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機材とテクニック一覧

商品撮影のヒント集 > 機材とテクニックのカテゴリー記事一覧となります。
世の中には「誰でも簡単に商品撮影ができるキット」なるものが販売されています。
今回のネタは決してそうした撮影キットを批判するものではなく、「私ならこうする」という1つの意見です。
工作が苦手という方は、費用対効果をみながら既製品を購入するか否かを決定して下さい。

では、今回検証する商品撮影キットの内容を見てみましょう。

噂の商品撮影キット
基本的にはボックス型の撮影台ですが、撮影可能なサイズにも制限がありますので、アパレル系のワンピなどの撮影には向きません。
アクセや雑貨類には良いかもしれませんね。

ここからが本題で、価格として4万円程度するこの商品撮影キット!自作したらいくらで作れてしまうのか??
実際に見ていきましょう!

1~3は主に撮影台としての基礎部分ですが、要は背景ペーパーを吊り下げられて、トップライト(天井)を入れればOKです。
以下が代用できる市販の部材ですので価格を含めて検証してみます。

商品撮影キットの土台作り
土台はハンガーラックを購入すれば「簡易背景セット」が出来上がりますw
あとは、トップライト用のクリップ型電球をかませて、トレーシングペーパーで覆います。
これで、4万円の商品撮影キットの基礎の部分は完成です。

そして次にレフ板などの撮影台の前面に配置する部材を揃えてみましょう。
以下は4~7の部分になります。

撮影補助部分の制作
背景ペーパーは上質な撮影メーカーブランドのものでグレードアップして、その他は100均で十分ですw
あら・・完成してしまいましたけど・・・どうしよう・・・(笑)

いや、でもトータル価格が4万円になってしまったら自作の意味がありません。
金額をしっかり確認しましょう!

・ハンガーラック
・クリップ型電球
・トレーシングペーパー
・パーマセルテープ
・カラーボード
・ブックスタンド
・背景ペーパー
・ミニ三脚

合計金額は!9,880円!!!なんだそりゃーー激安商品撮影キット完成じゃないですか(笑)
さらに品質を向上させるためにテーブルやハンガーラックなどを追加しても15,000円もあれば、高級商品撮影キットになりますw
4万円出すならもっと照明機材を追加してもいいですね♪

ざっとここまで「本当に商品撮影キットはお得か?」について検証してみましたが、私なら間違いなく自作します。
工作という程でもなくハンガーラックに背景ペーパーをテープで留めるだけですが・・w

物撮りを専門に行なっている業者さんは、ほとんどこういった撮影キットを使うことは無いと思います。
プロは自作して光をコントロールする術を知っている、つまり最小限の設備でも撮影は可能だと分かっているからです。
正直言ってしまえば、以前ご紹介した「ダンボール箱の商品撮影ボックス」の方が光は綺麗に回ります。

4万円商品撮影キットのサンプル画像も公開されていますが、雑貨系のものであれば、自然光+レフ板くらいでナチュラルに仕上げた方が印象の良い写真が撮れます。
この記事を読んでいただいているプロのカメラマンなら皆さん知っています。
「万能な商品撮影キットなど無い!」ということを・・

是か非かの問題ではなく、撮影用品は工夫すればコストダウンを図れることを覚えておいて損はありません。
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撮影シミュレーターアプリ


一眼レフカメラを使って写真の勉強をしようと思っても、屋外にカメラを持ち出して撮るには・・ちょっと気分がノラない・・
そんな出不精の方でも時間がある時に楽しみながら撮影をシミュレートできる便利なアプリをご紹介します。
大胆な冒頭の書き出しになってしまいましたが、あくまでもシミュレートとしてお役立て下さい。

海外版ですが、上記のリンク先からページを開いてもらうと一目瞭然です!
撮影の雰囲気をシミュレートできます。

たかがアプリといって侮ってはいけません。
「天候」・「被写体との距離」・「ズーミング」・「ISO感度」・「絞り」・「シャッタースピード」はもちろん、撮影モードも「絞り優先」、「シャッタースピード優先」、「マニュアル」とかなりの充実でフリーで遊べます。

各設定項目を決めたらシャッターボタンを押すと、仕上がりイメージが表示されます。
シャッタースピードによる手振れや適正露出になるためには、どの設定をいじるとどこが連携するのか?
初心者の方にとっては、活字で説明されるよりも直感的に写真撮影の操作感を味わえるので便利です。

こうしたカメラレッスン的な事を実際のモデルを使って行なうとなると、費用や時間もかかりますし、何よりカメラテストに付き合う方は精神的に疲れます。
被写体としてカメラ前に立っていて、撮影側は数値を触って写真の違いを楽しめますが、被写体は立ち尽くすしかない・・・

カメラ機能で最初に覚えたいことは、「数値を変えると写真はどう変わるのか?」だと思います。
このシミュレートアプリならそうした数値の変化を視覚的に捉えることができますので、入門編としては役立ちます。

