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機材とテクニック一覧

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プロとして写真を目指すには
大げさなタイトルを付けてしまって戸惑いますが(笑)、弊社にも最近はアシスタントからカメラマン希望の方にお会いする機会も出てきました。
業務を拡大するということはまだ少し先になると思いますが、改めて「プロとして撮る」ということについて触れていきます。

私自身、誰かに師事してカメラを学んだことは無いです。
しかし、現在はお金を貰って撮影を代行していますので、世間的に見れば「プロ」なのでしょう(笑)
趣味で写真を楽しむのとは違い、業務となれば撮影に関する引き出しをどれだけ活かして希望の写真に近づけるかが重要になります。

ただプロ・アマ問わず変わらないのは「写真は楽しい」ということです。
体力的にきついとかは、どんな仕事であれ避けては通れませんので、考えたこともありません。
すべては撮影終了後の満足感で肉体的な疲労は帳消しになります。

では満足感とはナニ?

こうした気持ちになるためにはゴールがイメージ出来ていなければ得られません。
つまり「こういう写真にしたい!」という仕上がりのことです。
当然、厳しい条件での出張撮影では予定は崩れ、出くわした環境でゴールを迷走しながら探します。

こうした着地点を決めるには「撮影の手段と知識」は絶対条件になります。
冒頭で「写真を始めるために師事したことは無い」と書きましたが、仕事として写真を撮ることになって最初に圧倒的に自分に足りないと痛感したものは、「知識と経験」です。

経験といっても個人がスタジオを借りて、テストをするにも費用がかかる上、そもそもどうやって知識を得ていくのかという方法すら分かりません。
そこで私が行なったのは、まず写真のジャンルを明確に意識することです。
モデルコードの場合は当然アパレル・ファッション系となる撮影手法です。

そして今も昔も変わらずやっている習慣として「自分の扱う業界の写真」を必ずチェックして、気になったライティングがあれば、ストロボの配置状況や使用機材などを予想して、セッティングの予習をします。
そうしたパターンが溜まったら、スタジオで実際に照明などを組んでテストをし、修正をくり返します。
この時、モデルは呼びません、マネキンで撮影してじっくりと学習していきます。
一例をご覧頂くとこんな感じです。

撮影の予習復習メモ
雑誌などの写真から照明を予測して、実現できるように近づける。
一見するとモノマネのようですが、雑誌の写真に撮影方法は掲載されていないので、独学で近づけていけばオリジナルの照明パターンになります。
こうした極秘ネタ帳は今は私の財産で「知識と経験」を補ってくれます。

プロとして写真を撮るための条件を私なりにお伝えするのであれば、「プロは必ず努力をすること」です。
高価な機材や独特なセンスがクローズアップされがちですが、地味な作業は必ず実力に変わっていきます。
その場限りのセンスで10回中3回がパーフェクトな写真が撮れるよりも、100%の確率で平均以上の写真に仕上げることの方が余程難しいのです。

撮り続けるジャンルを見極めて、それに対して猛進する!
こうした地味な作業を繰り返していくうちに、ふと気付けばお客様から「さすがプロ!」と、ありがたい言葉を頂けるのです。

写真を撮るプロという意味は、講習を受けて肩書きをもらうのではなく、意識を持って写真に向き合った結果、周囲がプロとして納得してくれるかどうかで決まります。
あとは地獄のような現場をいくつか通れば、テクニックなどただのオマケと気付くはずです(笑)
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モノブロックストロボの選び方
商品撮影には欠かせない「光」、代表的なものとして「モノブロックストロボ」がありますが、移動も便利ですしジェネレータータイプと比べて比較的に安価に購入できることもあり、撮影に導入されているショップも見かけるようになりました。

ジェネレータータイプと比べて安価とはいえ、「きちんとしたストロボ」は8万程度はするので常時使わないショップにとってはまだまだ敷居は高い撮影機材とも言えます。
そこでネットで検索すると出てくる「非常に格安なモノブロックストロボ」・・魅力ですよね~、なんといってもコスパが良さそう・・・

今回は実際に私がこうした格安ストロボを買ってみて、高価なものも何が違ったのかを経験談を交えてご説明します。
まず、私も皆様同様「破格のプライス」が魅力でした(笑)

さすがにメインとしての導入は考えていませんでしたが、「サブ照明としてあってもいいかな?」と簡単な気持ちと2万弱で手に入るのが魅力で3つ買いました(笑)
結論から言いますと、

個体差がありすぎるぅ~!

