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機材とテクニック一覧

商品撮影のヒント集 > 機材とテクニックのカテゴリー記事一覧となります。
自社で商品撮影を行なうショップが照明機材の第一歩として、RIFAなどのボックス照明(定常光)を購入されている例が多いようです。
しかし、本格的な撮影を行なうには2灯、3灯と用意しなければならないと撮影照明の販売を行なっている業者さんから言われたとの声も多く、本当のトコ・・機材は多い方が良いのでしょうか?
私の個人的な見解を言えば、機材が多いことは「良い点もあれば、悪い点もある」曖昧な表現になってしまいます。

ではなぜこのような物言いになってしまうかというと、一般の方が商品撮影をしようとする時のありがちなミスは、「撮影をする前提を忘れているから」です。
「撮影をしなければならないので、機材が必要」これは正解ですが、その前に「こんな写真が欲しいからこの機材が欲しい」という考えが無いからです。
結果、妄想に任せるまま無駄に機材に投資してしまうことになります。
多くの撮影経験をしてきた有名カメラマンたちの口癖で、「太陽は1つしかない」という言葉があります。
これは理想の照明は1方向からの照明をしっかり決める大事さを意味しており、闇雲に多方向から光を当てれば綺麗になるものではないということ。
言い換えれば1つの照明があれば、自然な風合いの商品撮影は絶対に可能だということです。

では実際に1つの照明で行なった商品撮影の例をご覧下さい。
参考写真
一見すれば照明を当ててないかのようなイメージですが、写真左から弱く照明を1つ当てています。
ポイントとしては、背景と商品との距離を空けています。(背景に付いていると影が強くなります)
ハンガーのフック部分に「釣り糸」を結び商品自体をポールで吊って背景との距離をとっています。

レイアウトはこのような感じです。
配置図.jpg
右側に配置したレフ板は実際に撮って確認して、影が強く出るようであれば少し光を起こします。
F値は11程度ですが、撮ってみてボックス照明の光量が弱いため暗い写真になってしまう場合は、カメラを三脚に固定して、シャッタースピードを遅くする、またはISO感度を上げるなどで対応します。
※カメラ設定はオート任せではなくマニュアルですべて決める!または絞り優先がオススメです。

何度か撮影してみてイメージに合う設定を探してみてください。
根気強く撮っていくと、「コレいいじゃん!」と感じる好みの設定が見つかるハズです。
そう感じた写真が「欲しかった写真」だと思います。

機材を揃えることも大事ですが、今ある機材で試行錯誤してみて「心が動く写真」が消費者にも伝わる商品写真です。
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撮影スタジオの現場では照明セッティングなどが終わると「ホワイトバランス」を取ります。
デジタル一眼を触ったことのある方ならご存知かとは思いますが、商品撮影でいう「ホワイトバランス」とは、どれだけストロボor定常光などの光質の条件が変わっても被写体の本来の色を映し出すための設定となります。

写真作品などの場合は、ホワイトバランスを含めカメラ側の設定によって自分の作品イメージに近いものを探っていきますが、商品撮影で使うホワイトバランスは「忠実な色再現」です。
ざっくり説明してしまうとネット画像の場合、見る人のモニターによって色味は変わってしまいますが、写真のスタート地点でなければならない撮影現場の色が狂ってしまっては何の意味もありません。
正確なホワイトバランスを取るにはホワイトバランスカードなどを使ってカメラ側に「これが正確な色ですよ」と記憶させます。
こんな感じです。(18%グレーを取ってから、カラーパッチを撮ります)
ホワイトバランスの例
写真はx-rite ColorChecker Passport(エックスライト・カラーチェッカーパスポート)を使用しています。
最近ではカメラ側のオートでのホワイトバランス性能も向上はしていますが、マニュアル設定でコントロールすることはプロとして当然です。
こうした工程は単純に写せば良いということではなく、カラーを撮ってモニター上で更に色再現を追い込みます。
「RAW画像で撮ればあとでも編集できるでしょ」と感じる人もいるかもしれませんが、弊社ではリアルタイムで行ないます。
例えば昨日撮った写真の色を思い出す・・経験にもよりますが、人間の感覚に頼るのではなく、現場で出た数値を信じることでより写真の色再現性の精度は向上します。
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