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商品撮影のヒント集

いまネット上に存在する商品撮影のサービス会社には低価格と高品質!?を掲げた撮影をアピールする傾向が強くなっていますが、弊社に寄せられるご相談の多くが他社の撮影の撮り直しを希望しているものです。

デジタル一眼レフカメラの普及によって商品撮影を低価格で行なう業者が増えた一方で、本当の意味で品質の良い写真の仕上がりを期待できる会社が少なくなっていることも事実です。
このページでは「商品撮影のヒント集」と題して、撮影者とサイト制作者の立場の両方の視点から業者に依頼する前に知っておくべき商品撮影に関する知識などを公開していきます。

Lightroomを使った撮影写真の補正テクニック
今回は「Lightroom」の基本的な機能を使って、簡単に画像を補正する方法を記載していきます。
というのも、撮影をさせて頂いているお客様から「肌の補正って難しい?」とのご質問を頂いたので、手軽な方法をご紹介します。
自社のスタッフを起用した写真の場合、どうしてもモデルとは異なり肌コンディションも気になる所・・
そんな時はお試し下さいね。

では今回使用する元画像をご覧ください。
補正前の写真
メイクイメージの素材ですが、写真左側の「ファンデのヨレ」や少しシミもあるので、こういった箇所をサッと補正していきます。
使用するソフトはアドビの「Lightroom」でバージョンは特に最新のものである必要はありません。
はじめに今回使用するソフト内のツール(パネル)を見ていきます。

補正に使用するツール
上部メニューから「現像」をクリックすると、画面右側に今回使用する「補正ブラシ」が格納されているパネルがあります。
「補正ブラシアイコン」をクリックすると「設定項目」が表示されますので黄色の枠で囲った数値を設定していきます。

では早速、「補正ブラシ」クリックして画像の顔全体を塗っていきましょう。

ステップ1:顔全体を補正する
大まかに顔全体が選択されるように塗り終わったら、「設定項目」を変更していきます。
今回は「肌補正」ですのでシミ・そばかすをボカすために「明瞭度」・「シャープ」を下げてファンデーションのノリを良くした印象にしていきます。
その他の項目も変更していますが、実際使用する画像で効果を確認しながら適宜変えていきましょう。

ステップ2:部分的にさらに補正を加える
次に「全体のボカし」が終わったら、今度は顔半分の毛穴が目立つ箇所を重点的に補正していきます。
手順は同じですが、パーツを捉えるイメージで塗っていきます。
同様に設定項目として「明瞭度」・「シャープ」を中心に変更を加えます。

この段階でほぼ「肌の質感」は補正できていますが、全体に平面的になりますので、更に鼻筋にハイライトを入れて立体感を出します。

ステップ3:最終仕上げの補正
同様に「補正ブラシ」を新規に追加して、今度は鼻筋を描くように塗っていきます。
塗り終わったら「設定項目」にて、「ハイライト」・「露光量」を上げて明暗差が出るように調整します。

はい、これで肌補正は完了です。
このステップまでで慣れてくれば30秒ほどで完了するはずです。
実際にどれくらい変わったのか元画像と比較してみましょう。

補正処理の完成画像
いかがでしょうか?
肌の質感も滑らかになって、艶も出た印象になっていると思います。
今回「補正ブラシ」を使った理由は「必要な箇所だけ狙い撃ち」ができる点です。
Lightroomには「ノイズ軽減」などで肌の質感を変えることもできますが、全体的に効果が出てしまうのでTPOに応じて使い分けたいものです。
このソフト使うと「フォトショップを使うまでではない補正」も手軽に行なえます。
何よりも写真に特化したソフトなので、「補正前後」を素早く確認しながら作業できる点も好感が持てます。

最後に「補正」についてのポイントですが、「やり過ぎない」これは大事です(笑)。
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サンプル撮影サービスの無料化について
ネットでの商品撮影サービスを展開する業者が受付けている「サンプル撮影」というサービス、この目的は「初回のお客様も安心て本撮影を申し込めるよう配慮したサービス」です。
例に漏れず弊社も行っており、モデル着用で行うサンプル撮影のスタートはモデルコードが初だったと感じます。

