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商品撮影のヒント集

いまネット上に存在する商品撮影のサービス会社には低価格と高品質!?を掲げた撮影をアピールする傾向が強くなっていますが、弊社に寄せられるご相談の多くが他社の撮影の撮り直しを希望しているものです。

デジタル一眼レフカメラの普及によって商品撮影を低価格で行なう業者が増えた一方で、本当の意味で品質の良い写真の仕上がりを期待できる会社が少なくなっていることも事実です。
このページでは「商品撮影のヒント集」と題して、撮影者とサイト制作者の立場の両方の視点から業者に依頼する前に知っておくべき商品撮影に関する知識などを公開していきます。

写真をネットプリントする
自社で写真撮影を始めて、プリントした写真を見たいと思ったことはありませんか?
もちろんお持ちのプリンターで出力しても良いのですが、画面で見た感じと実際に出力した写真の印象が「う~ん、いまいち・・」なんてこともあります。
私たちのような業者はカラープロファイルの設定などで、自社のプリンターで出力して仕上げることもできますが、枚数が多い場合などはお手軽なネットプリントを利用することもあります。

さらに枚数的に、何百枚も出力する場合は印刷屋に出してしまいます。
インク代や印画紙代を考えると確実に安い!(笑)

通常は何百枚も印刷することは無いと思いますので、今回はネットプリントサービスを利用するときに覚えておくと良い!、つまり自分らしい思い通りの写真をプリントアウトできる方法!そんな記事です・・
では、難しいカラープロファイルなんたらの話は、全部置いておいてw、
「カメラのキタムラ」のネットプリントサービスを利用するL版プリントの注文方法をご紹介します。

まず、「カメラのキタムラ」のネットプリント(WEB注文)ページに行き、デジカメプリントを選びます。
そうすると、下記のような「サイズ・枚数の設定」画面になりますので、プリントしたい写真を選んでいきます。
ここで!ポイントです!
ネットプリント画面

一般的にネットプリントサービスの注文画面では「色補正」については「お任せ(自動)」になっていますので、画面赤枠の「色補正を変更」ボタンをクリックします。
すると、次のような画面が出てきますので「OK」で閉じます。
ネットプリントで色補正
これで撮影者が撮ったままの色合いに近づけてプリントアウトしてくれます。
但し、自分の色補正に自信が無い方やモニターが正確な色を出せないなどの場合は注意が必要です。

こうして注文することでお手軽なネットプリントでもある程度画面で見たままの色合いで出力されることが多いです。
経験上ですが、こうしたネットプリントを利用できるサイトは数多くありますが、色補正が任意で行なえるものと、そうでないものがあるので、好みに合わせて活用してみてください。

商品撮影は単にネットで利用する目的の写真データで、デジタルデータとして見ることも大事ですが、出力してアナログ的に見てみると商品写真から販売のヒントが見えてきたりと、多角的に物事を見ることの大切さが分かったりするので、「いい写真が撮れた!」と思った時は、ネットプリントをしてみることをお勧めします。

何より撮影データというのは自分でパソコンなどを立ち上げて自主的に見にいく写真、まさしく保存場所からしてデジタルデータですが、対してプリントアウトした写真は自然と目に触れることができる点で、受動的な意味合いが濃く、全く世界観が違って見えます。

ってフィルム写真が大好きなだけでしょうか・・(笑)
良い写真はプリントして楽しみましょう!
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商品撮影の画質について
商品撮影サービスを展開するスタジオには「高品質・高画質」をウリにしている業者も多く存在しますが、撮影業者を選ぶお客様の立場からすれば、「高画質な写真の方がいい!」と思うことは自然で、そうしたキャッチコピーは業者を見極める判断材料になることもあると思います。

では果たしてネットショップ向けに画像を使用(Web上での画質に特定)した場合、高画質と呼ばれるものがどれだけ低画質の写真と見た目上の違いが出てくるものなのか?
今回は実験を兼ねて検証していきます。

ネットショップ向けの商品撮影で写真データを受け取る場合は「JPEG画像」が大半です。
ファイル拡張子を気にすることはありますが、JPEG自体の「写真画質」については元となる画質が分からない以上納品先が判断することは難しいと思います。
まずは、JPEG画像を100%の最高画質~20%の低画質で書き出した場合の「見た目」の違いを確認してみてください。
JPEG書き出しの画質の違い
左の写真から最高画質~低画質になっています。
これぐらいの縦横サイズだと大きく画質の劣化を認識することは難しいと思います。
敢えて違いを書くならば、背景のグレーのトーンが異なるくらいでしょうか?・・・

「イヤ!これは縦横サイズが小さいから目立たないだけだ!」
と感じる人も多いと思いますので、次に楽天市場などの商品ページ画像で多く使われる横幅600px程度のサイズで「低画質20%」を拡大してみます。
低画質サンプル拡大

いかがでしょうか?低画質・・ひどく写真的に劣化して見えますか?
印象的には256色のGIF画像の品質と対して変化がないのでは・・・?

