商品撮影のMODEL CODE.com(モデルコード)
 
  1. HOME
  2. 商品撮影のヒント集
  3. 商品写真と撮影についての一覧

商品写真と撮影について一覧

商品撮影のヒント集 > 商品写真と撮影についてのカテゴリー記事一覧となります。
商品撮影の照明効果を知る
商品撮影のライティングについては、弊社の固定ページでの >> ライティングについてでも説明していますが、何やら難しそう・・・と思われがちですが、写真撮影の基本的な照明の考え方はどこのスタジオも同じです。
ですが、アレンジによって撮影スタジオやカメラマンの個性が出やすい部分なので難しいと感じるかもしれません。
ましてや商品撮影を依頼するときに、撮影照明の指示を出すことは一般の方には困ってしまう部分です。

そうした撮影照明について難しくならないようにザックリ版の照明効果の基本を考えたいと思います。
小難しいことは除外して撮影スタジオにライティングを指示する時は「シャープ」か「マット」かで伝えるといいでしょう。
通常「シャープな照明」と伝えれば照明は固い(絞まった)表現となる光源や機材を使います。
逆に「マットな照明」と伝えれば柔らかい光源や機材を選択するのがセオリーです。

こうした考えを前提に「やや硬い光」と「柔らかい光」で撮影した写真を見ながら説明します。
ソフトボックスを使ってる段階で柔らかい光では?とツッコミがきそうですが、集光性・指向性を前提に右と比べて硬い光とします。
照明の使い方の違い
両者はほぼ同じ角度から光を当てていますが、使う機材によってモデルの印象も影の質感も変わることが分かると思います。
顔や素材の凹凸が出やすいのは左側の写真で印象としてはシャープになります。
逆に右側は3mほどの紗幕を通して光の面が非常に大きいため、柔らかく(マット)なります。

どちらの照明が正解というわけではなく、商材やイメージによって切り替えることができると考えてください。
こうした照明効果の演出で消費者に与えるイメージは大きく変わる可能性があるので注意したいものです。

商品撮影において「綺麗な写真」は、クライアントの希望にどういう機材や照明効果でアプローチしたかで、伝える写真効果は変わります。
単純に毎回同じ撮影照明だけで商品写真を並べるのではなく、こうした照明による見え方の違いを利用して、ライバル他社との差別化を図っても良いかもしれません。
実際にあった事例として今までは「背景白飛ばし」の照明で行なっていた写真を、陰影を重視した撮影照明に変えるとアクセス数が変わる!という報告も受けています。
ネットショップで販売している商品が売れ残ってしまった原因は、もしかしたら撮影の段階でのアプローチ方法が消費者に届きにくかったのかもしれません。

販売を目的とした撮影ですので、スタジオと相談してベストな撮影照明は何かを探してみることをオススメします。
このエントリーをはてなブックマークに追加
露出とトーンカーブの写真の違い
商品ページを自社で制作している時に、「納められた写真をもう少し明るくしたい場合」に、「露出補正」を選択してしまうケースは多いと思います。
露出補正という言葉はよく聞くキーワードですので、「撮影された写真を明るくするには露出だ!」と思いがちですが、実際、私は商品撮影を行なった写真に対して「露出補正」をかけるケースはほぼ無いです。
というのも、撮影現場では「露出計」を使って「今使っている光量で適正な明るさを常時計測」しています。
撮影した写真を後から「露出を上げ下げするケース」は作為的に暗め、または明るめに撮影をした写真に対して微調整をするために露出補正は使います。

では画像を調整する場合、どこをいじっているかといえば「トーンカーブ」を触ります。(色補正の目的ではなく)
トーンカーブでの補正は、「露出部分の補正もできますし、露出設定ではできない箇所の調整もできます」
言葉がややこしくなってしまいましたが、付け加えると露出補正は写真全体の明暗を変えてしまうのに対して、トーンカーブは部分的に明暗を調整することができます。

では実際にどのような違いが出るのか写真を見ていきましょう。
元画像
こちらは納品したそのままの画像とします。
ちなみに右側の赤色になっている部分は白く抜くことができる範囲です。
・・これについてはまた別の機会に詳しくご説明します。

