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商品撮影のヒント集

いまネット上に存在する商品撮影のサービス会社には低価格と高品質!?を掲げた撮影をアピールする傾向が強くなっていますが、弊社に寄せられるご相談の多くが他社の撮影の撮り直しを希望しているものです。

デジタル一眼レフカメラの普及によって商品撮影を低価格で行なう業者が増えた一方で、本当の意味で品質の良い写真の仕上がりを期待できる会社が少なくなっていることも事実です。
このページでは「商品撮影のヒント集」と題して、撮影者とサイト制作者の立場の両方の視点から業者に依頼する前に知っておくべき商品撮影に関する知識などを公開していきます。

人物撮影の上達法
写真を簡単に上手に撮る方法はないか?
そんなブログやページを読んでいる人も多いと思いますが、自論ですが「そんな都合の良い話はない」と考えています(笑)
確かに写真撮影に関するテクニック的なことは本や動画などで学べるかもしれませんが、技術的なことの先に「いい写真」があると思っています。

人物写真を撮る際に、高価なカメラを持っている素人さんに多いのが「下手なことを認めない」無意味なプライドがあったりすると撮る前の段階で7割以上失敗しています。
「僕カメラ始めたばかりだから失敗したら笑ってね♪」とモデルに一声掛ければどれだけ現場が和むのか?を考えればつまらないプライドは必要ないことが理解できるはずです。
少しおバカな小技ですが、緊張しているモデルを撮る1枚目で、意図的にカメラのレンズキャップつけたまま撮ったりするボケをしますw
こうして「緊張しているのはお互い様ですよアピール」をしたりしますが、人物を撮るということは「常に感情がある」ので共感や共有する姿勢を示すことを最優先すれば技術的なことを除いて「良い写真」になります。つまり「あなたらしい写真」です。

「屋外で正午に順光の場合はこうですよ」とシャッタースピードや絞りなどを教えられても写真撮影が上手になることなんてありませんし、そんなカメラの設定値のことばかりを気にしていたら被写体となる人物が置き去りにされてしまいます。

カメラのオート設定でバンバン撮影すればいい

一眼レフカメラを買ったから「マニュアル」で撮ってやる!と意気込んでも失敗するだけなので、感覚が身に付くまでは「オート機能」をフル活用すればいいと思います。
そうしたカメラ任せで撮っていくことで、「撮影のテンポ」や「被写体に集中」することができますので雑念が入りません。
しかし、重要なのは「必ず写真を見直す」ことです。
デジタル写真では必ずシャッタースピードや絞り値などはデータとして記憶されているはずなので、「この時はどの設定になっているのか」をしっかりと撮影後に見直すことで、カメラ側の設定感覚!?を養うには非常に役立ちます。
こうした撮影情報を地道に検証していくことで、自分が普段良く使うレンズ焦点距離も把握できますし、オートでは気に入らない自分好みの写真が見えてきます。

人物撮影では色々な「知識の引き出し」を持っていたほうが良いと言われますが、そんな都市伝説があるから感情より知識が先行してしまい、シャッターチャンスを逃すのです。
上手く撮る方法は「撮って身に付くことがすべて」で、机上の勉強は「あの時なぜこんな写真になったのか?」と疑問が湧いた時に初めて学べばいいのです。
「仕事で撮るから失敗したくない!」こうした気持ちも分かりますが、失敗しないで上手く撮れる方法があるならば世の中みんなプロカメラマンです(笑)
写真は真実しか写さないのであれば、どれだけ知識で固めても経験の少ないカメラマンが撮った写真は必ずボロが出ます。
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モデルのギャラについて
今回はモデル撮影にまつわるギャラ(報酬)がテーマです。
現実的な事柄ですが、昨今のモデル撮影の低価格化は当然利用される方へのメリットの1つではありますが、少し違った観点から物事を見ていくとモデル撮影を利用される方にとっては良い面だけではないことを感じて頂ければ幸いです。

例えば、1着のモデル撮影が1000円をだった場合、撮影業者の純利益はどれだけあるのか?
モデルコードの場合、撮影料金プランで着単価が1000円という格安設定はありませんが、仮定として内訳を公表します。
スタジオ使用料や部材など除いた分をモデル側と5割・弊社5割にしています。
この比率をどう見るかは業者によって様々ですが、弊社の場合はモデルに支払うギャラを削ってまで撮影料金を安くする方針は今後も行なわないでしょう。
理由としては、掲載しているモデルについては、ある程度プロとしての常識的なスキルや心得を伝えています。
これを履行するためには日常から体のメンテなど費用はかかると感じています。
当然、一定のレベルが保持できなければ即刻掲載は中止しています。