これに尽きます。
モノブロックストロボの違い
A・B・Cの3つのストロボの光量をメーターで計測してみると、酷いものだと発光する毎に数値が変動する始末・・
これがどういう結果になるかと言えば、ライティングを完了させ、同じカメラ設定でバンバン撮ると「明るい写真」、「暗い写真」が撮れてしまうことになります。
また、撮影を続けるとストロボ本体が異常に熱くなるものと、そこそこ発熱を抑えて頑張るタイプに分かれて・・ここでも個体差が発生。
これではライティングどころの話ではありません。

商品撮影では使用するのは無理だと分かり、簡単な取材用のサブサブ機として使っていましたが、次に出てきた症状は「発光しない・・」
ストロボを分解してみると、コンデンサが容量不足だと判明・・結果焼き付きを起こしてお陀仏です(笑)

購入した3つの内2つは既に廃棄となっています。(残った1つはとんでもないアクシデントが起こった時の保険として保管)

それ以来、こうしたストロボを購入することはありませんが、レビューなどを見てみると「この値段なら仕方が無い」と書いている人もいますが、撮影照明機材は「安定して発光してこそ普通」なのです。
発光するから許容範囲ではなく、安定した光量を発光して3ヶ月で潰れたなら納得ですが、そもそも光量が安定しないのはナンセンスなのです。

まとめると安価なモノブロックストロボを購入する際の注意点というか覚悟しておきたい点はこれです。
・発光量が一定でない場合が多い。
・ストロボ内部のコンデンサが粗悪なものが多い。
・200発くらい発光させると異常な発熱が起こるものもあるので火災に注意。
・発光管によって色温度にバラつきがあるため、クセを把握する必要がある。
・電源ケーブル自体が熱を帯びるようなら電圧異常があるため使用を中止する。
・ライトスタンドの差込口は壊れやすいので予め補強する。
etc


イケてない点を挙げればキリがないですが、ここで考えてみましょう。
これだけのリスクを背負って購入する意味があるのか?(笑)

商品撮影に限らず撮影作業は集中力です。
撮影しながら「ストロボ大丈夫かな??」と考えるほどストレスが溜まって撮影業務の邪魔になることはありません。

値段的には割高になりますが、ストロボは疑わしい商品を買うよりは安心できる撮影機材で集中することをお勧めします。
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レンズプロテクターは必要か
一眼レフを買った事がある人ならお分かりかと思いますが、新しくカメラを買うと、付属品もあれこれ必要になります。
その中でもレンズを保護するために使うレンズプロテクターは、誰もが購入する必須アイテムのようになっていますが、コレって本当に必要なのでしょうか?

まずは「レンズプロテクター」って何?という方の為に画像でご説明します。
レンズフィルターの種類
これはレンズを保護するためのレンズ!?・・何だか本末転倒のような商品ですが、簡単に言えばスマホを買って保護フィルム貼るような感覚の商品です。
目的は当然、レンズを傷つけないように守るのですが、私はこのレンズプロテクター・・一番安いのを買います。
理由としては撮影が始まったらレンズプロテクターは外してしまうので・・装着したまま撮る事はありません。

撮影時の交換レンズはレンズキャップを付けずにプロテクターを装着して立ててあります。(外出時はレンズキャップ付けますよ(笑))
つまりレンズプロテクターはレンズキャップの代用として使っている感覚で、撮るときには外してしまいます。

「付けたまま撮ればいいじゃん!」と思うかもしれませんが、なんか・・あれってただのガラスですよね・・(汗)
せっかく高価な!?レンズを買ってテンション上がってる気分が一番重要なレンズ前面に「ただのガラス」があることで、レンズ性能が台無し・・と感じてしまうからです。

