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商品写真と撮影について一覧

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コントラストで商品写真が変わる
最近では、高画質で綺麗に見える!?写真が手軽に撮れるスマホが登場していますが、高精細とか高画質・・はたまた高輝度ディスプレイなど写真を見る側にとっては、「綺麗な見栄えのする写真を好む傾向」があるようですが、綺麗さだけを追求すると商品写真では何か問題があるのか?
余談ですがスマホなどの5インチ程度のモニター画面上で画質の「高画素な感じ」を肉眼で確認するというのは少々横着な検証であることを付け加えておきます。

さて今回は、「人が見て綺麗な写真」を1度考えてみましょう。
「コントラスト」といえば「明るい部分と暗い部分との明暗の差」のことですが、このコントラスト設定を変えると写真の印象は鮮やかになることはもうご存知だと思います。
商品撮影を行なった写真を後で補正する際に、コントラストを触る・・こうした事例はよくある事で、納品後に実際にお客様が使用公開されている商品画像を拝見すると「コントラスト効果」の処理を施されている場合があります。

では、コントラストの有無で、どんな風に商品の色合いに変化が生じるのか? まずはご確認下さい。

商品写真とコントラスト効果
左の写真はコントラストは設定されておらず、撮ったままの写真です。
対して右側は「コントラスト処理」を行なったものです。

全体的に写真の明暗の差が深くなっていることが確認できると思います。
右側の写真は、ハッキリした画像になって「綺麗な明暗差(コントラスト)の効いた写真」になりますが、注意して頂きたいのは、「ニットの色」です。
コントラストを効かせることで、元画像の「ネイビー」が濃いネイビー(濃紺)に見えます。

商品画像として捉えた場合、消費者に与える影響はどうでしょうか?
もしも「濃紺」のカラーを希望していた購入者の場合、届いた商品が実際は濃紺ではなかった・・という状態になります。

要は、写真を綺麗に見せることと、商品色を正確に伝えることは別の目的だということです。
例えばこれが、モデルさんのプロフィール写真であれば問題は無いでしょう。
しかし、商品写真として考えると誤解を生じやすい画像ということになります。

商品撮影の場合、印象を良くするための画像補正は、単純にコントラストやトーンカーブをいじるではなく、「商品本来のカラー」を基準に写真の仕上がりを調整しなければなりません。
前提としては、スタジオ撮影・納品の段階で業者側が最適なコントラストで最適なカラーコントロールをするべきですが、業者によっては過度なコントラストや彩度調整をして納品されてしまうケースもあるようです。

写真とコントラストの関係は上手く処理すれば「綺麗で適正な写真」になります。
注意すべき点は、コントラストは見栄えだけを良くする為の設定項目ではないことを補正時に理解しておくことです。

また、「人が見て綺麗な写真」と、「消費者が望む情報が得られる写真」では、画像補正する目的が根本的に違うことを理解しておきましょう。
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写真表現で印象は変わる
モデルを使った商品写真では、撮影時の表現で印象は変わります。
例えば、メイクが派手だったり、ポーズがぎこちないなど「商品撮影の本質」から外れた表現はどれだけ綺麗に撮られた写真であっても消費者に商品を伝える点で考えると、アピール効果は半減してしまいます。

簡単に言えばモデル自身が、「ポーズを繰り出し、服が多角度から見える表現を考える」ということですが、机上で論じるのと実際に撮影現場で実践できるかは別問題です。
弊社の場合、未経験者の人に指導する際にまず始めることは「カメラ目線を意識的にやめること」です。

最近では特にスマホなどで「自分撮り」をする機会が多いヤング世代(笑)は、すぐにカメラ目線になってしまいます。
カメラ目線がNGということではなく、「目線も1つの写真表現」ですが、それだけでは商業写真では1パターンでつまらないということ。

