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商品撮影ヒント集

ネットショップをメインに商品撮影に関連する記事を公開中です。
写真のテクニックや代行サービスの現状を理解して頂き、ショップ運営の参考にして頂ければ幸いです。
写真のピントとボケについて
今回は写真撮影のピントについて人間の目に例えながら少しご説明したいと思います。
カメラを始めてレンズのことを考えると自然と「明るくて良くボケるレンズ」を探すこともあると思いますが、このボケのメカニズム、、被写界深度など聞きなれない言葉で説明するとややこしいので、ここで今すぐ簡単に理解するための実験をしてみましょう!

ではまず、自分の顔の前(目の近く)に「手」を持ってきて、目線を手に集中します。
すると手を頑張って見ることで、手以外のものはボケて見えますよね?
この状態がカメラでいう「F値を小さくした状態」で、カメラのF値は人間の目のピント調節と似ています。

目の前の1点に目線を集中することで、周りをボカす。
人間の目は「今は手を見てるから、あとの情報はボケてもOK」と無意識に排除します。
恋に落ちて周りが見えない状態とは意味が違うので注意しましょう(笑)

冗談はさておき、カメラの場合は、人間の目のように「何を重視するか?」を判断できないので、F値(絞り)の数値を小さい値で対象以外をボカしたり、また全体像をハッキリ見たければ、F値(絞り)の数値を大きくして見える範囲のすべてを鮮明に写しなさいとカメラに命令(設定)をします。

以前このブログでも、「何でもボカせばいいってものではない!」と書きましたが、人間の目に例えれば「何を見たいか?」ということなので、写真ではカメラマンが何を見ているか?を写真を通じて伝える事になります。
「綺麗にボケるから撮った」ではなく「対象物以外は見せたくないから周りをボカした」が正解のような気がしますね。

では、商品撮影においてのピントの範囲、つまりF値の設定はどのような効果があるのでしょうか?
次の写真をご覧下さい。

ピントとボケの比較サンプル
左側は写真全体にピントが合う(シャープ)状態になっています。
対して右側は「モデルの目」以外は、ボカした状態の写真です。
右側の「目にだけピントが合っているもの」は、素直にモデルの顔に印象が強く残ります。(人間の目で例えると顔を見つめた状態)
逆に左側は頭から腰あたりまでスッと目線が移動する感覚になるかと思います。(試着室の鏡で自分を見たときのような・・)

商品撮影のように服を見せることに重点を置く場合は、左の写真が適していますが、人物メインの写真であれば右側が適します。
さらに言えば、同じ商品撮影でもイメージ重視であれば・・右と左の写真、どちらがいいでしょうか?

ピントとボケの関係性は写真にとって撮影者の意図を明確にするためには重要なポイントです。
「綺麗に撮ること」を優先するよりも、まずは基本的なピントやボケの意味を理解して、「何を写したいか?」を優先できる感覚を養うことが写真の上達への近道のような気がします。
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