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商品撮影のヒント集

いまネット上に存在する商品撮影のサービス会社には低価格と高品質!?を掲げた撮影をアピールする傾向が強くなっていますが、弊社に寄せられるご相談の多くが他社の撮影の撮り直しを希望しているものです。

デジタル一眼レフカメラの普及によって商品撮影を低価格で行なう業者が増えた一方で、本当の意味で品質の良い写真の仕上がりを期待できる会社が少なくなっていることも事実です。
このページでは「商品撮影のヒント集」と題して、撮影者とサイト制作者の立場の両方の視点から業者に依頼する前に知っておくべき商品撮影に関する知識などを公開していきます。

純正レンズを変えて商品撮影
デジタル一眼レフで商品撮影を行う時、どこのメーカーのレンズを使っていますか?
大半はカメラ購入時に付属されているレンズやカメラボディと同じメーカー(純正)のレンズを使っていると思います。
どこのレンズを買えばいいのかは、好みによりますので欲しいと感じるレンズで撮影すれば良いですが、どんな時に純正レンズから変えたいと思うのか、私の事例ですが参考程度にお読み下さい。

まずレンズといっても種類も様々で、細かく書けば膨大なテキスト量になるので、今回は単純にNikonから他社製シグマのレンズに変える動機を説明していきます。
同じ服で撮影された2枚の写真をご覧下さい。

純正と他社製レンズの比較
できれば同じモデル・同じ照明で試したかったのですが、感覚で捉えて下さいね(笑)
最近ではモデル撮影+単色の背景の場合は、シグマのレンズを使うことが増えてきています。
理由としては写真的に強さが出てくる、また人物や服の印象が綺麗に抜けてくる印象です・・(感覚です)

フィルムの頃からコダックカラーが好きだったので、ちょっとクセのある色合いやディテール感を求めるなら、あくまでも私の場合は、シグマ製のレンズの方が好みです。
決してNikon純正が悪い訳ではなく、正確な描写感はさすがの純正レンズです。
主に商品撮影では、トルソーや物撮りの説明写真などでは純正レンズを使っています。

とはいえカメラの設定で「コントラスト」や「彩度」など調整すれば良いと感じるかもしれませんが、商品撮影・・というか撮影時のカメラ側の色合いに関する設定は基本的に全くいじりません(ニュートラルな状態で常に撮りたいのです)。
ただでさえ写真撮影はWB、絞り、シャッタースピード、露出で写真に変化が生じるので、そこにプラスしてデジタル的な処理を加えて欲しくないと感じるオヤジ世代です(笑)
普通に考えればレンズレビューをしているサイトなどでカメラ側の設定が変わっているなら正確なレンズ性能など比較できる訳が無いと個人的に酷評を述べてみたり・・・

こうしたレンズによる描写の違いは写真を撮る行為で楽しい部分でもありますが、予算がかかる部分でもあります。
今持っているレンズから少し雰囲気を変えた写真を撮ってみたい場合は、店舗に行って実際に撮ってみることをオススメします。
カメラボディを持って行って、「試していい?」と聞くだけです。
家電量販店ではNGの場合もありますが、近くにカメラ(レンズ)メーカーのショールームがあるようなら持込みでテストはOKです。
いつものレンズと、テストするレンズで同じ写真を撮ってみて、描写の違いを比較するのがベストです。

あとは予算ですね~描写はすばらしくても冷汗が出る価格だったりするので、これが一番ネックです(笑)
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ネットショップ開店時の商品撮影の依頼方法
楽天市場などのショッピングモールを初めて利用して、ネットショップを開店予定の方へ個人的な経験から、一言。

「売れてるショップと肩を並べるために商品撮影に出す数を増やし過ぎないで下さい!」

商品撮影を生業としている側からすれば、「変な意見」ですが、スタートダッシュを狙う販売方法や、とにかく商品数の多さで「人気(ひとけ)」を印象付けたいなどの安易な理由で撮影数を多くすることは非常にリスキーです。

