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商品撮影ヒント集

ネットショップをメインに商品撮影に関連する記事を公開中です。
写真のテクニックや代行サービスの現状を理解して頂き、ショップ運営の参考にして頂ければ幸いです。
スマホ用試着アプリの撮影と開発について
先日、実店舗での服飾ショップのサイト制作の件での打ち合わせの最中、「試着アプリの開発」というキーワードが出てきました。
このアパレル商品のバーチャル試着システムというのは、2年程前にスタッフブログでも紹介させて頂きましたが、一言で「バーチャル試着」といっても内容は技術仕様によって違いがあります。

結論から言えば上記オープン予定のショップの場合「試着アプリの撮影や開発」は見送ることになりましたが、なぜ見送ったか?を少し現状を含めてご案内しますので、検討中というネットショップがございましたら参考になれば幸いです。

まず、「バーチャル試着の内容の違い」ですが、大日本印刷が開発したデジタルサイネージ(大きなモニター看板)を活用した「バーチャル試着システム」と個人消費者が使うアプリとの違いについて知って頂きたいと思います。
(以下、デジタルサイネージ型はAR技術、スマホ用はアプリ型と記載します)

デジタルサイネージ(AR技術)は、基本的に店舗内の大型ディスプレーに訪問客が着替えることなく様々な商品を試すことができるのが特徴です。
対してアプリ型はスマホにインストール後、自分撮りをした写真に商品を合わせて試着するタイプです。
最近ではヘアアレンジアプリなども多く出ており特に目新しいサービスではありません。

一見便利なアプリですが、普及しないのには理由があります。
まずは試着するまでのプロセスが面倒なことです。
アプリ型の場合は、「アプリのインストール→自分写真の撮影→商品を選ぶ→試着イメージを確認する」非常に面倒です(笑)
またAショップ用の試着アプリはAショップの取り扱い商品でしか使えなかったり、屋外で撮った自分の写真と商品写真の合成の感じが微妙だったりりと不満点は多い。
そもそもスマホをいじっている時に、自分の全身写真を綺麗に撮ってアプリで試そうというテンションにならないのが最大のネックです。

しかし、AR技術の方は購入目的でショップに訪れた顧客に向けての試着サービスである点と姿見鏡のように自分をディスプレイに映して試着が開始されるため手間も軽減されるし、何より試着した時の行動もリアルなのがポイントです。
服を試着した時は必ず横や後ろの着用感を体を振って無意識に見てしまいます。
AR技術は、バーチャル試着(服の動きも認識)なのでグルっと回っても服がちゃんと動きに合わせて追従するため、よりリアルな試着が可能です。
対してアプリ型は2Dなので、平面的な試着(合成写真)という感覚は避けられません。

AR技術はメリットがありそうですが、コスト面で費用対効果があるかと聞かれれば疑問です。
現実問題として試験的に運用を始めたユニクロ・サンフランシスコ店でも2型分の試着に留まっているようです。

↓記事参照
http://www.dnp.co.jp/news/10056353_2482.html

単純な試着アプリであれば撮影コストを除けば、20万円程度で導入は可能ですが、ショップ側が気になるところはサービスとして成立するかどうか?という点です。
現実問題として某有名ブランドも2014年春にアプリ提供を始めましたが、1年で終了したという経緯を見ると実用的ではないのかもしれません。
新しいネット販売のカタチというのは今後も楽しみではありますが、「導入時期は慎重に」というのが個人的な見解です。
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