話を戻してw、次は露出補正で写真を2段階で明るくした場合の写真です。
露出補正を行なった写真
いかがでしょうか?
写真全体が明るくなっていくので、上げ過ぎると肌も髪もオフホワイトのニットも明るくなり過ぎています。
例えば消費者の方のモニター(画面の明度)設定が明るめになっていたら、ほとんど白オバケになってしまうこともあるので、露出設定を触ることは注意が必要です。

では次にトーンカーブを使った写真補正を見ていきましょう。
トーンカーブで補正を行なった写真
左側の写真は髪の色(暗部)は触らず、白色に属する部分を少し明るくしました。
右側は髪色などの暗部+白色に属する部分をさらに強調してハイキー気味に仕上げています。
でも、露出をグンと上げた時のように変な明るさは出てきません。

このように撮影写真をイメージ通り補正するための第一歩が「トーンカーブ」の設定です。
使い方も比較的簡単ですので画像補正ソフトをお持ちの場合は、あれこれ触ってみて感覚を養うと補正スキルは習得できますよ。
余談ですが「露出補正」は色に影響を与えるのではなく、あくまでも「明るさ」を濃く、薄くするイメージでいましょう。
このエントリーをはてなブックマークに追加
スマホで商品写真を撮る
写真品質(良し悪し)というのは、「見る人の主観による」ことが大きく、撮影サービス側が「弊社はハイクオリティーな写真」だと謳うこと自体、一般消費者のことを無視したカメラマンのエゴでしかない。
少し厳しい言い方ですが、個人的には写真に対して深い知識がないお客様に「いいねー」と納めた写真を褒めて頂くと嬉しくなる気持ちは、何年経っても変わらない。
撮影を代行することは「上から目線で写真を撮るのではなく、撮らせて頂ける喜びを持って対応すれば人には伝わる」これは写真が上達するコツです(笑)

話は逸れましたが、今回は高級カメラやレンズだのってメカニカルな話は抜きにして、撮影スタジオで照明だけをある程度考慮して、「商品写真をスマートフォンで撮ってみよう」という無謀!?なチャレンジ企画です。
誤解の無いように触れておきますが、「スマートフォンで商品撮影をしよう!」と勧めているわけではなく(笑)、スマホで撮った写真で品質はどれくらい悪いのか?を感じてもらう企画です。

では早速、スマホで撮った商品写真を見ていただきましょう。
スマホで撮ったサンプル
スマホは「iphone 5s」の内臓カメラで撮って、Photoshopで軽く調整しただけです。
今、頼んでいる撮影スタジオさんの「物撮り写真」と比べていかがですか?
まさかとは思いますが、この写真より劣っている場合は、スタジオを見直しましょう(笑)

ではプロの目からこの写真にダメだしをするならば、

・靴底面の文字が反射してしまっている
・サイド写真のアングルをもう少し下げて水平にするべき
・ポイント部分の強調加減をもう少し・・
などなど・・

あれこれとツッコミを入れたい箇所はございます。

しかし、考えてみてください。
商品写真はだれが見る写真なのか???

冒頭で書いた「スマホで撮った写真で品質はどれくらい悪いのか?」の悪い点はすべてライティングによるところです。
カメラとかレンズとか照明機材だとか・・機械的なことは関係なく、「見え方・撮り方だけ」の問題です。

商品撮影サービスを行なう業者が写真品質に対しての認識が消費者とズレてしまう点は「プロレベルへのおごり」です。
一般消費者に向けての商品写真は伝えることが重要で、キレイすぎる写真は、「実際の商品はこんないいはず無いよね~」という疑念を抱かせて逆効果になる場合だってあります。
何もかもプロに任せれば良いということではなく、ネットショップの担当者さんでも案外撮れてしまうのが「物撮り」です。

綺麗な写真という考えは、写真を見てもらう対象によって価値判断が変化することも感じてもらえればと思います。
このエントリーをはてなブックマークに追加
写真のモニターチェック
商品撮影で納品された写真を閲覧している今お使いのパソコンのモニターって信用できますか?
たまに学生にこうした質問すると「Macを使っているから大丈夫です」という人もいますが、それは学校で使用していたPCがたまたまMacで純正モニターを使っていたために、「学校で使っているから大丈夫」という理由に等しい。

