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機材とテクニック一覧

商品撮影のヒント集 > 機材とテクニックのカテゴリー記事一覧となります。
ウィッグやヘアサロンで使える撮影方法
アパレルと言ってもジャンルは広く、単に衣服のみの撮影ばかりではありません。
商品撮影はクライントが扱う商材によって照明パターンの提案ができる点が良いスタジオの条件でもあります。
今回はウィッグやヘアカタログでも使える照明サンプルをご覧頂き、少しネタバレも記載してみたいと思います。

衣服に限ったことではありませんが、消費者が購入した後に「太陽の下で商品がどのような色になるのか?」という疑問が湧く商材にウィッグがあると思います。
ウィッグなどのヘアー商品というのは、暗い照明下で撮った場合と強くライトを当てた場合のライティングの違いで商品の印象は大きく変わっていきます。
例えば明るい「ライトブラウン」のウィッグを購入しようとした場合、照明の当て方によっては「ダーク」にも「ライト」にも写ります。

ということで、ウィッグ系については弊社では最低3パターンの照明は単純に思い付きます(笑)
スタンダードなもので、ヘアカタなどでも流用できる参考照明をご覧下さい。

ヘアー撮影の照明サンプル
写真は自毛ですが、髪型の輪郭と明部と暗所の境界が分かりやすいと思います。
また、モデルの肌質の柔らかさや全体の色合いも優しい印象で伝える事ができます。

一見すると、スタジオでなければ撮影できないと思いがちですが、コツが分かればどこでも撮れます。
この照明のコツは、モデル背面から強い光が当たっている、つまり逆光になっていることです。
でもそんな状況は作れない・・・と思っていませんか?

例えば、事務所の窓際に太陽の陽射しは入ってきませんか?
またデスクの照明スタンド・・使えませんか?

要は、モデルの顔(前面)と背面とのコントラスト(光の強弱)があれば、シチュエーションとしては同じです。
ヘアカタログなどでハウススタジオを使って綺麗に撮られた写真がありますが、社内を見渡して窓に太陽が挿し込む場所さえあれば、擬似的に同じような印象の写真に近づけることは可能です。
窓が汚れているなどの場合は、レースのカーテンなどで隠したり、絞り数値を小さくして背景ボケにしてしまえば良いのです。

しかし、このままだと、前面と背景との明暗差があるので、顔が暗く写ってしまうかもしれません。
その場合はレフ板(必ずしも撮影用品である必要は無く、大きめの白い模造紙でもOK)で、顔に背面からの光の回りこみを反射させるように調整すれば良いのです。

工夫次第で、お客様でもカメラを持っていれば撮影できてしまうことは商品撮影ではよくあることです。
今回参考に出した程度の照明テクニックで「ハイクオリティ」だと言うのであれば、そのスタジオは疑わしいぃぃ(笑)
ヘアライティングはもっと楽しく深い分野です。
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測光モードと写真の仕上がり
スタジオ撮影の現場風景などでアシスタントがモデルの顔の前に何か機械を向けて測定している・・なんて場面を見たことがあると思います。
これは簡単に説明すると、「光の量を測っている(測光)」状態です。
モデルの顔だけではなく、写真に写る各部分(背景など)も測っていき明るくなり過ぎたり、暗くなり過ぎたりしない「適正値」を数字と知ることができます。
こうした測光の仕方には「光に直接向けて測る(入射光)」、「被写体に跳ね返った光(反射光)を測る」2パターンがあります。

測光パターンについては詳しくこちらでも触れてますのでご参考下さい。
露出計を使った商品撮影の仕方

さて、今回はカメラに内蔵されている露出計である「跳ね返った光(反射光)を測る」ことで意図した露出を目指します。
簡単でお手軽な測光モードのコツを掴むと、撮影する上で便利だと思いますので覚えてしまいましょう!

まずカメラ機能のメニュー画面で「測光モード」という項目を探してみてください。
すると次の3つの測光モードが選択できるようになっています。
測光モードのマークは次のようなものがあります。

測光モードのマーク表示

分割測光パターン(マルチパターン測光など)
画面全体を分割して平均的な明るさを計算する方式

中央重点測光
分割測光よりはやや測光範囲は狭くなりますが、画面上の中心付近の明るさを測ります。

スポット測光
名称そのままですが、狙ったポイントのみを測光し、明るさを決めます。

上記の測光モードですが、シャッターボタン半押しで測光(計測)ができますので、ファインダーを覗いて「露出がアンダーかオーバーか」を露出インジケータで確認もできます。(カメラ毎の設定によって変わります)
また、メインの被写体にフォーカスを合わせた後に構図を決める動作も問題ないのでご安心を。

