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商品撮影ヒント集

ネットショップをメインに商品撮影に関連する記事を公開中です。
写真のテクニックや代行サービスの現状を理解して頂き、ショップ運営の参考にして頂ければ幸いです。
商品撮影でシャッタースピードの数値は重要
「自社で商品撮影をしてみよう!」的なページで、1:実際に商品を撮ってみて、2:ストロボの光量に合わせてシャッタースピードをイメージに近づけましょう・・
その方法、ちょっと!待った~~です(笑)
そもそもこうしたマニュアル化っていうのは、撮影を始める方にとってはありがたいことですが、せっかくストロボとカメラを揃えたのであれば、なぜシャッタースピードを調整するのかを理解すると今後の応用もできますので、簡単にご説明します。

まず前提として外部ストロボを使って商品撮影をする場合は、絞り(F値)+シャッタースピードなどのカメラ側の設定を決めてからストロボの光量を調整します。
光量に合わせてカメラ側の設定を行なうことは、スタートの段階から「こう撮りたい!」という意志が無いのと同じような・・
つまりどのようなボケ味で撮るとか、どこまでクッキリ撮るかを決める行為がカメラ側の設定です。

ではよく見かけるネット記事で、手ブレ防止の為に、「三脚」にカメラを固定してシャッタースピードを1/60秒にする。
これは「手ブレ防止」や「ストロボの光を十分に取り入れるシャッタースピード」という点では正解です。

次のグラフをご覧ください。
シャッタースピードと光量の関係
実際にシャッタースピードを1/125秒・1/60秒で撮影した場合のストロボ受光量の推移です。
ご覧頂くと分かるように「グレー部分」はシャッターが完全に閉じて「捨てられる光」となりますので、当然1/60秒のシャッタースピードの方が受光量としては多くなります。

ここで問題・・1/60秒で撮って「光量が強すぎる!」と感じたらどうしますか?

ハイ、正解はストロボの光量を弱めるです(シャッタースピードをその数値で撮ると決めたら変更するのは光量)
これが自然光(屋外)では難しい“光をコントロールできる”ストロボ撮影の魅力です。
例えばF1.8の絞りで綺麗なボケ味で撮りたいと考えて、光が明るすぎるからF値をどんどん上げていったら、最初の目的(ボケ味を出す写真)が変わってしまいます。

では1/125秒とか1/60秒とかの数字は撮影意図だけの問題なのか?といわれれば補足になりますが、カメラ内部の「シャッターユニットの動作」が関係しています。
カメラ内部の動きで(シャッターが開いて閉じる)写真全体にまんべんなくストロボ光を取り込むためには上記のグラフのように1/60秒というシャッタースピードが必要で、ミラーレスなどの例を除けばこの動作時間が必要だということ。(詳細はメカニカル過ぎるので割愛w)

難しくなってしまいましたが、シャッタースピードはストロボの同調率の兼ね合いもあるので、横暴ですが、三脚なら1/60秒、手持ちなら1/125秒~1/250秒までと割り切ると迷わないかもしれませんねw。

最後にシャッタースピードをそれぞれ1/125秒と1/60秒分けて撮影して、光量調整だけで同じ演出をした例をご覧下さい。
シャッタースピードを変えた写真
ご覧の通り、シャッタースピードによって写真が明るくなったり暗くなったりすることはありません。
撮る行為(カメラ設定)に対してストロボ撮影の醍醐味である光を調整しただけです。

今回・・書ききれなかった気がしてますので、またの機会に掘り下げてみます。
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