◇弊社のサンプル撮影サービス詳細
該当ページをご覧頂くと分かると思いますが、弊社の場合は「すべて無料(無条件)」ということではなく、条件付きの無料で有料になるケースもございます。

◇サンプル撮影が有料となるケースは?
・本撮影が10着未満を予定しているショップ
・既に1度サンプル撮影を利用しているショップ
・背景パターンを追加する場合

上記に該当する場合は有料となります。

他社スタジオの場合は「条件なしで無料」となることもあるらしいです。
さて、ここからが本題ですが「サンプル撮影無料」どうお考えになりますか?

モデルコードも昔は「モデル着用3着までサンプル無料にて対応」としてスタートしました。
当時は「モデル付きで無料」という物珍しさもあり、サンプル依頼は急増しました。
しかし、その半数以上は「サンプルだけ」または「最初から3点分の写真が手に入ればいい」という考えの依頼者でした。
その後、半年もせずに「上記の条件」を設定した次第です。

撮影側としては「サービスを知ってもらいたい」、「安心して依頼して欲しい」など永くお付き合いできるお客様を迎える入り口として考案したのですが、少し残念な気持ちになったのは正直な所です。
サンプル撮影の無料化に条件を設けてからは「本当に必要としている方に利用して頂ける状況」になったので、本来の意味を成していますが「無料」という文言の危険性を痛感した出来事でもあります。

事実、現在でも稀に「他社は無料だよ」との意見を頂くこともございます。
そこで経営者の立場から少し考えて頂きたいことがあります。

まず無料で行う業務としてどのような事柄があるのかです。
・サンプル品のチェックと撮影準備
・スタジオ枠の確保
・モデル手配(交通費やギャラ)
・撮影データの編集・納品
・預かり品の返送などの事務処理

少なくとも最低限必要となる事柄であり、弊社の場合はあくまでも本番撮影を想定したものですので本撮影と変わらないフローとなり、当然「人が動く」ので人件費等も発生します。
これらを経営者の立場から無料で提供するとなるとリスクが生じる事もご理解頂けると思います。
例えばアパレルショップで「他社はトップス無料だよ、だから1点頂戴!」と言われても困りますよね(笑)

どのような見込み客に対して無料でのサンプル撮影サービスを届けたいか?
これはサービス提供側であっても無償である以上、選択の余地は残されるべきだと感じています。

何もかも無条件で無料にしてしまうというサービスは、裏を返せば「リピーターが少ない」とも言えます。
信用のおける撮影サービスであれば継続的にオーダーが入るものであり、無料に固執する必要はないということかもしれません。
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ズームレンズの種類
「1本は持っておきたいズームレンズ」とよく言いますが、実はズームレンズにも色々種類がございます。
物撮りなどの商品撮影に合うレンズ、風景写真に合うレンズ・・目的や用途によってそれぞれ必要なズームレンズは変わります。
今回は「ズームレンズの種類」について区別してみましたので参考にして下さい。

標準ズームレンズ

初めて一眼レフカメラを購入するときにセットになって付属していることが多いズームレンズで、焦点距離が50mm(35mm換算)を中心にラインナップされているケースが目立ちます。
一般的に使う様々なシーンに対応できるレンズでAPS-Cサイズだと200mmくらいまでの標準ズームも登場しています。

望遠ズームレンズ

標準域以上の望遠、例えば標準レンズ50mmより焦点距離が長いレンズのことを一般的に呼びます。
ただ標準ズームのところでもご紹介した200mmのものは微妙に望遠ズームよりですが、経験上あまり200mmの焦点距離というのは「寄り切れない感じw」がするので入門向けのお値打ちレンズといった位置付けかと思います。
望遠ズームは少々高価にはなりますが、300mm以上のものを呼ぶ方がベターで、被写体との距離が遠いシーンで多く撮影することが決まっているなら、カメラボディのみを購入して最初の1本を「望遠ズーム」にした方が屋外での運動会や発表会やライブでは重宝します。

