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商品撮影ヒント集

ネットショップをメインに商品撮影に関連する記事を公開中です。
写真のテクニックや代行サービスの現状を理解して頂き、ショップ運営の参考にして頂ければ幸いです。
デジタル現像の方法
デジタル一眼レフで撮影した写真は、「あとで色々いじることができる」ことで撮影に対してのハードルを下げてくれる点はメリットですが、こうした写真を補正する「デジタル現像」は、どのくらいまでが許容範囲なのか?今回は商品撮影を前提に少し私なりの見解を述べたいと思います。

まず弊社で公開しているモデル写真については当然「商品撮影」ではなく、「宣材撮影」でメインとなるのが商品なのか、人物なのかで当然「デジタル現像の幅」は変わります。
例えば商品撮影の写真に色を無視してドンドン脚色を加えていけば、ネットショップに来るお客さんは購入するための写真情報に不安を感じます。
逆に宣伝用の写真であれば、人物が目立ってくるように補正を加えて目的に合った写真に仕上げることも良いでしょう。

勘違いされがちなのは「作品用」と「商品説明用」とを混同してしまうケースです。
写真を綺麗に見せようとして撮った写真をあれこれいじってしまって、個人的には満足でも使用用途によっては「悪い写真」になります。

現場でシャッターを切るまでにしておくべきことは、ホワイトバランスはもちろん、ある程度、最終的な写真の仕上がりをイメージしておくことは大事です。
「何のためにどう撮るか?」商品撮影のスタートを常に意識すると変な方向に進むことを予防できます。

では、商品撮影を前提に次の写真をデジタル現像(基本補正)を行なってみます。
使用ソフトはAdobe Lightromm5です。
デジタル現像前
この段階ではすべての数値は0ゼロですので、いわゆる「撮ったまま」の状態です。
ここから補正したいポイントを探すのですが、「商品撮影」ですので、色のバランスは現場である程度詰めていますので、今回はモデル顔・髪や肌のトーンなどを触るだけです。
撮影スタジオのカメラマンが撮る場合、この段階で商品の適正な色合いが狂っていることはないと思いますが、試しに基本補正項目で「自然な彩度」「彩度」を調整します。

では、基本補正をした写真を見てみましょう。
基本補正後
変化に気付きますでしょうか?
肌や髪色などくすんだ部分が明るくなっている感じが特徴です。
注目して頂きたいのは、「着ている服の色はそのまま」変化していない点です。
露出計で計測して、カラーチャートでカラー取っていますので、超微調整で留めます。
つまり商品撮影で「服の色を触ることは慎重に!」ということ。

ネットショップに掲載されている写真でたまに見かけるのは、服の色が極端に濃いまたは薄いなど、「どんなモニター?どういう意図の補正?」と心配になる商品写真もあります。
上記の例はほんの一例ですが、デジタル現像はTPOに応じて変更箇所は異なるため、自信の無い人は撮影したスタジオに相談することがベストです。

今回お伝えしたいのは、「商品撮影で納められる写真のほとんどは、デジタル現像をされたもの」で、RAWファイル以外での補正は色の変色を招く恐れもあります。
JPEGで納品された写真を後でいじる場合は、ほんの少し明るく、ほんの少し暗く程度の調整で済ませましょう。
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