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商品撮影のヒント集

いまネット上に存在する商品撮影のサービス会社には低価格と高品質!?を掲げた撮影をアピールする傾向が強くなっていますが、弊社に寄せられるご相談の多くが他社の撮影の撮り直しを希望しているものです。

デジタル一眼レフカメラの普及によって商品撮影を低価格で行なう業者が増えた一方で、本当の意味で品質の良い写真の仕上がりを期待できる会社が少なくなっていることも事実です。
このページでは「商品撮影のヒント集」と題して、撮影者とサイト制作者の立場の両方の視点から業者に依頼する前に知っておくべき商品撮影に関する知識などを公開していきます。

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このネットショップのココがすんごい!

アパレルファッション系のサイト構成とというと、「寒色系でスタイリッシュに見せるパターン」と「暖色系でほんわか見せるパターン」が多く見られますが、ネットショップを展開して長いキャリアを持つURBAN RESEARCHのショップ構成はひと味違います。

デザイン的なバランスが良い点はもちろんですが、特集ページには明確なコンセプトとストーリー性が満載です。
爽やかな写真構成の中にスパイスとして動画を嫌味なく持ち込み、訪問者は思わずページに没入してしまう。
基本的にSnap+は、スタイリングを提供するページですが、日常の世界観を全面に出すことで通常の通販サイトとは一線を画しています。
つまり商品自体の価格をバーンと出してしまう楽天市場でよくみかける展示方法ではなく、「消費者に欲しい」と思わせる商品展示です。
横スクールをするjqueryを使った演出は導入は容易ですが、スクロールさせる写真の組み方はセンスが問われます。

では自社でチャレンジするには撮影依頼時に何が必要なのか?

Snap+のような特集ページを構成するには、まず最低限季節ごとの通年特集と考える方がベターですが、URBAN RESEARCHさんと同じように月毎に更新する目標を立てる場合は、プランニングの段階で1年分のコンセプトを予め用意したほうがいいかもしれません。
理由としては、計画性が曖昧な状態で特集を進めると6月・7月など隣接した時期で特集の意図がぼやけてしまうことも考えられます。
手始めにSS/AWなどでの2ブロックを狙っても充分インパクトはあるかもしれません。

撮影依頼時にはメインとなる商品を3つ決めます。
仕入れた商品すべてをメイン扱いするのではなく、ショップの特長が出やすいアイテムを厳選することです。
主力商品が決まったら「カジュアル」・「クール」などのありがちな区分けのコーディネート提案ではなく、シーンを決めます。
上記のSnap+を例にすると「秋」を題目として「散歩」・「芸術」・「食欲」これがシーンとなっています。
そうすることで、ストーリー性が生まれてパッと見たときに「面白い違和感」をイメージしてもらうことができます。
服のジャンルに合わせたコーディネート提案ではできないこうした印象付けはこのコンセプトとシーン展開が根底にあります。
あとは商品撮影を依頼するスタジオにロケが必要なのか、スタジオ構成で撮影可能なのかを打ち合わせて仕上げていくとSnap+に近づけることが可能です。
くれぐれもポーズ決め決めのモデル写真を撮らないように入念に相談しましょう(笑)
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色域表現の違い
よく商品撮影のスタジオがいう「色の管理されたモニター」というと何だか難しい話になってしまいますが、今回は簡単に印刷用の写真とネット用の写真でお持ちのモニター上でどれだけ色に違和感が出るのか?極端にズバッと見れるようにしてみようと思います(笑)
色域の比率
まず、モニター上の写真の違いを見てもらう前にモニターがセットになった市販のパソコンなどはsRGB色のみを再現、印刷用途に使うスタジオはsRGBとAdobeRGBを写すことができると想定します。(ザックリ)
当然ながらスタジオはネット用でも印刷用でも両方最適な色再現ができるように準備をしています。
つまり「用途を問わず色の管理されたモニター」です。

ではスタジオ側が印刷用のAdobe RGBのモニター設定でネット用の写真を納めたら・・
クライアント側(市販のパソコン)ではどう見えてしまうのか??
左側の写真に注目してご覧下さい。
サンプル画像
極端な例ですが見た通り、左の写真に違和感(くすんだ状態)を感じると思います。
Adobe RGB上(印刷用)では良くてもsRGB用(ネット用)のモニターでは、色を再現できる幅が少ないということです。
右側のネット用に調整された写真の方が肌の感じなどが飛び過ぎず自然かと思います。
こういった写真の違和感を無くすためには、撮影スタジオ側もsRGB設定で必ず調整して納品することが大事です。
稀にAdobeRGBで確認しただけでポンと納品されているケースもあるので、納品された写真がくすんで見えたりする場合は、仕方が無いと環境の整っていないモニターで色をいじってしまう前に撮影側に問い合わせてみることをお勧めします。
きちんとしたスタジオであれば確認調整はしてくれるハズです。

以上、ざっくりとした色域表現のご説明でした。
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撮影スタジオの現場では照明セッティングなどが終わると「ホワイトバランス」を取ります。
デジタル一眼を触ったことのある方ならご存知かとは思いますが、商品撮影でいう「ホワイトバランス」とは、どれだけストロボor定常光などの光質の条件が変わっても被写体の本来の色を映し出すための設定となります。