しかし、撮影は現場の空気感や被写体との会話の中から写真は生まれることを忘れないで下さい。
どれだけ撮影をシミュレートしてカメラ機能を覚え込んでも対象が変われば撮り方は変化します。

極上の撮影上達方法は「本気で撮って、本気で失敗すること」です(笑)
本気で撮って納得がいく写真が撮れなければ絶対に悔しいはずで、もっと上手くなりたい欲求が生まれます。
予習と復習、学生みたいな当たり前のことですが、撮影技術を自分のものにするには、所詮アナログな考えの方が近道だったりします。

バーチャルアプリやシミュレーターは、向上心をサポートするツールであって、技術や実績を形成する核になることはありませんのでご注意を。
写真撮影においてシャッターチャンスが訪れる瞬間は、心が動く瞬間ですのでシミュレートアプリでは再現できないと割り切りましょう(笑)
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カメラ選び
「カメラ欲しいけど何がオススメ?」

これって近くにカメラを持っている友人・知人に聞いてしまうよくあるパターン。
親切な人は機能面や画質の違いなど細かくカメラ選びのアドバイスをしてくれるかもしれませんが、個人的には「好きなの買えばOK」といつも言ってしまいます。
誤解の無いように書きますが、冷徹な対応ということではなく、道具選びなど感覚で選ぶのが一番です。

そもそも写真を撮るという行為は、十人十色。
もっと言えば、どのカメラを買っても写真は撮れるのです。

カメラに対する想いもそれぞれですが、現在市販されているカメラのことを購入前から機能や画質などを考えるのはナンセンスで「買ってしまえば機能も画質も納得して使うしかない」のです。
他のレビューなどを見て迷うのであれば、実際に店頭に行ってデザインが好きなのを選ぶと良いでしょう。
直感的に好きになったカメラは経験上、長く使うからです。

こだわってしまえば際限なく迷うことが出来ることもカメラ選びの楽しさの1つですが、「簡単なのがいい!」ならスマホでいいでしょ(笑)
道具というのは必要な条件を満たしていることが重要で、「持っていて可愛いのがいい」という条件であればトイカメラのホルガでもその人にとってはベストな選択なのだと思います。

仕事として使うカメラということでプロが選ぶのはコレだ!みたいなくだらない記事を目にすることもありますが、どんなプロでも写真だけを見て「機種まで当てれる人などいない」
そもそも機種が判断できて何のメリットが・・「機種ソムリエ」なんて職業ないでしょ(笑)

要は、写真を撮ることを目的にしている人ほどカメラを選ぶという事の優先順位は低い。
熱くカメラの機能面を語っている写真家ほど、「過去の栄光にすがっている評論写真家が多い」と感じるのは私だけでしょうか・・(暴言です)

撮影現場の経験上、一眼レフを使うこともあれば、コンパクトタイプを使うこともあります。
高画素ハイスペックな写真を撮ることが良い写真ということではなく、時には雰囲気を重視してチープ感を出したい時もあるのです。

PC関係の仕事で撮影をはじめた経験上、昔感じたことですが、こんなことって今もありませんか?
パソコンの中に「イラストレーター」や「フォトショップ」をインストールしてある・・が使ってない。
要は使わない人が万能アプリを持っていてもHDDの無駄です。
でもインストールしていることで、デザインができる気になっているみたいな・・
そんな変な所有欲とハイスペックカメラの所持って何か似ているような・・

満足できるカメラ選びは簡単です。
手に持ってみて「良いと感じるカメラ」をたくさん使って、たくさん写真を撮ることです。
くれぐれもカメラのスペック表だけを見ず、撮影者のスペックも見るようにしましょう。
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レタッチの基本を学ぶ
自社で商品撮影を行なった写真、レタッチで調整していますか?
ネットショップ上で取り扱う写真素材の雰囲気がバラバラだと心理的に「統一感のないショップ」という印象を消費者に与えることもあります。
例えば事務所内で太陽光を光源として、撮影しているケースなどは作業時刻や天候によって仕上がりにバラつきがあることもあります。

では、一般的にレタッチ作業とはどのような順番でどこを見ていけばよいのか?
今回はレタッチが必要かどうかを決定する基本項目を確認しながらショップ画像の統一感を目指します。

まず、大事なことは「基準となる画像」を必ず決めておくことです。
撮影回数が多くなってくると「前回の画像」を基準にする傾向が目立ちますが、最初(初回)の撮影で「ショップの基本画像となる色合いや明るさ」を把握しておきましょう。

では、始めていきます。

ホワイトバランスを調整する
撮影した写真のホワイトバランスを調整していく際は、「見たままの印象+α」を考えます。撮影の段階でキチンと調整できていればそのまま基本(元)画像として使用しても構いませんが、今回はホワイトバランスを少し調整して印象的に見えるように調整してみます。

ホワイトバランスの調整
これで、基本となる画像のホワイトバランスが決まりましたので、今後の作業はこの元画像を基準に「どう印象付けていくか?」を決めていきます。

明度の変更
適正露出という点で見れば、元画像の方が適していますが、バナー画像などインパクトを出したいときは、まず最初に「明度の変更」を確認してみて下さい。露出を変えることでハイキーにもローキーにもなりますので、最初に色合いを変更してしまう前にまずは「明度を変えてみる」このことを覚えておきましょう。