モニターに関する話は、書いていけば連載記事になるくらいブログネタの宝庫ですが、カラーマネージメントの設定方法などを解説しても一般的なモニターで「撮影された写真を見る」という行為のみに絞ればあまり意味の無いネタになってしまうので、今回は「いま使っているモニターがどれくらいの信頼性があるのか?」を簡単にチェックできる方法をご紹介します。

使用するモニターはお持ちのもので構いませんし、特に明度や輝度などをいじる必要もありません。
普段使っている状態でまずは、この画像をご覧下さい。
チェック項目1
白・グレー・黒のそれぞれのブロックに薄く英文字が写っていると思いますが、正しく読み取れますか?
答えは最後に記載しておきますが、これが表示認識できない状態であれば、撮影された写真に対して色味を判断することは困難な状況ですので、納品された写真を今のモニターで色を加工したりすると、一般消費者のモニター上では「変な色合い」に写ってしまう可能性が大きいので注意が必要です。
大体の方は文字が認識できるレベルだと思います。

では、次の画像を見てみましょう!
チェック項目2
同様に4つのブロックに薄い英文字が記載されています。
IEなどのブラウザソフトでは見えにくい場合もあるので、画像の上で右クリックして保存、フォトショップなどで開いて頂いても構いません。
こちらは認識することができない人もいるかもしれませんが、市販されているパソコン本体とセットになっているモニターというのは上の3文字が表示できるレベルが普通です。
4文字バージョンがしっかりと認識・表示できていれば、モニターの階調表現や品質が高い機器を使っていると判断できます。

あくまでもこのチェック項目は「階調」や「表示レベル」の項目で、「正しい色再現ができる」こととは違いますが、初期段階としてある程度の設定ができる機器なのかを判断することはできますので、あとはカラー設定を正しくすれば、写真の色味などを正しく閲覧できることができます。

撮影スタジオがこうした判別がつかないモニターを使っている場合は、言語道断ですが、意外とデザイン学校時代からの影響で、Mac至上主義なカメラマンは見た目が綺麗な(輝度の強い)モニターを使っていてクライアントに写真が届く前の段階から正しい写真品質が保たれていない場合もあります。

撮影写真を見る目というのは人間的な経験も必要ですが、正しい環境でなければ経験などゼロに等しいのです。

画像の答え
1枚目:LCD
2枚目:EIZO
このエントリーをはてなブックマークに追加
色感覚チェック

引用元:X-Rite社
Online Color Challenge

先週の記事で、「ネットと印刷用のモニター設定による写真の色域の違い」について記載しましたが、「色の感覚」って自信ありますか?
そう聞かれると調べたことが無い人の方が多いと思いますが、オンライン上で無料でテストできる簡単・面白いツールがございますので、お時間がある時にでもやってみてはいかがでしょうか。
テスト方法はランダムに並んだ色のブロックを綺麗なグラデーションになるように並べ替えていきます。
すべて並べ終わったら、「Score Test」をクリックして、「Age Range」で年齢を、Genderから男性・女性を選択して結果を出します。

並べ方に間違った箇所があると棒グラフが上昇しています。
こんな感じです。
NG画像

ちなみにすべて正しく並び替えることができると、こうなります。
合格
こうした色の感覚をテストしてみるとご自身が感じている「自分の色の感覚」を数値化できますので、面白いですね。

ちなみにこのテストは単純に「自分の目が悪い」ということではなく、今使っているモニターが正確に色を再現できていないことが原因かもしれません。
商品撮影などで「正確な色を見極める」には経験が必要となりますが、前提として「正確な色再現ができる環境」も不可欠です。
最近ではRetinaディスプレイなどで高精細なディスプレイを謳った商品が多いですが、あれは印刷用やウェブ用に最適且つ正確な色を出すことが可能という意味ではありません。
写真撮影が上達するコツは、「ありの~ままの~♪写真の色を知るのよ~♪」が前提でw、綺麗に写る画面だけに頼ってしまうと、第三者から見た色味が違ってた!?なんてこともございますのでお気をつけ下さい。
このエントリーをはてなブックマークに追加
    友だち追加数
  • モデルリスト

  • 公式ブログ
  • オーディション