これには理由がありまして、私も写真を始めた当初は「レンズプロテクター装着で撮影」をしていました。
やっぱりレンズは守って欲しいですもの・・

で、夕焼けの風景写真・・詳しくは建築用の写真を撮った時に「変な乱反射」が気になりました。
夕焼けが綺麗に出ている状態の撮影時間は限られているので、焦っていて何かの拍子でプロテクターを外してしまったのです。
不思議とレンズプロテクターを装着せずに撮った写真には乱反射はない・・・あれ?もしかしてプロテクターって邪魔なの??
と感じてからは、プロテクト(保護)は大事ですが、撮影時には不要という使い方になりました。

必要か不要かと聞かれれば「あるに越したことはない」くらいの感覚ですし、同じ用途であればレンズキャップで十分です。
そもそもレンズキャップってレンズを保護するものですから(笑)

レンズプロテクターの利用用途としては、撮影時に使う予定のレンズ(待機レンズ)には装着させておき、テストでサッと撮るまでは装着、「よし、このレンズでいこう!」となったらプロテクターは外してしまいます。
待機中のレンズ群の簡易保護みたいな感じです。
待機状態でレンズキャップが付いているとすぐ撮るために外すのが面倒ですし、キャップ自体がすぐ行方不明になるので(笑)仮置きの状態でのレンズプロテクターは重宝します。

詳しく検証したことはありませんが、例えば「この描写力で生きていく!」みたいな覚悟をして、すごく高価なレンズを買って最終的にレンズ前面に「チープなガラス」が付いていると、キットレンズでいいのでは?とテンションが下がります。
描写力などに影響が出るかどうかは不明ですが、精密に考え抜かれたであろうレンズにプロテクターで冷や水を浴びせるような・・

最終的にはお好みで・・ということになりますが、例えば砂埃が舞うシチュエーションでシャッターチャンスが来たときに「レンズプロテクター無し」でレンズを犠牲にしてでも撮る覚悟があるのか?
プロならばレンズより「今しかないチャンス」を選択するでしょうし、レンズ溺愛家ならレンズを想って「傷が付くかもしれないから次の機会を待つ」でしょう。

所詮、カメラもレンズも撮るための道具でしかないと考えるタイプかどうかの問題のような・・
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写真講座やセミナーについて
本日はネット上でもちょいちょい目にする写真講座やセミナーについて私的な意見となりますが、ご了承下さりお読み下さい。

まず私自身の人生の中で写真講座やセミナーに行ったことはありません。
というのは、前提として「通うのが嫌い(笑)」という駄々草な性格なので、何かを学ぶという受身で知識を得ることことはした記憶が無いのです・・
こうした性格は今に始まったことではなく、パソコン関連にしてもPC98時代からHTMLやアドビ関連製品の操作方法やスキル、写真でいえば撮り方や写真論みたいなものは完全に自己流です。

とはいえ写真について言えば、ネットだけではなく図書館に行けば、膨大な資料に目を通すことができ、基礎的なことは特に写真講座やセミナーに費用を投じなくても身につくでしょう。
例えばお金を払って「カメラの構え方」などを学ぶことに意味を見出せないでしょう。
自分のカメラを手にとってしっかりホールドできれば、それが自分の「構え方」なのです。
構え方は撮るための過程であって、写真が撮れれば変な持ち方でもいいではないか!?(笑)

さらに商品撮影の撮り方みたいな講座もありますが、ストロボ光量と設置位置、カメラの各設定値など決められた数字を知って作業を行なえば、有名カメラマンの篠山○信さんでも素人Aさんでも同じ写真は撮れるでしょう。
しかし、「応用編として色んなシチエーションを想定した講座もある!」と思うかも知れませんが、そのような今後遭遇するか分からない状況を学ぶより、「今撮りたい状況を深く研究する」ことの方が遥かに写真力は向上する。