明度の変更

コントラストの変更
明度の変更は画像全体に影響を及ぼすのに対し、コントラストは画像内の「明暗の差」を調整する部分になります。
この設定項目で「パキッとした画像にするのか?」または、明暗の差を少なくして「ぼんやり柔らかい写真にするのか?」を決めることが出来ます。
同一のショップ内でブランドによりイメージが違う際はコントラストを調整することでシャープにもスウィートにも仕上げることが出来ます。

コントラストの調整

彩度の変更
いわゆる「色合い」を決める項目となります。基本設定では画像全体に影響しますが、スポット色にターゲットを合わせて調整することも可能です。
参考画像では花びらのピンクを強調するように彩度調整しています。
この彩度調整でカメラやレンズの影響による色を忠実に再現することもできますので、ホワイトバランスでは補完できない部位の色調整にも有効です。

彩度の調整

色相の変更
あまり普段は使用しない機能ですが、1カラー分の写真からカラーバリエーションを生成する時に使えます。
例えば参考画像のように、同じピンク系の花びらでも、「少し淡いピンク」がある場合などは色相を指定して微調整することで、カラー展開分の写真素材として仕上げることが出来ます。
参考では「レッド系」「イエロー系」を調整しています。

色相の変更

こうした基本的なレタッチ機能を把握することで、撮影時のムラをなくして統一感のある写真素材に仕上げることができます。
商品説明画像としてレタッチを行なう場合は、「極端に本来の色を損なわないようにする」ことも大切です。
基本レタッチの順番を覚えておくと、補正作業が迷走してしまうミスを防ぐこともできますので、やみくもに画像補正を行なうのではなく、順序を決めておくと効率的に作業が進みますのでご参考下さい。
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撮影照明と光の質の違い
最近では商品撮影キットで、「ストロボ+アンブレラ+スタンド」がセットになったお手軽撮影機材のセット販売みたいなものがあります。
こうした初心者向けキットでは、「コレさえあれば何でも撮れます!」的な触れ込みを目にしますが、この文言が少々疑問だったので、私なりに光の特徴から環境にあった照明機材について書き留めたいと思います。

照明機材といえばアンブレラがベスト・・なのか!?
一般的には撮影照明機材となるとアンブレラやボックスタイプが主流ですが、一見すると同じような照明効果のように感じてしまいがちですが、比較すると違いはあります。

まず、こうしたボックスやアンブレラを使用する理由は主に2つあります。
・光の質をコントロールする。
・光の方向をコントロールする。


この2点についてはボックスでもアンブレラでも意味としては同じですが、「集光性の違い」においては決定的に異なります。
ボックスライトは「スポットライト」、アンブレラは「点から面へと変化するライト」と呼んでも良いかもしれません。

それぞれの光の拡散方法を知る
拡散光というと「どれだけ光が広範囲に行き渡るか?」ですが、ボックスとアンブレラではストロボ装着時の向きがまず違います。
ボックスライトはストロボ電球の向きはボックスの面に向いているのに対して、アンブレラは一旦跳ね返った光を飛ばす方向(傘の内側)に向いている違いがあります。(アンブレラタイプでも1部仕様が異なる場合はあります)
懐中電灯で例えると、ボックスは人物に直接向けたような光、アンブレラは壁に跳ね返して照らしている感覚です・・例えが分かって頂けると嬉しいです(笑)

次の画像をご覧下さい。
上記の光の向きの違いにより、ボックスとアンブレラでは「光の拡散の仕方」が異なります。
アンブレラは距離が遠ざかるにつれて拡散率は大きくなりますが、ボックスは単一方向に向かって光が伸びていくイメージです。

ボックスライトとアンブレラの違い
こうした光の特徴がどのような影響を及ぼすのか?
例えば、人物の顔を中心にライティングしたい場合は、どちらでも比較的簡単にライティングは行なえます。
しかし、全身を均一に照らそうとすると、アンブレラの場合は拡散率が高いので、100の光を被写体に100届けるのは厳しくなります。
光量の集光性が高いボックスであれば100の光をロスを最小限に抑えて照らすことができます。
ただ、集光性が高いという事はそれだけ「人工の光」のイメージが強くなりやすく、太陽のような自然な光を作ることは難しくなります。

一概には言えませんが、物撮りのような人物以外の撮影を想定した場合は「狙った所に光を簡単に当てることができる」この点で、ボックスライトがお勧めですが、人物撮影の場合はアンブレラの方が撮影照明のコツを掴みやすいようです。
人物なのか?物撮りなのか?・・・この違いで最初に揃えるべき照明機材の参考にして頂ければと思います。

どちらが有利ということではなく、写真の仕上がりに合った機材を選ぶことが重要で、「お手軽キット」と書いてあっても、目的によってはお手軽ではない場合があることを覚えておいて下さい。
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