こうして撮影スタッフ側とモデルの取り分を半々とすることで、仕事に対して自問自答するようになり素人感覚から「プロとしての自覚」が芽生え、価格に見合ったモデルへと成長していきます。
一番楽な採用の仕方は、「モデルになれますよ」と感じの良い言葉で希望者を募り、タダ同然でモデルとして使い、クライアントには印象の良い格安料金で撮影サービスを提供する方が業者としては儲かりますが、モデル写真の質の低下に繋がることは明白です。
1着のギャラが200円程度で50着頑張って仕事をしてもモデル報酬は1万円、そうした料金設定はモデルにとって最初のうちは写真撮影が楽しくて納得していても必ずテンションは衰退します。
職業としてのモデル、特にネットショップ向けのモデルが軽視されているのは1990年代後半からストリート系雑誌で流行した読者モデルブームで一気にモデル価格は低下しました。
そのなごりが元々プロモデルとしての理解が薄いネット媒体でモデルの価格基準を読者モデルに合わせてしまっていることは容易に想像がつきます。

昨今ではさらにギャラの低価格化は進み、上記のようなタダ同然となっているようで、弊社にもモデル事務所だがサークルだか分からない団体から「タダでも良いから使ってくれ!」と営業をかけられます。
安すぎるモデル撮影料金には理由があり、また高い場合も正当な理由があります。

モデルによる商品撮影を利用するお客様は、サービス事業者側が提示する価格で「モデルの質」を判断するしかありませんが、もし自分が着単価が極端に低い状態でクライアントの売上げのことまで考えたパフォーマンスができるかを考えれば、「人件費(モデルのギャラ)」にはそれなりに相場はあると理解頂けるはずです。

たまたま低価格でも技術的に平均レベルのモデルを賭け事のように探すより、一定のレベルを保っている業者を見つける方が賢明だと思うのは私だけでは無いハズです。
クライアント側が安すぎるモデル撮影を行う業者を警戒する意識がモデル品質を向上させて、ネットモデルの格付けの見直しに繋がることを願うばかりです。
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RAW現像とレタッチの違いはどこなのか?
デジタル一眼レフで撮影した写真に施す「デジタル現像」と「レタッチ」の違いご存知ですか?
まず「デジタル現像」と呼ばれる処理は「RAWファイル」として撮影されたデータの明るさや色調などの調整を施すことを言います。
よくJPEG画像でデジタル現像を行なう・・・という表現をされる方もいますが、あくまでもデジタル現像とはRAWファイル(カメラの撮像素子が捉えたままの状態)
正確にはこの段階では画像データとは呼べず、RGBの各色を調整してJPEGなどの拡張子になって初めて「画像データ」となります。
「でもネットプリントもできるからRAWも画像データじゃないの?」
ネットプリントなどでRAWを直接プリントするときに対応メーカーが記載されていても、それぞれのメーカーごとに微妙に色合いが変わるため、
プリント注文した段階で必ず画像データとして変換をしているはずです。(各メーカーRAWの拡張子は違います)

ではデジタル現像とレタッチの境界線はどこか?というと最近は難しいですが独自の見解でいきます(笑)
画像データとして処理されたものに手を加えれば、すべて「レタッチ」です。

次の画像を見ていただきましょう。
デジタル現像とレタッチ
左側の写真をRAWファイルからデジタル現像をしたと仮定します。
その後右の写真のように「顔の輪郭を調整する」、「腕を細くする」など明るさや色調には関係の無い部分を触ったらレタッチになります。

例えばJPEG画像の明るさを少し上げただけ・・これもレタッチ、つまりRAWファイルから完成した「画像データ」の処理に対してはすべてレタッチになる訳です。
しかし、この独自の見解でいくとRAWファイルの段階でソバカスを消すなどの処理はどうなるの?という疑問が湧きます。
表現的には「デジタル現像時のレタッチ処理」となるのです・・ややこしい(笑)