徐々にややこしくなってきたので、測光モードには種類があるということが分かって頂けたらサンプル画像でモードの違いを検証してみます。

測光モードの違いによるサンプル画像
ご覧頂いくと分かると思いますが、測光モードの違いによって写真の仕上がりは変わっていきます。
写したい対象の露出を知ることで頭の中でイメージした「こう撮れて欲しい」という明るさイメージをサポートする機能でもありますので、「明る過ぎる」・「暗過ぎる」と感じたら測光モードを切り替えて、カメラ側に「どこの明るさを基準にするか」を指定させることで、手軽に狙った写真が撮れることも多いと思います。

意外と取扱説明書を見てもスルーされてしまいがちな機能ですが、F値やシャッタースピードなどで露出調整を行なうことも間違いではありませんが、「被写体に当たっている光を知る」という点で見れば、撮る環境やモノによって測光モードを変えることは大切なことです。
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人物撮影のはじめ方
最近はなぜかモデルコードで掲載している写真を見て頂いて、アパレル向けの商品撮影だけではなく、モデルやタレント事務所からも撮影オファー頂くようになり、ますます写真が楽しくなってきている今日この頃です。

こうした仕事柄、人物を含めた撮影が多くなっているのですが、つくづく初見で人物を撮る場合に大切なことは「スタートの1分」だなぁ~と実感しています。
セッティングや作業構成などはさておき、どんな感じで終了までの工程が流れるかは1分で決まる!・・正確には撮り始めたときに被写体となる人物の大枠を把握することができるような・・

感覚的な問題なので伝わりづらくて申し訳ないですが、よく「モデルさんのテンションを上げる」こともカメラマンの仕事と言われますが、私の場合は、あまり無駄に声を掛けないようにしています。
撮影現場でありがちな「いいね!!、かわいい!」なんて言葉を発するのは年に数回かな(笑)
そうした「THEカメラマン」的な声掛けを行なうよりは、撮った写真がすぐモニターに表示された時に「良い感じ」で撮れていれば大体の人は気分は上がるはずです。

では、人物撮影で気分が上がる写真とは何か?
これもまた不慣れなカメラマンに多いのが「変わったアングルで撮り始める」という自分勝手な撮り始め方
写真の構図やアングルを考えるあまり、被写体と対峙しているようでそうでないパターンです。

まずは「正面から被写体となる人物を見つめて全体を把握すること」がベターです。
スタートの段階から過度なアングルを探したり、ポーズの指示をするなどの言動は被写体となる側からすれば困惑してしまいます。
「正面を見る」、単純なようでカメラポジションや構図を考慮しながら向き合うとなると意外と奥が深いと感じるはずです。

例えば、撮影スタートの段階から人物が引き立つ良いアングルを探そうと、凝ったアングルで撮った数枚が、「イケてない写真」になった場合、カメラマンも被写体も前途多難な撮影の幕開けとなりますが(笑)、正面からのアングルはそれほど大きな失敗はないでしょう。

正面から平行に撮ることは人物に限らずどんな撮影対象であっても大事です。
横から斜め上から、はたまた超ローアングルから撮ることにチャレンジするのも良いですが、後から写真を見てみると案外、正面からが一番スッキリしていたなんてこともよくある話です。

人物撮影の最初の1分で真正面からしっかり被写体を見つめて進めていくと、何か感じることがありますよ。
今回は人物撮影のいろはのお話でした~。
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写真加工のはじまりについて
デジタルカメラで撮った写真を加工する・・と聞くと一般の方はあまりプラスのイメージを持っていない人も多いかもしれませんが、「未加工の写真」と「加工して仕上げられた写真」一体いつ頃から始まったのでしょうか?
答えは写真がはじまったその時代から「写真加工という表現への挑戦」は存在していたのです。

人物写真の場合、「写真いじったよね」と言えば、あたかも整形手術をしたかのような印象を受けますが、世の中に加工されていない写真など無いと言ってしまうと誹謗を受けそうですが、フィルムやネガの段階から、色を調整してプリントするという段階で加工というならば、案外「世の中すべては加工写真」です(笑)

