商品撮影のMODEL CODE.com(モデルコード)
 
  1. HOME
  2. 商品撮影のヒント集
  3. 新規ネット通販ショップはセールを多用してはならない

商品撮影ヒント集

ネットショップをメインに商品撮影に関連する記事を公開中です。
写真のテクニックや代行サービスの現状を理解して頂き、ショップ運営の参考にして頂ければ幸いです。
ネット通販のセールによる販売戦略を見直す
我々が商品撮影として扱う商材は、通販を行うショップにとっては「主力商品」となる場合が多いですが、新規オープンサイトで価格競争を意識してか「セール品」を出すサイトもあります。
少し消費者側の立場になって考えると「開店したばかりで、すぐにセール品が並んでいる状況」というのは、無意識に「その他の商品もいずれ値が下がる」→「少し待とう」と購入を見送るケースがあることも考えて頂きたい。

弊社が撮影に携わって、サイト構築のアドバイスを求められた時に1つの方法として「お試し商品」を用意するよう意見することがあります。
もちろん、サイト運営状況により方法は異なりますが、重要なのは「消費者にそのショップで買った経験をしてもらう」ことです。

今までの成功例として「特定の人気品番を100着分、無料で配る」商売としては赤字覚悟のため勇気が必要ですが、確実に顧客動向などの情報が入手できるのでメリットは大きいのも事実です。
では、こうした一見無謀な販売から何を得ることができるか?説明していきます。

まず前提として「無料配布品」は「確実に消費者が欲しい(人気)商品」であることです。
こうした企画を実行しようとすると「見切り品」や「人気の無いカラー」を用意してしまいがちですが、それでは却って消費者は離れます。
充分にお金を払っても価値ある商品(欲しい商品)が無料で配布されることに意味があることをご理解ください。

話を戻して100着を100人に対して商品を届けると計算上は100人がそこの店舗で「商品を購入した経験」を持ちます。
余程、配送上のミスなどが無い限り、受け取った消費者は「良い店舗、お得な店舗」という意識を持ちます。
次回ネット通販を利用する時に「必ず店舗を覗くハズです」
これが1つ目の「購入体験によるリピーターの獲得」です。

次に100人に該当しなかった消費者です。
購入こそせずとも「インパクトのある商品販売をするショップ」という意識からブックマークする消費者も存在します。
ネット上の販売は100着売れたから100の情報ではなく、潜在顧客を見込むことが大事だと覚えて下さい。
新作商品の投入時、無料でなくても人間の意識として「お得に商品を提供する店舗」という感覚があるため、敢えて価格競争を図る必要性はなくなります。
また無料配布商品を今度は「通常価格」でも販売します。
無料配布したから「在庫切れ」にするのではなく、無料配布後も「通常価格」で継続販売します。

こうすると無料でゲットした顧客が再訪した時は、「やはりお得だった」と満足感が増し、100人に漏れた人は「買っておけばよかった」と店舗をチェックするようになります。
その後のセールのタイミングで購入してもらうか否かの戦略は企業秘密ということで割愛します。

そして「無料配布商品」のオーダー率から「次の仕入れを検討する」、これも重要です。
「確実に消費者が欲しい商品」を配布すると記載しましたが、あくまでも店舗側が「これは売れる」と考えた商品ですので、もしかしたら無料配布しても売り切れないかもしれません。
当然、普通のショップが「無料配布」することはなく、「無料でも売れない商品を扱っていた」と気づくことはないと思います。
逆に考えれば「買い付け段階の見直しが必要」ということに気づけたなら、これは非常に価値ある情報になります。

まとめておきますと「無料配布」により得られる情報は大きく3つです。
・確実な購入体験を消費者に与えることができる
・潜在顧客のショップイメージを定着させることができる
・取扱い商材の方向性の見極めができる

上記以外にも副産物としてのメリットはございます。

現在のネット通販は「ただ安いだけ」では長期ショップ運営は厳しい状況にあります。
であれば、早い段階で少々強引な企画で消費者動向をリサーチすることも必要となります。

「価格なのか?取り扱う商材の方向性なのか?」
こうした見極めは「セール品」という見慣れた販売戦略ではなく、差別化した企画を施すことで得られる情報もあるということ。
無料提供が厳しいということであれば、こんなのはどうでしょう?

「自宅で試着して気に入ったら購入できるシステム」

もう既に大手通販ショップも行っていますね。
狙いは確実に「消費者に購入体験をしてもらう」ことです。
欲しいと思った商品を手にとってしまって返品する消費者がどれくらい存在するでしょうか??・・・
私なら粗悪品でなければ迷わずそのまま着用してしまいます(笑)
このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事
    友だち追加数
  • モデルリスト

  • 公式ブログ
  • オーディション