルカメラ個々によって特長があります。
個人的によく店頭で試し撮りする時に行なうのが、「赤いものを画面いっぱいに写す」ことです。
ビッ○カメラの店員さんの制服はラッキーなことに「赤いベスト」を着ている人がフラフラ・・wしているので、ちょっと呼んで赤を撮ってデジタルカメラの「赤の色合いのクセ」を見たりします。(ノーマル設定で)
商品撮影で使うデジタルカメラを選ぶのであれば、ノーマル設定の段階で「綺麗な色で撮れる写真」よりも「適正な色で撮れる写真」を選ぶと色飽和の対策で細かな設定をいじらなくて済むのでベターかもしれません。

色飽和への対策方法

Jpeg画像で記録している場合は、カメラ設定で「勝手にアレンジを加えないように設定する」ことです。
ニコンで言えば、ピクチャーコントロールを「ニュートラル」や「フラット」に設定するようにして、間違っても色の忠実性を重視する商品撮影をするのに「ビビット」を設定して自分勝手な色で商品写真を撮らないようにすることです。

あとは、彩度やコントラストをPCのモニターなどで実際に大きく表示してから色(彩度やコントラスト)を確認して調整をすることを繰り返してベストな色合いに近づけます。
RAW画像の場合は現像ソフトで彩度とコントラストをコントロールすればOKです。
追求するなら色管理されたモニターが必要ですが、まずはお持ちのデジタルカメラの設定を少し見直してみるのも良いかもしれませんね。
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