クライアントから商品を託され、自己主張の強いアイドル写真ばかり納品されても正直、商品をアピールして欲しいクライアントからすればギャラを払いたいレベルではないということ。
写真を見た人に商品に自然と視線を向かせる(集中してもらう)には、「意識的に目線を外す」という手段があります。

下の2枚の画像を見て頂き、「パッと写真を見て瞬間的にどこに視線がいくのか?」を、テストしてみてください。

モデルの目線による商品撮影の見え方の違い
この画像ではモデルの顔に視線がいくのか?または商品の方に視線が向くのか?
感覚的な作業ですが、ほとんどの人は右側の写真の方が視線が商品に向きやすいと感じるハズです。

しかし、「じっくり写真を見ればどちらも同じでは??」と思うかもしれません。
実はこれがポイントで、雑誌やカタログの場合はページをめくる作業であっても1枚の写真を見ている時間というのは2秒程度です。
この2秒というのは写真を把握するまでの時間としては十分ですが、ネットショップの場合はどうでしょう?

ネット閲覧は、スクロールをしながらなど、基本的に瞬間的に飛び込んでくる画像を閲覧者は判断して商品画像が流れていくイメージだと考えてください。
つまり紙媒体の写真より圧倒的に1枚の写真を見る時間は少なくなります。

そうした瞬間的な画像の流れの中で、「モデルの顔」に視線が向く写真ばかりだと商品自体の印象は薄れます。
対してカメラ目線を無くした画像であれば、商品に自然と視線が向くため、良い商品を見つけやすく、詳細ページをクリックしていくかもしれません。

商品撮影でのモデル写真をどのように消費者に対して掲載し、アピールするかはサイト運営者のセンスの部分もありますが、商品写真としてのモデル着用イメージで考えると
ビジュアルだけが良いモデルを使ってアクセス数はあるが購買率が悪いなどの場合は、もしかしたら商品よりもモデルが目立っているのかもしれません。

商品に集中させるモデル撮影の基本とは「選択肢の多い表現の写真があること」、目線だけでも印象は変わる。
こうした点を考えながら1度ショップに掲載されているモデル着用写真の差し替えを行なってみると意外な効果があるかもしれません。
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Adobe Character Animator

写真とは違うネットショップの商品説明として、「動画」がありますが、Youtubeなどのレビュー動画は、いわゆる家電系のモノが多く、服などのアパレル紹介は、まだまだ発展途上という雰囲気があります。
服飾商品が電化製品と比べて決定的にレビュー動画に向いていないと感じる点としては「扱いにくいアイテムである」ことや「ショップ担当者自身が動画に出ることに躊躇している」大きくこの2つでしょう。

服飾物で例えみると、ワンピースを動画でレビューしようと考えても、動画撮影する際は袋に入った状態で視聴者に見せても、服の形状が分かりづらいため、「トルソーに着せる」などしなければ、商品自体が上手く伝わらない。
ざっと動画共有サイトで服飾関連の開封という動画を検索しても、現状はこうしたムービーはほとんど存在しない。
しかし、アパレルショップを運営をしていれば、トルソーの準備ができる店舗も多いはず、しかし投稿はしない・・
最大の壁は「だれが商品動画に出演するか?」という人材の問題である。

商品撮影を行なっていると担当者の方で、非常に詳しくその商品のポイントやコーディネートパターンなどを理解している場合があり、「これを1回の電話で語って終了させてしまうより、動画に残していけば“商品愛”がもっとたくさんの消費者に伝わるはず」と感じることがあります。
ネット上でショップ担当者自身が出演するとなると、やはり抵抗があるようです。

長々と前フリをしてしまいましたが、「Adobe Character Animator」という機能をご存知でしょうか?
アドビ製品のAfter Effects CCの中の機能ですが、ナレーションアニメが実現できてしまいます。