こうした言い回しもデジタル現像ができるソフトの機能が向上しているので、RAWファイルの劣化がしない特性を活かして積極的にレタッチができるようになっています。
表現として明確に区分けをするのが難しいですが、RAWファイルのRGBの三原色を決め、明るさや色調を調整する程度が「デジタル現像」、それ以上の手を加えることをレタッチと弊社のスタッフ内では呼んでいます・・他はどうなんでしょうね(笑)
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手ぶれ補正機能について
手ぶれ補正機能とは、その名の通り手持ちで写真を撮るときにブレを補正してくれる役立つ機能です。
手ぶれ補正にはレンズ側で補正を行なうタイプとカメラ本体(ボディ)側で補正をするタイプに分けられますが、今回は普及している「レンズ側の手ぶれ補正機能」についてご説明します。
まず、レンズに付いている手ぶれ補正機能のスイッチからご覧頂きます。
メーカー毎の手ぶれ補正機能のスイッチ
写真赤枠で囲った部分が手ぶれ補正機能のON/OFFスイッチで、メーカーによってそれぞれ呼称が異なります。
主なメーカー別のレンズ側の手ぶれ補正機能の名称
・ニコン:VR (Vibration Reduction)
・キャノン:IS (IMAGE STABILIZER)
・パナソニック:MEGA O.I.S(MEGA Optical Image Stabilizer)
・シグマ:OS (OPTICAL STABILIZER)
・タムロン:VC (Vibration Compensation)

いずれも機能としては同等のものとなります。
手ぶれ補正機能は常にオンの状態の方がいい?

本来フィルムカメラを使用する場合はこうした「手ぶれ補正機能」はありません。
カメラを構える際は脇をしっかり締めたり、三脚、一脚などを使用してブレないように固定します。
三脚などを用いたからといって完全にブレを防ぐことはできませんが、個人的には手ぶれ補正機能はオフにしてしまいます。
手ぶれ補正機能は「人間が手持ちで撮影したときに機能する」ように設定されていて、三脚などで固定されてる状態を意味していることではありません。
また三脚で固定して撮る場面を想定すると「少しでも良い画質」を求めるので、手ぶれ補正機能によってレンズ性能が一番出る箇所を外される可能性を排除しています。
最近のレンズでは性能も上がっているのであまり見かけませんが、「手ぶれ補正機能を使うと画質が少し低下する」というのが一昔前の定説だったので、そのなごりでクセになってしまっているのかもしれません。

あとは、シャッタースピード自体が早い場合、「そもそも手ぶれすることが無い状態」です。
1/500秒でシャッターが切れる環境でブレるようなら、それは「カメラの構え方の問題」で解決できるハズですので、こうした状況の場合もオフにしています。
手ぶれ補正機能による画質の低下説は賛否両論ありますが、クラシックカメラも愛用してる場合は、「カメラやレンズ本来の画」を求める人もいると思うので少し気にしてTPOに合わせた手ぶれ補正機能のON/OFFを考えてみてはいかがでしょうか?
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白とび写真とは
写真撮影で「写真が白とびしている」という「白とび」とは、光が強くなっている部分が極端に露出オーバーとなって真っ白に見えることを指します。
しかし、撮影スタジオが使うこの言葉の意味と一般の方が使う意味には多少誤差があるケースがあります。
一般の方が感じる「白とび」とは人間の視覚に任せた「真っ白に色が飛んでいる状態」で、見る人の感覚、またはモニター画面の明るさ設定を上げたまま画像を判断するなど、曖昧な判断をしてしまうことがります。
逆に撮影スタジオが使う「白とび」はヒストグラムやモニターの表示設定で機械的に見ての判断です。
次の画像をご覧下さい。
白とび写真の比較
左側が露出OK(白とびしていない状態)で、右側が露出オーバー(白とび)の写真です。
さらに右側の白とび箇所を赤色で表示させてみます。
白部分を強調した写真
このように白とび箇所を判定できますが、もし最初の「白とびしていない画像」が飛んでいるように見えるようならモニターや端末の明るさ設定などを確認してみて下さい。
ここまでは、感覚と数値による白とびの判断ですが、こうした「白とび」は、商品撮影では「悪いこと」のように紹介されることが多いですが、写真全体からみると「風合い」とか「雰囲気のある写真」だったりします。

商品写真は適正な露出でなければならないという規則はなく、「説明用かイメージ用のどちらの目的か?」によって露出を判断したりすることもあります。
大事なことは意図して「白とび」にしたか否かで、適正露出を狙ったのに白く飛んでしまった場合はNG、意図した通りのとび具合ならOK・・
写真はつくづく主観によるものだと感がえさせられる場面ですね。

商品撮影を判断する上での「白とび写真」は、依頼主や撮影者の考えによって作られるものですので、適正露出を狙った説明画像で飛んでしまっている場合は・・
スタジオ側としっかりお話しましょうw
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