これは「低画質20%」ですので、「中画質50%」で同じように拡大すれば更に画質は向上します。
つまり、ネット媒体で使用している限り、「高品質・高画質」などの一瞬ステキに感じるサービスも目的によっては撮影業者を選ぶ優先度としては重要項目では無いということ。
写真の高画質を気にするのは印刷目的をメインとするケースであって、ネット利用の場合、JPEG画像100%で納品されていれば「すべてが高画質」とも捉えることができます。
撮影スタジオ判定の基準に「高画質」の項目はネット利用の場合は意味が無い。

撮影業者を選ぶ基準は「高画質やどんな高級機カメラで撮っているのか?」ではなく、「どのような撮り方をしているのか?」の方が遥かに重要です。
例えば、高級機カメラでA0サイズのすごく大きな写真をネット用として納品されても困りますよね(笑)

商品写真は「画質やカメラ」などの機械的な部分を重視するのではなく「撮影手法」と考えると業者を選ぶポイントが見えてくるのかもしれませんね。
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画像を綺麗にリサイズする方法
商品撮影で仕上がった写真の処理として、縮小などのリサイズ処理は欠かせないものですが、大きく撮影した写真をグッと縮小すると輪郭などが「ぼやけて」しまって「眠たい印象の写真」になってしまうことがあります。
今回は、綺麗に画像を縮小するリサイズの基本技をご紹介いたします。
使用するソフトはPhotoshopまたはPhotoshop Elementsを使っている人が多いと思いますので、これを前提とします。

まず対象となる画像ファイルをフォトショップで開きます。
続いて上部のメニューから「イメージ」→「画像解像度」を選択して、次の画面を表示させます。
リサイズ画面

画面が表示されたら下部のプルダウンメニューから「バイキュービック自動(縮小に最適)」または「バイキュービック法」を選びます。
最後に縮小サイズを決めて「OK」で終了です!、非常に簡単にです(笑)
これで綺麗な画像の縮小リサイズを行なうことができます。

以前の記事で「レイアウトした画像」に対して縮小をして「シャープ輪郭」で画像を仕上げる調整方法をご紹介しましたが、これは単純にリサイズをかけるものです。
使い方としては、画像のリサイズ処理を自動化して一気に何百枚もリサイズする場合に効果的です。

では実際に1800pxの画像を600pxに縮小リサイズした画像をご覧下さい。
バイキュービック法によるリサイズ

ご覧のように元画像からのシャープ加減などの劣化も目立たない状態で縮小されました。
この「バイキュービック法」は、ぼやけた画像にならない点とギザギザ感も少なく、対象がどのような写真であっても高クオリティな結果が出せるリサイズ法です。
通常フィトショップではリサイズ時のデフォルトに設定されていることが多いので、特に注意する必要はありません。
しかし、滑らかな質感の商品写真の場合、例えばクリームなどを表現する化粧品などの写真をリサイズする際は、「バイキュービック法」ではなく「バイリニア法」が良い結果が出ることもあります。
もう少しアパレル商品に例えて書くと、細かいボーダー柄なども、「バイキュービック法」ではギザギザが目立つこともあるので、「バイリニア法」を使うこともあります。

いずれも実際にリサイズ処理をしてみて、効果的な方を選択することでイメージ通りに仕上げていくと良いでしょう。
基本的に紙媒体への撮影を多く行なっているスタジオではリサイズの精度も高いことが多いです。
もし撮影業者から納品された画像が「何かボヤけている・・」と感じた場合は、業者側にリサイズ処理の精度を上げるように要求しても構いません。

余談となりますが、今回使用したソフトはフォトショップを例にしましたが、「バイキュービック リサイズソフト」などで検索すると無料で使えるソフトもございますので、活用してみてはいかがでしょうか?
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写真の構図というと、何だか難しい話になりそうですが、1つ覚えておくと感覚で撮っても「何となく納まりの良い写真」にすることができます。
一眼レフカメラのファインダー表示には「グリッド(格子状の線)」を表示させていて、撮影時に構図を見ながらシャッターを切ることもできます。