各大手モールの1ショップ当たりの平均月商を疑うことを覚える
モールに出店するにあたって、既存のショップがどれだけ売上げがあるのかは知りたいのは当然ですが、「1店舗あたり約250万円!」など大手モールに出店すると平均でこれくらいは売れますよ!という比較サイトもあったりします。
しかし、ネットで検索して出てくる情報は真意をまず疑うことが大切です。
例えばこうした比較サイト自体が「アフェリエイト」をやっているようなら、単に都合の良いことを書いて出店してもらい、バックマージンを貰いたいのだと判断しましょう。
また、1ショップ当たりの平均月商を見る上で大切なのは「メガヒットしているショップ」を除いたら果たしてどれだけ平均月商の数値が下がるのか?
さらに、楽天などの場合は他の大手ショッピング系の企業を買収していますので、買収により生じる数字が入れば・・・月商の数値のトリックを疑うことが賢明です。
気をつけるのは「こんなに売上げが上がる!」という期待ではなく、「何を売りたいのか?」が重要です。

商品撮影は売るためだけの目的ではありません
商品撮影を依頼するショップの多くは「写真素材を最大限活用していません」
こう書いてしまうのも、私が把握する限り写真素材を「商品販売ページ」でしか使っていないのです。

例えばモデルを使った商品撮影を行なって「モデル画像が10枚」あったとします。
商品ページでモデル画像を3枚使い、あとは商品のみの物撮り画像でページを完成したとします。
では残ったモデル画像7枚はどうしていますか??

表情などの点で素材的に使えない場合は除いて、バナー画像や特集ページ、店長日記(ブログ)等々で使用済みの画像と異なったアプローチに使えますよね。
弊社の商品撮影で写真数量(カット数)を多く納品する理由は、単に「選べる画像が多い」だけではなく「使う用途を拡げる目的」があります。

大手モールに出店されているショップにありがちな傾向として「販売商品数を増やすために商品撮影を依頼するパターン」です。
商品を着用している自社の戦略素材の写真ですので、少し思考を巡らせば多様な使い道があると真剣に向き合うべきです。
とはいえ既に販売実績がある場合は大量撮影はウェルカムです(笑)

確実にショップを成長させるのは商品撮影ではない!
ネットショップを運営し始めて陥りがちなのは「商品追加」だけで広報活動はOkだと思っている担当者が多いこと。
取り扱う商品数だけが増えていき、売上げは伴わずヒット商品を探すため、また商品撮影を依頼する・・・これでは負のスパイラルです。
個人的には「長くじっくりショップと付き合いたい」という願いがあります。
例えば初回で100着のオーダーを頂き、半年後には閉店してしまうショップより、月に5着でも定期的にオーダーを頂いた方が、なぜか安心します(笑)
商品撮影は「写真を撮ること」であって売上げに直結することではありません。

商品撮影をプロに任せることで、「根拠の無い安心感」を商品撮影サービス業者はネットショップに向けてアピールしているような気がします。
同業者ではありますが、撮影費用をかけて頂いた分の効果として売上げが向上して頂きたいと願いますが、現実として商品写真だけで売上げが上がることは幻想でしかありません。

オープンしたばかりのショップの場合は、商品撮影は数を多く出すのではなく撮影写真をどのように有効活用するのかを第一に考えるべきで、そうすれば自然と数ではなく「ネットショップ自体のサイトの質の問題」だと気付いて頂けるハズです。
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アパレル商品撮影の練習
モデルを使った商品撮影、特にアパレル商品に関しての撮影ではモデルのポージングは非常に重要になります。
昨今では「可愛い」・「スタイルがいい」だけでアパレルモデルと名乗っている人(スタジオモデル)も多いですが、実際弊社の場合、アパレルモデルとして掲載に至るまでにどのようなモデル知識(ポージング技術)を教えているのか?
ほんの1部ですが、今回はアパレルモデルとしての練習撮影についてご説明します。