とはいえ、単純にアニメキャラを動画上に配置して動かすだけであれば何も目新しいことでもありません。
この機能の特徴は「人間の目や口、首をかしげる」ことはもちろん、遠近感やまぶたの動きまでリアルタイムで動かすことができます。
テレビなどで司会の人とアニメが会話するという映像を手軽に再現できる機能です(手軽!?であって欲しいw)

映像に詳しくない人がアニメを作ったりすると、会話の口の動き、表情やしぐさのタイミングがズレたりしますが、Character Animatorの場合は、カメラで話し手の表情をトラッキングして、表情に合わせた動きをアニメキャラに反映させることができます。
ということは、担当者が出演しなくてもショップオリジナルキャラを作ってしまえば、あとはキャラクターが担当者の分身として商品アピールをしてくれます。
詳しいアニメの動きは、上記の動画を見て頂ければ早いと思います。

アパレル系動画の「これから」に向けたヒントがここにあるのかもしれません。
では弊社ならこうした機能をどうのようにサービスに繋げるか?については、いくつか草案はありますが、今の段階ではヒ・ミ・ツということでご勘弁を。
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アップルミュージックがスタジオ撮影をサポート
写真撮影と密接に関わっているBGM、スタジオ内では何かしらの音楽は常にかかっている状態ですが、当然ですが個人所有の楽曲には限界があり、撮影ジャンルやテンションによって雰囲気に合ったBGMが無い!!なんてこともあります。
「BGMなんて何でもいいじゃん!」と思うかもしれませんが、撮影に集中できるかのカギになることもあります。

撮影時のBGM環境の悩み
例えばポージング練習中はハウス系の楽曲はテンポが激し過ぎず、遅過ぎないためリズムミカルに動く時のサポートBGMとして重宝します。
対して落ち着いたイメージ撮影の時にテンポが早い音楽が流れていると逆に集中力が無くなってしまいます。
つまりTPOに併せたBGMを選んでおくというのは良い写真を撮るための隠れた武器になります。

個人的にはipod Classicを使っていますが、何だかんだと「こんな曲調が好き!」とリクエストが入れば、すぐさま楽曲を購入するという行動を繰り返して、10年近くで音楽だけのデータ容量はハンパないことになってしまいました。
これって意外とカメラマンにはよくあることで、撮影対象者の音楽の趣味はバラバラなので、「自分が聞かないジャンルの音楽も大量に持ってたりする」・・ありますよね!カメラマンの皆様(笑)

事前に用意しているとはいえ、ここがBGM選びの難しいところで「予想外の音楽の趣味」に出会ってしまうのです。
シャッターを切りながら「テンポ悪いな~」と思う時って「好きな曲ってナニ?」と訊ねると聴いた事もないアーティスト名が飛び出したり(笑)
当然、その人のリクエストに応える楽曲がipodには入っていない・・結果、無難なラジオ系で逃げる(笑)
うーん微妙です。

Apple Musicが与えてくれる恩恵
「容量の問題ならiTunes Matchで解決できるでしょ!」という考え方もあります。
ちなみにiTunes Matchとは、自分の持っている楽曲をiCloud(ネットの保管場所)で同期させて容量を気にせずいつでも再生できるというもの。
しかしこれも根本的な解決にはならないのです。
理由は、「自分の購入した楽曲に限る」これでは想定外の楽曲リクエストには対応できません。

そこで登場したのが「Apple Music」です。
iTunes Storeで販売されている3000万曲以上ある!?すべての曲を聴き放題になる嘘のような嬉しいサービス。
今までiTunes Storeで試聴をしてて「スタッフのおすすめ」などで聴いた曲を欲しいと思っても単品で買うのかぁ~、でもアルバム全部買うのも微妙なアーティストがいたとします。(失礼発言ですいません)

そうした時も自分でプレイリスト作ってしまえば、定額で何でも自分勝手な音楽プレイをしてしまえばOKです。
また、知らないアーティストの曲を流したければ、Siriに話しかけて探してもらえば解決!
なんて便利なのでしょう~~

