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商品写真と撮影について一覧

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モデル料金の妥当性
商品撮影などの商業用写真に起用するモデルとはモデルです・・

何を今更・・と感じられるかもしれませんが、これはモデル費用が込みとなっている撮影料金に大きく影響していることを考えて欲しいと思います。
弊社サイトをご覧頂いてる方の大半は、ネットショップ事業者様だと思いますが、モデルと単なる被写体を区別する感覚が浸透していないケースがたまにございます。
今回は、「なぜ撮影業者がモデル料金込みで安く受けるか?」を感覚で捉えて頂ければ幸いです。

さて本題ですが、私の感覚として「モデルとは」クリエイティブな感性を持った人材です。
対して「被写体」とは文字通り「撮影に必要な素材(オブジェ)」です。

アパレル商品の着用写真という観点でみれば「モデル」を起用することは商品を購入する人にとって有益な情報提示となりますが、スキル無い人材、つまり被写体だけを望むのであれば、生身の人間を使う必要は無く、マネキンやトルソーで十分役割は果たします。
これについては何度か記載していますが、これを現在の撮影サービスに置き換えてみたらどうでしょうか?

例えば「モデル撮影代金込みで1000円!」という破格の安値があったとします。
同業者から見れば、「ただの被写体か・・」とすぐ見分けはつきますが、一般の方からすれば「モデル料金が安くてお得かも!?」と勘違いしてしまう方もいると思います。

モデルという言葉や肩書きは、昨今のネット事情では、スキルの有り無しに関わらず、写真の被写体であればモデルだという表記がされています。
スタジオを変えたら着用イメージの写真が全然違った!・・という意見は明らかにこうした認識のズレが生じた結果だと感じることもあります。

単純に着用している「生身の人間」つまり被写体であればOKという条件であれば、格安の業者を利用することは料金的にはメリットがあります。
ただ1つ考えておいて頂きたいのは「もしもトルソーの方が価格が安かったら?」個人的には被写体としての人間より、サイズ感が正確に出るマネキンやトルソーを選択します。

弊社の場合、撮影代金は「高過ぎず、安過ぎず・・」です。
これが良いか悪いかはご利用頂くお客様の判断に委ねるとして、撮影業者として「曖昧な表現」は避けています。
激安とか業界最安などの文言は当然使いたくもありませんので、「適正価格」と表示しています。

取り扱うモデルの価値を「被写体レベル」まで下げていけば、「日本一安いモデル撮影サービス」と記載するかもしれませんが(笑)、モデルとしての現在のコンディション状況や直近のお客様の感想を素直に提示することでモデルレベルをキープしてきた弊社のスタイルは変わることはございません。

被写体扱いの人材なのか?、モデルとして扱える人材なのか?
その境界線をしっかりと見極めることができれば撮影料金の妥当性は見えてくるものだと信じております。
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レフ板の使い方
商品撮影には欠かせないアイテムとして「レフ板」があります。
普段使いとして一般の方が写真を撮ろうとした時に、レフ板を用意するなんてことはあまり無いかもしれませんが、スタジオ撮影ではレフ板の使い方によって写真の仕上がりは大きく変わりますので必要不可欠な機材の1つです。

と、ここで「レフ板ってなに?」という方もいるかもしれませんので補足すると「白と黒の面がある板」です。
白黒以外にもカラーが銀色、金色があり、形状も四角や三角・・大きさも人物大のものから、ハンディタイプの小さなものまで様々ですが、基本的な使い方は「光を起こす」もので、例えば、人物の顔を撮影する時に右側から照明を当てた際に、当然左側は影(暗い部分)になります。
それを補完するためにレフ板を使って右側からの光を反射(光を起こす)させます。
メイキング映像などで撮影のアシスタントさんが白い板を女優さんに当てているアレです(笑)

光を起こす使い方以外にレフ板の黒い面を使って「光を切る」場合にも重宝します。
これまた例えると、回り込んだ光が人物に当たらないようにしたり、作為的に影を演出したりなど用途は様々です。

さて、商品撮影でよく見かける「背景の白とび撮影」ですが、これもレフ板の使い方によって印象は変わります。
背景を白く飛ばすということは、人物に当たっている光よりも強い光量を背景に向けて照射しますので、人物と背景の距離感によっては、光が後ろから回り込んできて輪郭が消えてしまうこともあります。

次の写真をご覧頂いて、実際に「背景白とび撮影」時に「白いレフ板を両サイドに置いた場合」と「黒いレフ板で光を切った時」の違いを確認してみましょう。

レフ板の色による写真の違い
左側の写真は、「白いレフ板を両サイドに置いた場合」で、よく見てみると脚などの輪郭の部分が白く飛んでいるのが分かると思います。
対して左側は、「両サイドに黒いレフ板を置いた写真」で、背景から跳ね返ってくる余分な光を抑えています。
丸で囲った部分を注視して頂くと、輪郭がしっかり出ていることが分かります。