広角ズームレンズ

広角レンズとは、一般的に焦点距離が28mm(35mm換算)以下のことで、28mm前後の焦点距離でズーミングできるレンズのことを指します。
ミラーレス一眼などで「自撮りする人」が多くなってきたので、メーカー側も標準キットレンズとして広角気味のズームレンズを付属するパターンも見られるようになってきました。
最大の特長は標準ズームレンズで撮った画角と比べれば一目瞭然で、数字が低ければ低いほど被写体との距離が近くても広い範囲まで写し込むことができ人気のレンズ群です。

高倍率ズームレンズ

広角から望遠まで幅広い焦点距離を1本でカバーできるものを高倍率ズームレンズといいます。
私もロケ撮影の時は「保険のレンズ」として持っています。
理由は単純で「屋外の埃が舞う中でレンズ交換頻繁に行いたくない」、「撮影に集中したい」となると広角~望遠まで何でもOKの万能タイプを持っていると安心です。
何でもできる分、レンズの明るさという点や描写力という点で少々難はありますが、「短時間で既定カットを撮り切らねばならない!」なんて時は、非常に重宝します。
また特に高倍率ズームレンズはカメラメーカー以外のシグマやタムロンなどのレンズ主流のメーカーも頑張っており、最近では品質の高いものも多く存在しています。

以上「ズームレンズの種類」をまとめておきます。
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フォーカスモードを知って便利に撮影
今回は、何かと混同しがちな「フォーカスモード」のお話です。
オートフォーカスという言葉に関しては「ピントを自動で合わせてくれる機能」・・もう説明は要りませんね(笑)
ただ、最近のカメラではこのオートフォーカスの中でもモードの種類があります。
顔認識や49点のピント範囲とかではなく「フォーカスモード」の部分です。

まずはどんなフォーカスモードの種類があるか見ていきましょう。
フォーカスモードの種類
意味不明なアルファベット3文字「AFS(シングルAF)」、「AFC(コンティニュアスAF)」、「AFF(AFフレキシブル)」だそうです。
カメラ好きの方なら感覚で理解できますが、初心者の方には「何だこりゃ~??」となってしまいますw。
意味がわからず設定を変えてしまうと「ピントが合わない」、「写真がブレブレ」なんてことにもなるので、それぞれの特長を理解しておきましょう。

AFS(シングルAF)とは

カメラメーカーによって「呼称」は異なりますが、AFS(シングルAF)とはシャッターボタンを半押しして押している間はピントは固定されます。(被写体が動いても追従はしません)
その後、構図を決めてシャッターを押し込む!一般的な撮影方法を行うフォーカスモードです。
ピント範囲は1点でも49点でも構わず、半押ししたらシャッターを切る(指を離す)までは、ピント固定をするモードが「AFS」だと覚えましょう。
カメラ購入時には通常はこの「AFS」に設定されているので普段撮影していて気にならないのであれば変更の必要は無いでしょう。

AFC(コンティニュアスAF)とは

AFSではオートフォーカスが難しい被写体、例えばペットがお座りしていている状態でシャッターを半押ししてピントを合わせる「さあ撮るぞ!」といった瞬間に立ち上がって動き出す・・こうした場合にこのAFCフォーカスモードは役立ちます。
動く被写体に対してシャッター半押しの状態であれば「動くものにピントを合わせ続けてくれます」、とっても便利(笑)
ペットに限らず動いているものであればOK!空港で飛び立つ飛行機を撮るなんて時も役立ちますね・・・
飛行機ってあまり商品撮影のシーンではなさそうなのでw、もう少し具体的に言えば、屋外で歩いてるモデルさんを撮りたい時など便利ですね。
動きのあるもの・不規則な挙動の被写体は「AFC」にすると覚えましょう。