スタジオのBGMに革命が起きる

余談ですが、こうした音楽配信サービスはApple Musicが最初ではなく既にいくつかありますが、試してみると「おすすめ選曲のセンス」が妙に営業アピールが強かったり、本当に最適な楽曲を教えてくれることが少なかったりと不満がありました。
ですが、iTunes Storeを使っていると分かるのですが、センスの良い選曲をしてくるiTunes Storeスタッフのおすすめは、撮影時の即戦力のBGMとなることを期待せずにはいられません。

今まで購入してきた歴史はどうするんだ!と軽くツッコミを入れたくもなりますが、何はともあれ大幅に経費を削減できる点は、CDレンタルやDL購入をしていたカメラマンにとっては、非常に有益なサービスといえるでしょう。
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背景白飛ばしの撮影方法
画像を加工したりする際に「背景が白く飛んでいて商品が目立つ写真」というのは、ネット向け通販撮影では最もポピュラーな手法ですが、こうしたセッティングについての原理は分かっていても中々うまくできないことが多いと思います。
まず考えられることは「露出計」を使用せず、単純に背景と被写体との光量のバランスを調整しようとするパターンで、厳密に言えばカメラ側のヒストグラム表示や白飛び警告表示で探っていけばゴールは同じですが、あくまでも目安に過ぎません。
できれば露出計を1つ持っていれば数字で明度の判断ができますので用意することをお勧めします。

理想的な背景白飛ばしの状態は被写体と背景との明るさが1段以上変化していることが大事です。
さて、この「1段以上」という露出の言い回し・・厄介ですよね(笑)
露出調整は単純に露出ダイヤルでも行なえますが、絞りでもシャッタースピードでも、ISO感度でも変更できます。

こうなってしまうと、もう何が何だか分かりにくい人もいると思います。
そこで前回の記事で「撮るべきカメラ側の設定」を最初に決めると記載しましたが、ここでも当然同じ考え方でセッティングをします。

では進めていきましょう!

最初に絞り(F値)を決めます。
今回はF値(撮り目)を8として照明の配置や光量を決めていきます。
そして、モデルを照らすメイン光をF8になるように調整していきます。
次に背景に向けてストロボを両脇から照射して1段明るくなるようにします・・・

ハイ、ここで出ました「段」という表現、これは以前 「商品撮影で迷うF値の仕組みを知る」 という記事に詳しく記載しています。
つまりF8に対して1段明るくなるということは、背景を露出計で測ると数字はF11になるということです。
ちなみにモデル側をF11で撮る場合は、背景は1段明るいF16となる訳です。
レイアウト図を見て頂ければセッティングの詳細が分かると思います。

セッティング例
注意していただきたいのは、背景に照射するストロボの距離や、モデルと背景との距離です。
状況により変化しますので適宜調整は必要ですが、それぞれの距離が近すぎたり、遠すぎたりしても光量バランスが変わってしまいます。
こうした時に露出計は非常に役に立ちます。
左右にレフ板を置いているのは、背景に向けた跳ね返りの余分な光がモデルに当たらないように設置しています。
こちらが参考写真になります。


仕上がり写真
このような感じで「背景白飛ばしのセッティング」を行なうのですが、やはり少し面倒ですね・・(汗
実際のところ残念なスタジオ撮影サービスの場合、こうした白飛ばしも微妙に光量のバラつきがあったりするようなので、シンプルですが奥が深いライティングとも言えます。

弊社の場合は同じ「背景白飛ばし」でもいくつかパターンを作って、商材によってベストなセッティングを行なっていますが、まずはモデルに当たるストロボは1灯から始めてパターンを増やしてみても面白いかと思います。

こうしたライティング1つ例に挙げても「写真は光をコントロールするもの」だと理解して頂けると思います。
「どこにどれだけ光を当てるか?」感覚でセッティングができるようにするためには、まずはキチンと光を数値化することも大事です。
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