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商品撮影のヒント集

いまネット上に存在する商品撮影のサービス会社には低価格と高品質!?を掲げた撮影をアピールする傾向が強くなっていますが、弊社に寄せられるご相談の多くが他社の撮影の撮り直しを希望しているものです。

デジタル一眼レフカメラの普及によって商品撮影を低価格で行なう業者が増えた一方で、本当の意味で品質の良い写真の仕上がりを期待できる会社が少なくなっていることも事実です。
このページでは「商品撮影のヒント集」と題して、撮影者とサイト制作者の立場の両方の視点から業者に依頼する前に知っておくべき商品撮影に関する知識などを公開していきます。

撮影機材の海外通販サイト


商品撮影関連の機材を購入する際にオンラインショップを利用する人も多いと思いますが、同じ製品であればできる限り安値で購入したいと考えるのは皆さん共通の思いではないでしょうか?

日本国内では、「価格.com」などで最安値を調べたりしていますが、こんな噂聞いたことがありませんか?

「海外通販だと安く買える!」

果たして本当でしょうか?
今回は、カメラ機材関連の海外通販サイトとして有名な「B&H」を見ながら海外通販サイトで機材を買うメリットについて少し触れたいと思います。

基本的に海外の通販サイトだからといって国内で買うのと画面推移自体はさほど差はありません。
しかし、注意したい点としては、
・国内正規品と違って保証内容が異なる(並行輸入品など)
・電源プラグの仕様が海外のものと日本国内用では異なる場合があります。
・決済はカード決済となります。
・英語表記のみのため、文章で不明な点は必ず翻訳ソフトなどで大まかな内容は把握しておくことを推奨。
・商品到着までに日数を要します。
・初期不良品の返品などが生じた場合は、手間がかかります。
・為替によって商品価格は変動します。


ざっとこんな感じですが、最も注意したいのは「すべての商品が日本で買うより安いとは限らない!」という事です。
これは単純に円相場の影響によるものですが、国内と海外での送料や上記注意点を含めて総合的にどこで買うのかは自己責任です。

例えばニコン純正のレンズを購入しようと考えた場合、正直言えば多少値段が高くても、私は国内で購入します(笑)
万が一レンズに問題があってもニコンのSSに持っていけば修理になったとしても代替レンズを手配してくれますが、海外から購入した際はこうしたサポートの対象外となることもあるため、何より安心感が違うからです。

こう書いてしまうと海外通販サイトから購入することを躊躇してしまいますが、個人的にどのような時に利用するのかと言えば、

「海外でしか購入できない機材を買う!」

これに尽きます。

日本国内で正式販売されていない照明機材などは、Amazonなどで「大丈夫かな??」というショップを通じて購入しなければならず、意外と出品している輸入会社自体がカメラ関連機材についての知識に乏しい場合が多いため、トラブルになるケースも考えられるので、B&Hなどの専門サイトであれば多少配送日数がかかっても模倣品が届くことはないので安心です。

海外通販サイトから機材を購入するメリットは「日本では流通が少ない商品を安全に買う」ことです。
やたらと海外で買った方が機材は安いという風潮がありますが、個人的には「海外でしか売ってないから海外通販サイトを利用する」これが正解だと感じています。

さらに付け加えると、同じカメラであっても海外向けの製品と日本国内用に販売されるものでは仕様(機能)が異なる場合もあるので注意したいところです。
撮影機材は値段的に高いものが多いため安価な同等品を探すのも良いですが、結果として小額の差であれば国内で購入する方を推奨します。
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写真表現で印象は変わる
モデルを使った商品写真では、撮影時の表現で印象は変わります。
例えば、メイクが派手だったり、ポーズがぎこちないなど「商品撮影の本質」から外れた表現はどれだけ綺麗に撮られた写真であっても消費者に商品を伝える点で考えると、アピール効果は半減してしまいます。

簡単に言えばモデル自身が、「ポーズを繰り出し、服が多角度から見える表現を考える」ということですが、机上で論じるのと実際に撮影現場で実践できるかは別問題です。
弊社の場合、未経験者の人に指導する際にまず始めることは「カメラ目線を意識的にやめること」です。

最近では特にスマホなどで「自分撮り」をする機会が多いヤング世代(笑)は、すぐにカメラ目線になってしまいます。
カメラ目線がNGということではなく、「目線も1つの写真表現」ですが、それだけでは商業写真では1パターンでつまらないということ。

クライアントから商品を託され、自己主張の強いアイドル写真ばかり納品されても正直、商品をアピールして欲しいクライアントからすればギャラを払いたいレベルではないということ。
写真を見た人に商品に自然と視線を向かせる(集中してもらう)には、「意識的に目線を外す」という手段があります。

下の2枚の画像を見て頂き、「パッと写真を見て瞬間的にどこに視線がいくのか?」を、テストしてみてください。

モデルの目線による商品撮影の見え方の違い
この画像ではモデルの顔に視線がいくのか?または商品の方に視線が向くのか?
感覚的な作業ですが、ほとんどの人は右側の写真の方が視線が商品に向きやすいと感じるハズです。

しかし、「じっくり写真を見ればどちらも同じでは??」と思うかもしれません。
実はこれがポイントで、雑誌やカタログの場合はページをめくる作業であっても1枚の写真を見ている時間というのは2秒程度です。
この2秒というのは写真を把握するまでの時間としては十分ですが、ネットショップの場合はどうでしょう?

