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商品撮影ヒント集

ネットショップをメインに商品撮影に関連する記事を公開中です。
写真のテクニックや代行サービスの現状を理解して頂き、ショップ運営の参考にして頂ければ幸いです。
撮影時の開けると絞るの言葉の意味
お持ちのレンズの参考著書などを見ていると「こうした場面ではレンズを絞る」または「開ける」など初心者の方には「何言ってるの?」という疑問が湧く事もあるかと思います。
以前にも「商品撮影で迷うF値の仕組みを知る」と題してレンズと光量の法則を解説しましたが、もう少し単純に解説していきます。

「レンズを○段開ける・絞る」というのは、光の量を段階化したもので、「現在の設定されているF値からどうするか?」をアドバイス(指示)する際に使用されます。
ここで言う「段数(段階化)」というのは、例えばこんなシチュエーションです。
人物撮影時に最初にF値5.6で撮った写真が、背景が少しハッキリ写り過ぎてボケ味が少なく人物が引き立たないと感じたとします。
そこで、「もう1段開けて(開放)で撮ってみたら?」と考えます。
つまりF値の数字を小さくして「ボケ味」を強くするということ。

・開ける=F値の数字を小さくする

・絞る=F値の数字を大きくする

たったこれだけの意味です。
私もカメラを始めた時はわざわざ小難しい言い回しをせずに「F値小さくして!」「F値大きくして!」と言えばいいのにと思ったものです。
しかし、ここからが肝です。

絞りとレンズの変化
「1段」という“段数”ですが、これが指示には欠かせません。
例えば、カメラ講習をやっていて、生徒さんが撮った写真だけを見ても「どのF値で撮ったのか?」は分かりませんが、その写真の被写界深度(ピント範囲)などから「もう1段」という表現が便利になります。

どういうことかと言いますと、撮影経験上「見せられた写真」からどのくらいF値を変えれば、より印象的な写真になるかを経験則で言っているのです。
F5.6で撮った写真で主体(人物)がモヤっとしていれば「あと○段絞れば、よりシャープに細部まで表現できそう」といった具合です。

撮影者にもよりますが、上記の「F値の並びとボケ味の割合の推移」というのは自然と頭の中に入っているものです。
「絞るか?開けるか?」をF値の並びと照らし合わせて発言している場合が多いですね。

当然、F値を上げ下げすれば「写真の明るさ」も変わってきますので、F値の並びとともにシャッタースピードの変化も覚えてしまっています。
面倒なようですが、F値もシャッタースピードも段数には法則がありますので、たくさん撮ると自然と覚えるといった方が適切だと思います。

F値は単純に明るくするための変更だけではないので、難解ですが「同じ位置」でまずはF値を1段毎、変化させて仕上がりを実感する。
その後に明るさを調整するためのシャッタースピードを合わせせていくと、撮影感覚が身につきやすいかもしれません。

撮って撮って撮りまくって下さいね(笑)
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