例えば、真っ白な商品を着用して白抜きを想定して撮影する場合は、黒レフの方が有効ですが、少しアクセントのある写真が好きならば右側でも良いかもしれません。
弊社の場合では「完全に後から切る抜く画像」をオーダーされれば、黒レフを使いますが、イメージと併用するような場合は微妙にアレンジ(企業秘密)します。

単純にレフ板を立てているようですが、角度や距離などにより光の返り方は変化しますので、「背景白とび撮影」で1つの照明設定ですが、レフ板のアレンジによっていくつもパターンができるのです。
ストロボや定常光など発光する機材だけではなく、こうしたレフ板などのアナログな機材も撮影には重要で、何も無いところに光を持ってくる役割も担うレフ板は撮影の基本を学ぶ上でもポイントとなる機材です。
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ネイルによる商品撮影の失敗
モデルのネイル?商品撮影の時に気にされたことはありますか?

弊社の場合は、「撮影時のネイルの装飾や過度な着色は厳禁」としています。
女子的にはプライベートにちょっとお金をかけて可愛くネイルを仕上げて、撮影が入ると落とさなければならない・・
少し可哀想ではありますが、ノーマルな状態でなければ撮影はしません。

「これくらいの装飾なら大丈夫!」

というモデル個人の判断とクライアントの判断は違うため、指定がなければネイルの装飾はご法度です。
なぜこのような当たり前のことを書くのかと言うと、実は私にも過去に苦い経験があります。

商品撮影サービスを始めて、「一般のモデル(撮影未経験者)」を扱うようになり、今まで事務所モデルを相手にしていたので、こうした撮影上の常識ということが素人さんは知らないという現実がありました。
苦い経験というのは、かれこれ7年近く前になりますが、撮影に来た新人さんの爪が「人工爪(スカルプチャーネイル)で完全に装飾」されていました・・
除光液で何とかできるレベルではなく、仕方なくその日は帰って頂きました。

どうしてネイルにこだわるのか?
ご存じない方は「そこまでネイルにこだわる必要がないのでは?」と感じるかもしれませんが、アパレル商品撮影というのは、クライアントが用意した商品(衣装)です。
当然のことですが、モデルがプライベートで着ているジャンルやカラーとは異なる場合が多く、「普段着ている服とクライアントの衣装ではネイルが似合わない」ケースが多いのです。

では逆にクライアントの衣装と、たまたま個人的に装飾したネイルとの相性が良ければ許されるのか?
答えはNO(ノー)です!
あくまでもクライアントから指示が無い限りは「ノーマルな状態にする」これが常識です。

ここで1つ商品撮影でよくある「パーツ写真」を見て頂き、ネイルの装飾で写真にどのような影響があるか確認してみましょう。
今回は擬似的にネイルの色だけ加工していますが、いわゆるデコネイルでは、さらにひどい結果となります。

ネイルによる写真の見え方
左側は「何も装飾されていない状態」、右側は「ネイルにカラーが入っている状態」です。
いかがでしょうか?
アウターのポケット部分を表現する写真ですが、一瞬写真を見たときに左の写真は「素直にポケットに目が向く」、対して右側の写真はネイルとポケットに視線が分散され「見せたい部分がボケる」ことになります。

服とネイルとの相性の問題以外に致命的なポイントは「ネット閲覧時の消費者の目線行動」です。
ややこしい表現ですが、簡単に説明すると、ネットで商品を買おうとしている人が写真を見る時間は1秒程度です。
つまりスクロールしながら見ることを想定するなら「一瞬で必要な情報を届けなければなりません」
この場合は「商品のポケット部分」です。

目線が爪かポケットで迷う(目線が泳ぐ)ようなら伝達力は半減します。
無駄な情報は排除して、「見せたいものに集中させる」これもモデル撮影の基本です。

コーディネート全体を見せる商品写真とトップスのみを見せる表現が違うように、「クライアントが何を伝えたいのか」を理解することで写真品質は向上しますが、無意味な装飾はどれだけ綺麗で可愛い写真であっても「商品写真」の本質からは外れていきます。

結論として無駄な自己主張をするネイルの装飾は商品撮影には必要ないということです。
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商品撮影で望遠レンズを使う意味
撮影台に商品を置いて撮影する際に使うレンズ、一般的には望遠(中望遠レンズ)を使って「遠くから寄って撮る」ことで、商品の形状を綺麗に写すことができます。
同じような画角で撮影するのであれば「レンズにこだわる必要はないのでは?」と感じるかもしれません。
確かに商品の形状を綺麗に写すという理由だけであれば、望遠レンズにこだわらず、単焦点レンズでも構いません。

では、なぜ望遠レンズを使うかといえば形状の歪みを防ぐ意味合いと、もう1つ大きなポイントがあります。
反射物以外の商品を撮影するのであれば、望遠である必要はないでしょう。
しかし鏡のように反射する素材の商品、例えばサングラスやアクセサリーなどを、単焦点レンズでグッと近づいて撮影すると・・