写真作品などの場合は、ホワイトバランスを含めカメラ側の設定によって自分の作品イメージに近いものを探っていきますが、商品撮影で使うホワイトバランスは「忠実な色再現」です。
ざっくり説明してしまうとネット画像の場合、見る人のモニターによって色味は変わってしまいますが、写真のスタート地点でなければならない撮影現場の色が狂ってしまっては何の意味もありません。
正確なホワイトバランスを取るにはホワイトバランスカードなどを使ってカメラ側に「これが正確な色ですよ」と記憶させます。
こんな感じです。(18%グレーを取ってから、カラーパッチを撮ります)
ホワイトバランスの例
写真はx-rite ColorChecker Passport(エックスライト・カラーチェッカーパスポート)を使用しています。
最近ではカメラ側のオートでのホワイトバランス性能も向上はしていますが、マニュアル設定でコントロールすることはプロとして当然です。
こうした工程は単純に写せば良いということではなく、カラーを撮ってモニター上で更に色再現を追い込みます。
「RAW画像で撮ればあとでも編集できるでしょ」と感じる人もいるかもしれませんが、弊社ではリアルタイムで行ないます。
例えば昨日撮った写真の色を思い出す・・経験にもよりますが、人間の感覚に頼るのではなく、現場で出た数値を信じることでより写真の色再現性の精度は向上します。
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最安値は本当ですか
これから新しく商品撮影を依頼しようとしている担当者様にとって料金は安いほうがいい・・
適正価格を謳っている弊社にとって矛盾した話題のようですが、モデルコードが高い!と言っている訳ではなく、誇れる部分が料金しか無い現状の撮影サービスに疑問を感じているということです。

こうした料金の表示競争に加わったとしても弊社が料金を下げれば他社も真似する・・こうしたパターンは滑稽に思うからで「写真屋でしょ!勝負は写真!」これに尽きます。
しかし、ネットでの価格表示の誤解というのは、「業界最安値」と記載されてしまえば信じてしまうクライアントも存在してしまうのも事実。
では、弊社と業界最安値のアノ業者さんと比較して本当に安いのは何かを比較してみました。
比較をする場合に重要なのは「カット単価」まで精査することはもちろんですが、料金内で提供されるサービス内容にも注目することが重要です。
料金比較表
いかがでしょうか?モデルコード・・・最も安い単価になってしまいましたね(笑)
ネット上で出回っている「うちが一番安い撮影ですよ!」なんて謳い文句はバブリーな表現ですよね。
こうした観点から敢えて安売り写真を強調するようなページは作らなかったのです。

単価などより注目して頂きたいのは、アパレル業者さんにとって必須である「商品のシワ伸ばし」などが有料オプションとなっている点です。
我々からすれば、アパレル商材を扱う撮影をするのであれば、当然作業工程に必要な部分ですが、これがなぜオプションなの!?と疑問です。
単価を下げるために重要な工程を省く行為は、写真に対してどのように向き合っている企業かを判断する指標でもあります。

大切にしたいのは、「撮影に対する愛情」です。

これが無ければ“伝える力のある商品撮影”が実現できるとも思えません。
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いわゆる物撮りなどの単体写真では、色々な角度(アングル)から撮影を試みることはよくあることですが、人物撮影などの撮影風景でカメラマンがしゃがんだり、立ったりとバタバタしている光景を見たことがる方もいらっしゃると思いますが、こういった動作をなぜ行なっているかという、被写体に対して水平にレンズを向けたり、角度をつけたりしています。

では、写り方にどのような変化が起きるのか?

説明用画像として使用されることが多い、モデルの着用画像をサンプルを例にご説明します。
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まず、AとBいずれの画像もモデルを全身撮影したものですが、撮影者のカメラポジション(高さ)が異なります。
Aは少し上から見下ろしたような印象、Bは人物を水平に捉えていますのでスッキリした印象があります。
どのアングルで撮影するかはクライアントの意向にもよるので、「どちらが良い写真」ということはありませんが、「服の着丈」を正確に伝えるのであればBの方が誤解が生じにくいアングルではないでしょうか?
モデルの商品撮影を依頼して、「何かモデルの顔が大きい・・」、「脚が短い印象を受ける・・」などの違和感は撮影者のカメラを構えたポジションによるかもしれません。具体的にAとBとの撮影者のカメラポジションは以下のような感じかと思います。
20150119-posishon.jpg
「撮影者」が立っている状態と腰をしっかり下ろしている状態、たったこれだけの動作の違いで写真の仕上がりは変わってきます。
例えばこうした商品写真をネットショップに並べて「モデル身長160cm・Mサイズ着用」と記載した場合、着丈の印象も変わってしまう場合もあります。
イメージ効果を狙った撮影であれば、多様なアングルでの写真は印象的になりますが、説明用の画像は「商品に対して水平に構える」ことは重要です。

こうしたカメラポジションについては基礎的なことですが、相談に寄せられる画像を拝見すると微妙に撮影者が楽をしている!?商品写真に出会うこともあります。
モデルも商品もスッキリ見せるにはどうしたら良いか?プロであれば毎回真摯に向き合うべきですね。
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