AFF(AFフレキシブル)とは

これが一番悩ませる原因w、AFSは半押しピント固定、AFCは半押しで被写体が動けばピント追従、ここまでは単純ですが、AFF(AFフレキシブル)は、AFS・AFC両方の自動切り替え!という親切なモードなのです。
噛み砕いて説明すると、被写体が止まっているならAFSモード、動き出したら自動的にAFCモードに切り替えてくれるモードです。
「なんだ、超便利!!」ずっとAFFモードに設定すればどんな被写体でも対応できると感じますが、カメラによっては「ピントスピード」が遅くなるものもあるので注意が必要です。
また、ピント位置の任意設定ができないなどオートフォーカス機能に制限が設けられているケースがありますので必ず取扱説明書などで確認しておきましょう。
個人的には、このAFFモードを使う場面に遭遇したことはありませんが、テーマパークなどで動くもの、静止しているもの、被写体を限定せずにオートで撮影したい場合は重宝するかもしれませんね。

最近主流となっている「3つのフォーカスモード」静止画撮影を想定してきたカメラ製品に動画というジャンルがマストになってきているので、こうしたフォーカスモードの種類も増えてきたのでしょう。
ただフォーカスモード以外にも「ポートレート」「風景モード」などカメラの設定はたくさんあって嬉しくもあり、困ったものでもありますね。
新機能の設定は初期値にして、あとは手動マニュアルですべて決めてしまう方がシンプルで明解だったり・・それを言っては進化は止まりますね(笑)
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撮影写真のヒストグラム表示を理解する
自社で商品撮影を行っている方にとって、「写真の白飛びや黒潰れ」というのを何で判断していますでしょうか?
目視で写真を見た時にコントラスト差などは分かるから大丈夫!
でも、もしもその目視しているモニターが画面の明るさの自動調整などで適切な判断ができない状況だったら「大丈夫」と言い切れるでしょうか?
今回は、そんな状況下で「写真そのもの(目視だけ)」で判断するのではなくヒストグラム表示を確認しながら撮影写真を判断するポイントを見ていきます。

まずは、露出計で「適性露出」を出して撮影した写真とヒストグラム表示を確認してみましょう。

適正露出のヒストグラム
ヒストグラム上ではグラフ表示された「山」がありますが、「白飛び・黒潰れ」を判断するにはグラフの左右両端を確認します。
左側は「真っ黒の部分」、正確には純黒を表示しています。
大して右側は「真っ白(純白)を表示していますので、赤枠で囲った部分にグラフピークがきていれば写真上に「白飛び・黒潰れ」が生じている箇所があると判断できます。
上記の写真は左右の赤枠部分いずれもグラフピークはなく「適正」と呼べます。


では、次に「白飛び」が生じたヒストグラムを見てみましょう。

白飛び写真のヒストグラム
純白を示す右側部分グラフピークがきており、「白飛び」により色彩が失われている箇所があることを示しています。
参考写真のカラーチャートでも「淡い白やグレー」のマスの色の違いが認識できなくなっているのが分かります。
商品撮影の場合、こうした状況だと「色の再現性」という点で消費者に正確な商品カラーが伝わらない写真になりますので注意が必要です。

次に「黒潰れ」が生じた写真のヒストグラムを見てみましょう。

黒潰れのヒストグラム
真っ黒を示す左側部分にグラフピークが集中して「黒潰れ」が生じている箇所があることが分かります。
カラーチャート上では「黒の種類」の識別が難しくなり、どんなブラック?チャコールの濃さ?など商品撮影での色表現に影響してきます。

この他にもヒストグラム表示では「コントラストの強弱」や「写真の全体的な色の分布」なども目安として視覚的に理解することができます。
ここで疑問なのは「白飛び・黒潰れはダメ写真なのか?」というと、決してそうではありません。

商品撮影の場合でも「背景を完全に白で飛ばす」というケースもございますし、ロウソク1灯で雰囲気を出す撮影もあるでしょう。
その時は当然、ヒストグラムは左右両端にグラフピークを表示します。
撮影した写真のヒストグラム表示を見るポイントは「何を引き立たせるか?」の情報を読み取ることです。
白飛びしてしまっては困るもの、黒潰れは避けたいなど、まずは両端2箇所を気にしておくことで、撮影状況によってどのようにヒストグラムが変化するのか観察することが大事です。
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