まず最初はアパレルモデルといっても、やみくもに動いてポーズを行なえばいいというものではありません。
「アパレルモデル」すなわち「服が一番綺麗に見えるための動きを知る」その第一歩はキチンとした姿勢です。
極端な話、綺麗に成形されたマネキンが動き出せば綺麗に見えると思いませんか?
それを人間が行なう場合は、自身の姿勢のクセやポーズを展開する際に気をつけるポイントがあります。

実際に撮影時にカメラマンがどこに気をつけてシャッターを切っているか?を簡単にご説明します。

モデルの姿勢と注意点
まずは「A:体の軸」です。
Bと関係性がありますが、上記の2枚の写真のように体の軸がブレてしまうと、どれだけ頑張っても綺麗なポーズはできません。
頭のテッペンから足のかかとまで1本の線で繋がるように意識することで改善できます。

続いて「B:足のつま先」です。
これは重心がどこに向くかのか?、そして上半身はどこに向くと下半身とのバランスで自然に見えるかを決める重要なポイントです。
不自然なポーズに見えるモデル写真の多くに、つま先がカメラ正面、または45度の位置に向けていない時に不自然なポーズ写真となります。

そして「C:手の位置」です。
アイドル写真にありがちなのが、顔に手を置く「歯が痛いの?」と勘違いするような写真(笑)
アパレルモデルで動かす「手の位置には基本パターン」があり、応用もすべて固定位置から展開されます。

ここまででお気付きかと思いますが、一般の女性がモデルに重要だと思い込んでいる「顔(ビジュアル)」などほとんど見ていません。
表情やしぐさというのは、撮影経験などによって身につけていくものなので、基礎の段階では強要はしません。
綺麗な体のラインを作って、動作ができるようになれば、自然と表情は柔らかくなるものです。
またビジュアルはメイクやニーズによって様々なことや、前提として顔だけが可愛く綺麗でもアパレルモデルにはなれません。

ではでは基礎的なポイントを修正してアパレルモデルとしての綺麗な姿勢を作ったサンプルをご覧下さい。

アパレル商品撮影のポーズの基本
いかがでしょうか?
無駄な動きが無くなって自然なポーズになっていると思いませんか?
モデルというジャンルは様々ございますが、弊社は企業からの依頼でアパレル商材を扱います。
モデルに対してどこを基準に指導していくのかを見極めることができなければ、商品撮影は成立しません。

今、ご利用のスタジオモデル、アパレル商材を任せるスキルを持っていますか?(笑)
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商品撮影に使うカメラブランド選び
少々レンズのややこしい記事が続きましたので、今回は漠然とカメラメーカー選びのお話です。
商品撮影に使用する初めてのカメラ、NikonかCanonどちらにしようか迷ったことがあると思います。
ま、他のオリンパスやパナソニックなどはどうなんだ!と意見が出そうですが、一般的に迷いやすいカメラメーカーについて、個人的な視点で書きますので、参考程度にお読み下さい。

ニコンかキャノンかを選ぶ
まず、私は業務用のカメラは「Nikon」をメインに使っています。
なぜ?ニコンなのかと言われれば、こんな経験からです。
私がカメラを初めて買ったのは、「キャノン機」で、当初は楽しくて風景やら何やらスナップ的に撮っていまして、もちろん当時は各メーカーごとのカメラやレンズを所有する余裕はなく、「キャノンがすべて!」と思っていました。
気軽に撮ったとしても、何となくいい感じの色合いの写真が撮れて、上手くなった気がしていました(当時は)

が、キャノンを使い始めて2年ほど経って、某商業カメラマンからニコン機をお借りする機会があって、同じように撮っていたところ・・
「俺、写真下手なの???」と撮れてくる写真にガッカリしました。
当時としてはニコンのフラッグシップ(高級機)だったので、明らかに私(撮影者)の撮影技術がないことが写真で表現されました。
気になって持ち主のカメラマンに尋ねると、

「ニコンは下手な写真は下手なままの写真になるよ・・」と、ズバリ(笑)

