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商品撮影ヒント集

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ローパスフィルターレスで撮った写真の解像感
「ローパスフィルターレス」という言葉を耳にした人は少ないかもしれませんが、今回はデジタルカメラの内部処理について少し触れたいと思います。
個人的にもニコンのローパスフィルターレス機構のD7200を所有しておりますが、実際使ってみた感覚では「ネット向けではあれば効果は花丸満点ですw」
で、ローパスフィルターレスのカメラって何がいいのか?という点ですが、簡単にご説明すると解像感が良い(シャープに抜ける)といった所です。

デジタルカメラの内部には本来「ローパスフィルター」という部分があり、風景や人物の髪部分の写真をパシャッと撮った時にこの「ローパスフィルター」が働いて少し写真に嘘をつきますw。
この嘘というのは撮影したデータの電子信号を読み取っった時点で、「偽色やモアレ」を軽減させようとする機構です。
例えばチカチカ光っている水面を撮った時に、何となく良い感じにする機能(大雑把w)
モアレも同様の機能が働き、細かな服の生地のパターン(細いストライプ柄)などがある時は、線の境界をいい感じに調整します。

これだけを見れば「ローパスフィルターレス(機能が無い)」より従来の「ローパスフィルター有」の方がメリットが大きいと感じますが、これもケースバイケースです。
ローパス有りで「いい感じに調整する」ということは本来の解像感を犠牲にするという面もあります。
対してローパスレスでは偽色やモアレを発生させてしまう危険もあるということ・・迷いますよね(笑)

ここで大事なのは「ローパスフィルターが効くタイミング」を知ることです。
ここで言うタイミングとは持っているカメラの画素の並びより撮る対象の画素が細かい(画素<対象物)とローパスフィルターは効いてきます。
例を挙げれば、細かなものという表現になってしまいますが、アパレル素材だと幾何学模様の布地だったり、人物の髪の重なりだったりと・・意外と発動条件は多いのです。

少し前に話題になったSIGMAのデジタルカメラ dp2 Quattroは偽色もモアレも防いで、尚且つローパスフィルターレスということで、当時のキャノンの最上位デジカメより解像感では上をいくとんでもないコンパクトデジカメでしたw。

昨今ローパスフィルターレスのデジカメのニーズが高くなっているのは「中版カメラへの憧れ」もあるのかもしれません。
中版カメラは本来ローパスフィルターレスで、「抜けのある解像感は35mmのフルサイズとは比較にならない」(追:撮像素子の影響もありますよ。
こうした魅力ある解像感を手の届く範囲で使ってみたいという写真欲が出てくるのも納得です。
シャープな写真が撮れるということは、何も高級機だからということではなく、内部の機構などによっても多少変わるということを知っておくと良いかもしれません。

ローパスフィルターレスの解像感というのは経験すると楽しい世界ですが、ローパスフィルターを使った写真品質の向上も各メーカーの企業努力も見えてきてこれまた楽しいものです。
あくまでもローパスフィルターレスのカメラを使ったからすぐ写真が変わるということはありません。
要は何をメインに撮影をしているかを考えて機能や機構の有無は判断していきましょう。
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