要は学ぶ必要性があって学ぶのか?、単純に写真を上手く見せたいのか?これで写真講座やセミナーの意味など全く変わってしまうということです。
私自身の見解としては、「知識が不足しているなら知識を得ればよい」、「経験が足りないなら写真を撮りまくれば良い!」、単純な考え方です。

経験を増やすといってもスタジオで撮る機会など少ないよ!という場合でも「写真を撮る経験」はどこでだってできます。
風景でも動物でも何でもいいのでカメラや写真と向き合えば、カメラが手に馴染み、設定値も自然と感覚で捉えるように必ずなります。
くり返す動作こそ経験です。

本ブログで「写真を楽しみましょう」と何度も書くのは「好きなら技術も向上する」、しかし「仕方なくやっている状態」ではどれだけ写真講座やセミナーに行っても「講座会場やセミナーを受けたという満足」だけで終了していまいがちです。

写真講座やセミナーで学ぶことを全否定するわけではありませんが、「誰かに教えられたままの技術」は、写真講座やセミナーと同じ環境で撮ることがほとんど無い撮影現場では却って動揺してしまう結果になりかねません。

自ら欲しいと感じた知識の習得と、くり返してきた経験だけが「いざという時」に役立ちます。
ただカメラを持ち出して行動さえすれば写真はどこでも学べます。
カメラ機器を所有するだけでなく、「たくさん使う」ことが写真上達への近道です。
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環境に合わせたライティング
社内で商品撮影ボックスなどを利用して商品を撮っている人も多いと思いますが、どうしてもボックスを利用する場合は、「箱のサイズで撮影できる商品の大きさ」が決まってしまいます。
人物撮影を行ないたいけど特別な機材が必要になりそうで手が出せない・・
とはいえ、スタジオを借りてまで撮るまでもない・・
今回は事務所の中で人物撮影を行なう、でも照明は1つしか持っていない・・そんな時でも手軽にライティングを考えるためのヒントをご紹介します。

まず事務所内でよく見かけるのは「横長で筒状の蛍光灯」が一般的に使われていると思います。
人物撮影でも小さなブツ撮りでも「トップライト(天井からのライト)」は綺麗な写真を撮る際に意外と重要なので、この天井に設置されている照明を使わないのはもったいない!
でも裸のままの蛍光灯の照明をそのまま使ってしまうと、「光は硬くなってしまう」ので、少し大きめのトレーシングペーパーで蛍光灯を覆います。
※蛍光管に直接貼るのではなくドーム型に緩く貼ります。(火事注意)

天井照明でのライティング
これで擬似的に大きなソフトボックスしてしまいます。(蛍光灯が複数ある場合は撮影に影響する照明は外すか同じように覆います)
あとは人物の立ち位置ですが、立つ場所によっては顔に変な影が出てしまうので注意しながら立ち位置を探して撮影すれば、自然な室内写真となります。
スタンド照明などがある場合は、同じようにトレーシングペーパーで覆って、顔に出てくる余分な影を打ち消すように照明の当ててもOKです。
活字で書いてしまうと何だか難しそうですが、要は大きな商品撮影ボックスを作ってしまう感覚で行なえば、「トップライト」+「メインライト」の2灯撮影の原理と変わりません。

実際に撮影してみて光量の割合などを写真で確認しながら「立ち位置」やカメラの設定を変えていくだけです。
この時、天井の蛍光灯から射し込む中心の光が、人物の頭の真上に当たるようにはせず、「少し後頭部寄りに光の軸(中心)がくるように」立ってもらうと、顔に余分な影が出てしまうのを軽減できます。

商品撮影ボックスなど既成品を使った撮影に慣れてしまうと、写真を撮るためには何かしら特別なものが必要になると思いがちですが、
写真照明の考え方は「ここではできない」と考えるのではなく、「ここでできる照明の当て方は何があるか?」と思考を変えれば意外とヒントはあるものです。

自社にある照明(光を出すもの)を一度見直してみて、型にはまり過ぎない商品撮影にチャレンジしてみて下さい。
ひょっとしたらオリジナリティ溢れる素敵な写真が撮れるかもしれませんよ。
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