よくある「構図をズラす例」として、初心者の方がやってしまいがちなのは「斜め構図」、極端に写真に角度をつけて演出効果があるように見えますが、第三者から見て、「単にカメラをホールド(固定)できなかったの??」と誤解されてしまうようなセンセーショナルな構図を覚える前に「三分割構図」を覚えましょう。
まずは下のイラストをご覧下さい。
三分割構図
カメラのファインダーを除いて画面を3つに分解して交わる点A・B・C・Dに被写体の中心となる部分を合わせていきます。
これが写真の基本中のキホンの「三分割構図」です。
ポートレートでいえば、顔ですね、さらに人物を強調したければ目元でもいいかもしれませんね。
カメラは縦位置でも横でも構いませんが、交わる点に注意しながら撮るとステキ写真に変身します。
例えば、商品写真で「顔の横に注釈やキャッチコピーを入れたい場合」などは、予め商品画像の完成を意識して撮ると、トリミングなどをしなくて済むので、編集作業も効率的に行なえます。
イメージ写真などの場合、全体的に街並みが写っていて、その中で人物が小さく写っていても「街並みでも人物が目立つ」そんな写真は大体この「三分割構図」を応用しているケースが多いですよ。

では実際に三分割構図のA地点を基準として構図を整えてみましょう。
三分割構図を利用した例
いかがでしょうか?
アクセントとしての花も適度に写っていますが、写真全体の割合はモデルさんが多く占めているのが分かると思います。
ちなみにB地点に移動させれば「よりモデルさんを強調した写真」になります。
具体的な動作としては、オートフォーカスの場合は、まず被写体に合わせてシャッターボタンを半押しにして、そのまま三分割構図の交わる点へ被写体がズレようにして、シャッター全押し!これでOKです。

綺麗な構図で写真を撮るなら、まずは縦と横を意識して「三分割構図」を取り入れると写真撮影がもっと楽しくなりますよ。
最後にアレンジを加えた構図のサンプルをご覧頂き構図の深さを楽しんでください。

さてこれは何構図でしょう?
構図の応用サンプル
単純に被写体を中心に置いてもタテヨコを意識すれば、自分なりの好きな構図が見えてきますよ。
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マニュアルモードで商品撮影をする
デジタル一眼レフカメラを使って商品撮影を自社で行なっている場合、「オート設定」から抜けられない人も多いようで、撮った写真を見てみると、ピント対象や環境光などにより写真の明るさがバラバラになってしまうという相談があったので、少し回避法をご案内します。

こうした場合「デジタル一眼レフカメラ1台のみ」で撮影を行なっているケースが多く、カメラ以外の機材は無く、撮るたびに露出が変わっているようです。
例えば「オート設定」で黒い商品に露出などを合わせた場合と白い商品に合わせた場合では仕上がりにムラができますので、これを回避するために基準になるカメラの設定情報を割り出します。

はじめに、色は何色でも構いませんので基準となる商品を置いて実際にテストとして撮ってみます。
この時は商品にピントを合わせてシャッターを切ります。

撮れた写真をカメラのモニターで見て、納得できる明るさ(露出)になるまで何枚か続けます。
「いい感じ」の写真の明るさになったら、次にその画像をパソコンに取り込みます。
ウィンドウズの場合、画像の上で「右クリック」をして、「プロパティ」を開き、「詳細タブ」をクリックしてカメラ情報を見ます。
プロパティを開くとこんな感じです。
カメラ設定情報
Exif情報として今撮った「絞り」「シャッタースピード」「ISO感度」など情報が表示されています。
この情報をもとに、カメラ側を「マニュアルモード」にして、表示された設定値に合わせていきます。

この設定で撮影すれば余程大きく被写体(商品)の色反射率が変わらなければ、明るさがバラバラになることを軽減できます。
但し、日照時間や撮影環境により光量が変わる場合は適宜調整します。

この方法は、マニュアルモード以外で、何となく気分で設定している人などは、カメラ設定を数値できちんと理解して状況に合わせたマニュアル設定を覚えたい場合に役立ちます。
あくまでもマニュアルモードの入門用として参考にして下さい。

上手く撮れる場合とそうでない場合がよくある人は、数字から見直すことも大事です。(やみくもに撮っても上達はしません)
カメラ側できちんと露出などを固定していれば、モデル撮影などの動く被写体でも一定の仕上がりにすることができます。

AEロックで露出を固定するという手段もありますが、バンバン数を撮る場合はマニュアルで数値を落ち着かせる方が楽だと思います。
フォーカスリングやシャッターボタンなどの指の動きに余裕が出てきたら、さらに狙い通りに露出を固定できる親指AEロックにチャレンジしてみて下さい。
あ、この方法はまた別の機会にw・・
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