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商品撮影ヒント集

ネットショップをメインに商品撮影に関連する記事を公開中です。
写真のテクニックや代行サービスの現状を理解して頂き、ショップ運営の参考にして頂ければ幸いです。
商品撮影にとって大事なことは何ですか?
と聞かれれば大半はカメラや照明などの撮影機材のことや撮影テクニックのことが書かれることが多いですが、個人的に商品撮影に必要なことは撮影までのプロセス、つまり「下準備」でしかないと考えています。
どんなに最高のモデルを使っても下準備ができていなければ撮影は止まってしまいます。
また撮影についての機材選びなどは経験則に基づくことが多く、そんなことは極論、お金で解決する問題です。

しかし、撮影に至るまでの商品への理解を深めるための行動はお金では解決できないため、地味に調べて自ら学ばなければ撮影物に対する「撮るための下準備」はできません。
例えば私事で恐縮ですが、女性アパレルの撮影をメインとして行っているので、大体、女性誌を月に10冊ほどは目を通しています。
当然、男性ですので(笑)、服を見て「可愛い~」とトキメクことはなく(笑)、客観的にモデルさんの雑誌別のポーズの傾向や写真の撮り方の流行などをチェックしています。
またネットショップについても、いわゆる「売れているショップ」でのモデル起用傾向や商品画像のレイアウト方法などもチェックの対象としています。

この手のことはアシスタントに任せればいい、という考えもありますが、撮影者が自分の目で見て確かめた情報は、口頭で聞いた情報よりは確実に浸透します。
商品撮影と下準備
撮る側が商品に対しての知識が低い、この場合は商品をたくさん撮っている回数ではなく、理解力です。
いくらたくさん服を撮っていても、あくまでも商品を綺麗に撮る技術があるだけで、商材に合ったアプローチができているとは限りません。

昨今は撮影業務についても「効率化」という点でスタジオ側が勘違いしている例も多いと感じることがあります。
そもそも撮影作業は効率だけを重視していくと「写真のオリジナリティは損なわれる」この事実は明白です。
例えるなら写真サービスのコンビニ化というか・・手軽に簡単に撮影して納品する!?
便利といえばそれまでですが、その先に待っているのは「どこにでもある商品写真」になっていくことでショップの個性は無くなっていく。

今回は撮影に対する「思想的な下準備」について書きましたが、物理的な下準備(撮影前の作業)の効率化を図っているケースも多いので、こういったサービスが是か非かは利用者の考えに委ねるとして、個人的には昔ながらの写真屋さんのスタイルは残していきたいものだと思います。

写真撮影は手間のかかる作業と分かって商売していれば、面倒だとは感じないのですが、何ともデジタルな時代なのですかね。
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