以来、キャノンのカメラを売り、すべてニコンに変えました。
はい、悔しい経験がございまして「ニコンで撮って上手いと言わせてやる!!」という半ば恨み節です(笑)

現在はそうした感情はなく、キャノンっぽい写真を要求されたり、そこの店舗がキャノン機をメインに撮っているようならば、キャノンを使ったりします。
重複しますが、個人的な感覚で、キャノンは発色も良くパッと撮っても万人受けする写真が撮れます。
逆にニコンは、良く言えば「現実に忠実な写真」、悪く言えば「もう少し写真が上手いと勘違いさせてくれ!」と思う時もあります。
ペットで例えたら、キャノンは犬、ニコンは猫・・なんだそりゃですが、私的な感覚です。

となると、初めてのカメラはどっちのメーカーがいいの?と聞かれれば「キャノン」でしょう!
色合いからすべての点で一般向きで、キャノン的なカラーを好む人は多いと思います。

ざっくりカメラ選びを2社のメーカーで書きましたが、それぞれ各社の機種ごとのグレードの違いもありますので、まずはメーカーを決めてお店で触って、撮ってみて「心がときめくカメラ」を選びましょう(笑)
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商品撮影とマクロレンズの基本:焦点距離
昨日に引き続き、商品撮影で使うマクロレンズの基本その2と題して「焦点距離」についてまとめておきたいと思います。
まず本題に入る前にマクロレンズについてこんな会話を聞いたことはないでしょうか?

「このレンズは、すごい被写体に近づける(寄れる)!」

こう聞くと、レンズ先端のガラス面と被写体との距離を、もの凄く近付けることができるように感じますが、撮影に最も被写体に近づける距離、すなわち「最短焦点距離」は、レンズ先端からではなく、「カメラボディに記されているあるマークからの距離」から近づけた数値(距離)となります。
下の画像にてそのマーク(撮像素子の位置を表す)の箇所をご覧下さい。

撮像素子マークと焦点距離
各カメラごとに撮像素子マークの位置は異なりますが、一般的なデジタル一眼レフカメラであればカメラ天面などを探せば見つかります。
この撮像素子マークを基準とした場合、マクロレンズと望遠レンズの「最短焦点距離」はどれくらい違うのでしょうか?
ワクワクしますよね♪、マクロレンズだから相当近いのでしょう!!

では比較として、Nikonの標準ズームレンズ「AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR」の最短焦点距離は「0.38m」、対して同じメーカーの非常に高価なマイクロレンズ「Ai AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED」の最短焦点距離は「0.5m(等倍)」です。

あれ?んん!?・・マクロレンズなのにズームレンズより焦点距離が遠い???

はい、ここで昨日ご紹介した「商品撮影で使うマクロレンズの基本その1」で紹介した「撮影倍率」と深く関わってきます。
昨日書きました「マクロレンズは被写体を大きく写すことができるレンズ」ですので、最短焦点距離が長くても、撮影倍率は1倍ですので、狙った被写体を大きく写すことができる訳です。

例えば、自社で商品撮影を行なっている場合、カメラを三脚に置いて、被写体からの距離が50cmくらいで撮影しているなら「撮影倍率」から計算すれば、今使っている望遠レンズと同じ距離からマクロレンズに変えて撮影した場合、どれだけ大きく商品を撮れるようになるかを判断できるようになります。
決してマクロレンズを使うから被写体にレンズを近づけてもピントが合うと誤解しないようにしたいものです。

正しいレンズの特性を知ることで、それぞれの商品撮影シーンに合った最適なレンズを見つけることができますので、「良いレンズ、悪いレンズ」とレンズのメカニカルな他人の評価ばかりを気にせずにシーンに合ったレンズを探すように心掛けましょう!

撮影目的とレンズがキチンと一致して適正に撮影できれば、素人さんでは区別ができないほどの性能を持ったレンズを主要カメラ(レンズ)メーカーは販売しています。
というか、私も写真だけ見て、このレンズがどこのメーカーのどのレンズを使ったなんて判断はできません。
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