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商品撮影ヒント集

ネットショップをメインに商品撮影に関連する記事を公開中です。
写真のテクニックや代行サービスの現状を理解して頂き、ショップ運営の参考にして頂ければ幸いです。
アパレル俯瞰撮影の方法
平置き撮影できちんと形状をキープしたまま商品写真として仕上げるには「俯瞰(真上)の状態」から撮影することは皆さんもご存知でしょう。
スタジオであれば、こうした俯瞰撮影については無難に対応するとは思いますが、自社で行うには天井の高さの都合などで難しい場合があります。
「大きな三脚を使って垂直にカメラを固定すれば・・」とマニアックな意見もあるかと思いますが、アパレル商材の場合、「服の丈」によっては固定ポジションが常に変化する場合があります。

例えばトップスとワンピースでは丈の長さが異なり、全体を撮影するにはそれなりの大きな機材が必要となります。
今回は「予算を抑えた俯瞰撮影の方法を考える」と題してご紹介したいと思います。

一般的に服を床に置いて撮る場合は、撮影者が脚立に登って、頑張って真上から撮ろうとしますが、やはり長尺のものは天井や脚立の高さに制限があります。
簡単な回避方法としては、服自体に傾斜をつけてしまえば、撮影者が高い脚立に上る労力が軽減されます。
要は、カメラに対して服が垂直になっていれば「俯瞰の状況になる」ので、それを構成します。
用意する部材は、白いスチレンボード(最低タテヨコ90☓180cm)と角度をつけるための台座(100均の発泡ブロックでOK)これだけです。
実際の撮影イメージが以下のイラストとなります。

俯瞰撮影の見取り図
ご覧のように俯瞰撮影が実現できるように配置すれば、巨大な脚立や三脚がなくても撮影は出来てしまいます。
撮影者が上り降りする作業が地味に集中力を削いでしまうので、商品点数が多い場合は有効です。
しかし、これにも問題点はございます。

お気づきかと思いますが、服をのせる白ボードの大きさに制限があり、且つ角度をつけ過ぎると服が固定できず傾斜によってズリ落ちてきます。
都度、ズリ落ちないようにパーマセルテープなどで留めれば良いのですが、面倒ですよね・・・
しかも、「予算を抑えた」と謳った割にはパンチ力が無い(笑)

そこで最終兵器の登場です!
イスに乗って撮るだけで俯瞰撮影をしたように見える方法を教えます・・というよりソフトを使用しますが(笑)
まずは、ある程度俯瞰になるように椅子の上に立ってパシャッと撮ります。
この時は、白ボードなど特に必要ありません。
背景にする白い紙を床に貼って、服を置いて撮るだけです。(もちろん照明には気をつけて)

こうして撮ったままだと当然「服の形状は歪んでいます」ので、あとはフォトショップなどの加工ソフトで歪みを調整して終わりです。
参考例として、普通のパイプ椅子に立って撮影した写真を俯瞰になるように形状を調整した事例をご覧ください。

俯瞰撮影テクニック
レンズ性能もあるので、ある程度初期の状態(左)でも「見れる状態」ではありますが、やはり形状がおかしくなっています。
最終的に「ゆがみ」を補正して仕上げます(右)

ポイントとしては後から歪みを補正するので、撮影時に余白を多めに撮っておくことです。
ファインダーを覗いて服を四隅ギリギリで撮ると、歪み調整を行った時に余計な作業が増えてしまうのでご注意を♪

俯瞰撮影は難しいと思われがちですが、一般の人でも撮影方法と加工ソフトを使うだけで実現できます。
実際に撮影してみて、今使っている外注先の写真と比べ遜色ないようであれば、自社で撮ってしまえば経費削減ができるかもしれません。
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