商品撮影のMODEL CODE.com(モデルコード)
 
  1. HOME
  2. 商品撮影のヒント集
  3. モデルのギャラの話

商品撮影ヒント集

ネットショップをメインに商品撮影に関連する記事を公開中です。
写真のテクニックや代行サービスの現状を理解して頂き、ショップ運営の参考にして頂ければ幸いです。
モデルのギャラについて
今回はモデル撮影にまつわるギャラ(報酬)がテーマです。
現実的な事柄ですが、昨今のモデル撮影の低価格化は当然利用される方へのメリットの1つではありますが、少し違った観点から物事を見ていくとモデル撮影を利用される方にとっては良い面だけではないことを感じて頂ければ幸いです。

例えば、1着のモデル撮影が1000円をだった場合、撮影業者の純利益はどれだけあるのか?
モデルコードの場合、撮影料金プランで着単価が1000円という格安設定はありませんが、仮定として内訳を公表します。
スタジオ使用料や部材など除いた分をモデル側と5割・弊社5割にしています。
この比率をどう見るかは業者によって様々ですが、弊社の場合はモデルに支払うギャラを削ってまで撮影料金を安くする方針は今後も行なわないでしょう。
理由としては、掲載しているモデルについては、ある程度プロとしての常識的なスキルや心得を伝えています。
これを履行するためには日常から体のメンテなど費用はかかると感じています。
当然、一定のレベルが保持できなければ即刻掲載は中止しています。

こうして撮影スタッフ側とモデルの取り分を半々とすることで、仕事に対して自問自答するようになり素人感覚から「プロとしての自覚」が芽生え、価格に見合ったモデルへと成長していきます。
一番楽な採用の仕方は、「モデルになれますよ」と感じの良い言葉で希望者を募り、タダ同然でモデルとして使い、クライアントには印象の良い格安料金で撮影サービスを提供する方が業者としては儲かりますが、モデル写真の質の低下に繋がることは明白です。
1着のギャラが200円程度で50着頑張って仕事をしてもモデル報酬は1万円、そうした料金設定はモデルにとって最初のうちは写真撮影が楽しくて納得していても必ずテンションは衰退します。
職業としてのモデル、特にネットショップ向けのモデルが軽視されているのは1990年代後半からストリート系雑誌で流行した読者モデルブームで一気にモデル価格は低下しました。
そのなごりが元々プロモデルとしての理解が薄いネット媒体でモデルの価格基準を読者モデルに合わせてしまっていることは容易に想像がつきます。

昨今ではさらにギャラの低価格化は進み、上記のようなタダ同然となっているようで、弊社にもモデル事務所だがサークルだか分からない団体から「タダでも良いから使ってくれ!」と営業をかけられます。
安すぎるモデル撮影料金には理由があり、また高い場合も正当な理由があります。

モデルによる商品撮影を利用するお客様は、サービス事業者側が提示する価格で「モデルの質」を判断するしかありませんが、もし自分が着単価が極端に低い状態でクライアントの売上げのことまで考えたパフォーマンスができるかを考えれば、「人件費(モデルのギャラ)」にはそれなりに相場はあると理解頂けるはずです。

たまたま低価格でも技術的に平均レベルのモデルを賭け事のように探すより、一定のレベルを保っている業者を見つける方が賢明だと思うのは私だけでは無いハズです。
クライアント側が安すぎるモデル撮影を行う業者を警戒する意識がモデル品質を向上させて、ネットモデルの格付けの見直しに繋がることを願うばかりです。
このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事
    友だち追加数
  • モデルリスト

  • 公式ブログ
  • オーディション