もうお分かりだと思いますが、カメラが商品に写り込んでしまいます。
望遠レンズを使って離れた場所からグッと寄って撮ればこうした写り込みも回避できます。(調整が必要)
撮影に慣れなていない人の場合は「接写だからマクロレンズ!」と飛びつかないようにすることです。

レンズの特性など細かなこともありますが、レンズ自体を「近づけて撮れば歪む」と漠然と覚えておいてもよいでしょう。
真四角の商品撮影でレンズ毎、近づけすぎれば綺麗な四角にならず歪んだ輪郭になってしまうのが分かりやすい事例です。

そういえば望遠レンズと単焦点レンズの違い・・補足しておきます。

望遠レンズと単焦点レンズの違い
急な説明ですが、先日お客様の持っているレンズが望遠だと思っていたけど、実は「単焦点レンズ」だったという出来事に遭遇したので・・
単焦点レンズでもリングが本体部分に付いていますが、「ピントリング」であり「ズームリング」ではありませんのでご注意を(笑)

アクセサリーなどの撮影の場合は、マクロレンズでの撮影も考えられますが、一般の方は日常写真で「マクロ撮影」をする機会は少ないと思いますので、望遠+マクロとレンズ数を増やすより、望遠レンズにクローズアップリングなどをつけて必要なときだけ「マクロ撮影」をする方法でも良いかもしれません。

業務的に撮影をするのであれば、TPOに合わせたレンズを用意することは望ましいですが、望遠レンズが1本あれば、工夫次第でほとんどの撮影対象をカバーすることはできます。
商品撮影でなぜ「望遠レンズ」が有効なのか?
考えられるのは「寄る、引く」という撮影行為に対して柔軟に対応できる点や撮影対象のカバー率が大きいためでしょう。

とはいえ、「綺麗さ」という点では、目的に合ったレンズを選択することで写真の描写力は向上します。
まずは望遠レンズ!極めていくために他のジャンルのレンズ特性を知って目的に合ったレンズを買う!
段階を経たレンズ購入で無駄な投資を防ぐことができますよ。
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カメラの構え方と撮影方法の変化
デジタル一眼レフカメラも今ではファミリー向けの機種からハイエンドのものまで多くのラインナップがありますが、観光名所などでカメラを構えている人の姿を見ると面白い光景を目にすることがあります。
それは、私のような昭和な世代と現代の若者の「カメラの構え方」です。

少し前までカメラで写真を撮るというのは「ファインダーを覗く」ことが唯一のシャッターを切る手段でしたが、今では「液晶にタッチする」とか「カメラモニターを見ながらシャッターを切る」という構え方のスタイルにもバリエーションが生まれました。

カメラの違いと構え方
個人的には、「ファインダーを覗くクセ」が染みてしまっているので、頑張っても背面モニターを見ながらが撮るのが限界ですが、できればバリアングルモニターなどは機能として無くても全く構わないと感じています。
自分撮りをすることも一生無いでしょうし(笑)、超ハイアングル&ローアングルは「人が動けばいい」と感じています。

それよりも「しっかりホールド(固定)できるか」の方が重要で、画面タッチや背面モニターを見ながらの撮影はホールド感はなくなります。
安定した状態でカメラを構えて撮影するには、やはり脇を締めてグッとファインダーを顔に近づけて撮るに越したことは無い。
こうした不安定な構え方を想定して過度なISO感度の向上をメーカーが行なっているようにも思えてしまう。

ブレない写真が撮れることは大切なのかもしれませんが、フィルム撮影をしていた時は高感度といえばISO800を装填していれば、かなり安心して写真を撮ったものです。
今のカメラのオート設定は「ブレ」を警戒しているためか?少しでも暗い環境でカメラの構え方でブレを回避できる状況であっても、親切にカメラ側が判断してISO感度はバンバン上がります。
逆にどんな明暗差のある状況で、どんな構え方をしても「ブレない」といえばメリットかもしれませんが・・

ミラーレスやコンパクト系のカメラの場合は、必然的にEVF(電子ビューファインダ)となりますが、是非ファインダーを使って「覗く楽しさ」を知ってもらいたい。
カメラをしっかり構えて視界に撮影構図だけが映っている状態でシャッターを切るだけで写真撮影に集中できます。
手軽さや利便性は現代の専売特許ですが、アナログな手法は「人間らしさ」を醸し出す大切なパートです。

とはいえ遊びや趣味として写真を楽しむ点では、「液晶にタッチする」とか「カメラモニターを見ながらシャッターを切る」ことは歓迎です。
カメラ選びの1つのポイントしてこうした機能の有無を挙げる場合もありますので、一概に優劣はつけれませんが、写真を長くやればやるほどファインダーを覗くカメラマンが多いのは、何か意味があるのかもしれませんね。
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