個人的には加工する、しないに関しては特に先入観もありませんが、写真加工への前提として「元画像よりもさらにレベル(質や表現)を高めるために行なう処理であるべき」と考えています。
例えば、撮影現場で「あとでソフトで何とかするカメラの設定もオートでいいや」という考えはNG!
撮影現場での環境や機材などを考慮してイメージに近づけるためベストを尽くして、さらにソフトでイメージに近づける!これが加工ではないでしょうか?
昔から暗室での作業はブラックボックスで「撮影者の最終仕上げ」なのでこれも最終加工とも言えますね。

カメラメーカーでもあるフジフィルムのプリントサービスに、「FUJIFILM Professional Xプリント」というのがあるのをご存知でしょうか?
これは「FUJIFILM Xシリーズ」で撮られたカメラに限られますが、Xプリントマイスター(プリント写真の匠)が仕上げてくれるサービスです。
簡単に説明すれば、送られてきた撮影データをマイスターが判断して「極上の色味と雰囲気のある写真」としてプリントしてくれる。
利用した経験のある方なら分かると思いますが、「うっとりするほど見事な写真プリント加工」・・・
つまり、先にも述べた写真をさらなる高みへと導いてくれる、色合いやディテールへのプリント加工処理はまさしく匠です。

プリント加工出力サービス

なんかフジフィルムさんの宣伝みたいになてしまいましたが(笑)、フィルムカメラでは写真の仕上がりはプリントに全てがかかっている!というのが常識でしたが、ネットの普及に伴ってあまり撮った写真をプリントする機会が少なくなり、写真の加工という言葉が「下手な部分を補正する」という意味合いになっていることには少々疑問が湧きます。
プリント処理=デジタルの今ではデジタル現像(加工)がマイナスなイメージではなく、表現方法の1つだという本来の意味を忘れてしまっては淋しいですね。
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大量の写真をリサイズするコツ
商品撮影された写真を使用する場合に、ECサイトごとに画像サイズが異なる・・
そうした場合、画像の縮小リサイズ処理どうしていますか?

納品された写真を1枚ずつ画像編集ソフトに読み込んでサイズを調整・・・これでは時間と手間がかかります。
フォトショップのスクリプト処理を使っても良いのですが、お持ちでない人もいると思うので、今回は無料で使えて複数の画像のリサイズやフォーマット(ファイル形式)変換を一括で行うツールをご紹介します。

ソフトウェアはWin版で「Ralpha Image Resizer」Vectorページ ←こちらからダウンロードして、解凍し、「Ralpha.exe」をクリックしてソフトを立ち上げます。
では早速、一気に大量の画像をリサイズしてしまいましょう!(3,000枚くらいはエラーなど無しでリサイズしてくれますw)

とはいえ直感で使えてしまうソフトなので、主要部分のみササッとソフトの解説をしていきます。
まず、メニューから「設定」を開いて読み込むファイル形式の設定を確認しておきます。
ここでは「JPEG」の項目を見て「品質」を「100」で「OK」で閉じます。
もちろん「JPEG」以外のファイル形式に変えることもできますので、その際は「フォーマット変換設定」を触ります。
画像リサイズの準備

続きまして、「画像の横幅」を決めていきます。
赤枠左の「大きさ」の項目から画像をリサイズする時の基準の「辺」を指定します。
図では「短辺基準」となっていますが、縦長、横長の画像サイズで混在している写真を通販サイト用に統一するには「幅」での基準でもよいでしょう。
ここでもピクセルやパーセントで指定できるので非常に用途を選ばず便利です。
画像のリサイズ幅を決める

さて、最後にリサイズをしたい画像をドカンとソフトにドラッグ&ドロップしてメニューから「変換」→「実行」で終了!簡単です。
リサイズしたファイルの出力先(保存先)も「設定」→「出力フォルダ設定」で行なえます。
画像リサイズの実行

まとめ
こうした画像リサイズソフトはいくつかございますが、有料だったり変換時にエラーが出たりと中々シンプルで高機能のものは少ないですが、「Ralpha Image Resizer」は優秀です。
使い道としては、楽天では短辺800pxで画像を作っていて、Yahooショッピングでは700px・・というようにECサイト毎で画像サイズが異なる場合は、予め大きいサイズ側で制作をしておき、あとは一気に画像をまとめてリサイズ処理を行なえば、作業時間の短縮になります。

弊社の商品写真の場合は、最低1500pxで撮影画像を納めているので、画像リサイズの相談はたまにございます。
かといって800px納品だと編集するときに服のパーツのアップをトリミングする際に、不便ということで1500pxの大きいままの画像を希望されるお客様も多いです。
編集は、自由度のある大きいサイズで、画像加工が済んだら一気にリサイズ!これが便利かもしれませんネ♪
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