ネット閲覧は、スクロールをしながらなど、基本的に瞬間的に飛び込んでくる画像を閲覧者は判断して商品画像が流れていくイメージだと考えてください。
つまり紙媒体の写真より圧倒的に1枚の写真を見る時間は少なくなります。

そうした瞬間的な画像の流れの中で、「モデルの顔」に視線が向く写真ばかりだと商品自体の印象は薄れます。
対してカメラ目線を無くした画像であれば、商品に自然と視線が向くため、良い商品を見つけやすく、詳細ページをクリックしていくかもしれません。

商品撮影でのモデル写真をどのように消費者に対して掲載し、アピールするかはサイト運営者のセンスの部分もありますが、商品写真としてのモデル着用イメージで考えると
ビジュアルだけが良いモデルを使ってアクセス数はあるが購買率が悪いなどの場合は、もしかしたら商品よりもモデルが目立っているのかもしれません。

商品に集中させるモデル撮影の基本とは「選択肢の多い表現の写真があること」、目線だけでも印象は変わる。
こうした点を考えながら1度ショップに掲載されているモデル着用写真の差し替えを行なってみると意外な効果があるかもしれません。
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Adobe Character Animator

写真とは違うネットショップの商品説明として、「動画」がありますが、Youtubeなどのレビュー動画は、いわゆる家電系のモノが多く、服などのアパレル紹介は、まだまだ発展途上という雰囲気があります。
服飾商品が電化製品と比べて決定的にレビュー動画に向いていないと感じる点としては「扱いにくいアイテムである」ことや「ショップ担当者自身が動画に出ることに躊躇している」大きくこの2つでしょう。

服飾物で例えみると、ワンピースを動画でレビューしようと考えても、動画撮影する際は袋に入った状態で視聴者に見せても、服の形状が分かりづらいため、「トルソーに着せる」などしなければ、商品自体が上手く伝わらない。
ざっと動画共有サイトで服飾関連の開封という動画を検索しても、現状はこうしたムービーはほとんど存在しない。
しかし、アパレルショップを運営をしていれば、トルソーの準備ができる店舗も多いはず、しかし投稿はしない・・
最大の壁は「だれが商品動画に出演するか?」という人材の問題である。

商品撮影を行なっていると担当者の方で、非常に詳しくその商品のポイントやコーディネートパターンなどを理解している場合があり、「これを1回の電話で語って終了させてしまうより、動画に残していけば“商品愛”がもっとたくさんの消費者に伝わるはず」と感じることがあります。
ネット上でショップ担当者自身が出演するとなると、やはり抵抗があるようです。

長々と前フリをしてしまいましたが、「Adobe Character Animator」という機能をご存知でしょうか?
アドビ製品のAfter Effects CCの中の機能ですが、ナレーションアニメが実現できてしまいます。

とはいえ、単純にアニメキャラを動画上に配置して動かすだけであれば何も目新しいことでもありません。
この機能の特徴は「人間の目や口、首をかしげる」ことはもちろん、遠近感やまぶたの動きまでリアルタイムで動かすことができます。
テレビなどで司会の人とアニメが会話するという映像を手軽に再現できる機能です(手軽!?であって欲しいw)

映像に詳しくない人がアニメを作ったりすると、会話の口の動き、表情やしぐさのタイミングがズレたりしますが、Character Animatorの場合は、カメラで話し手の表情をトラッキングして、表情に合わせた動きをアニメキャラに反映させることができます。
ということは、担当者が出演しなくてもショップオリジナルキャラを作ってしまえば、あとはキャラクターが担当者の分身として商品アピールをしてくれます。
詳しいアニメの動きは、上記の動画を見て頂ければ早いと思います。

アパレル系動画の「これから」に向けたヒントがここにあるのかもしれません。
では弊社ならこうした機能をどうのようにサービスに繋げるか?については、いくつか草案はありますが、今の段階ではヒ・ミ・ツということでご勘弁を。
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夏物アイテムが本格化してきたということで、弊社にご相談に訪れるショップも増えてきましたが、本日は商品撮影代行を他社で依頼したお客様が不満だった点に着目して、現在の写真サービス業者へ求められる情報提供について触れていきたいと思います。

意外と見られているスタジオの方向性
まず弊社の場合、問い合わせ事項で1番多いのが、やはり「サンプル撮影」です。
これは「実際にショップで扱っている商品を、実際のモデルが着用してサンプル撮りを行なう」サービスです。
手前味噌ですが、この「モデル着用でサンプル写真を出す」というのは調べる限りモデルコードが元祖です。

当初、こうしたサンプル撮影というのは「モデル使用はNG」の業者が多く、お試しで撮るというサービス自体は物撮りのみ内容から少し発展させただけのものでした。
なぜスタジオ側がサンプルの段階でのモデル使用を敬遠していたのか?
肖像権やらと乗り越える壁はありますが、一番の理由は「サンプルのみで終了した場合は赤字になる」ことでしょう(笑)

例に漏れず、モデルコードの場合もサンプルだけで本番が無ければ赤字になりますが、発想を変えれば「写真がきちんとしていれば必ず顧客になって頂ける」と判断したからです。
もしも自分が商品撮影を依頼する側の場合、一度も取引をしたことがない業者に写真を任せるというのは、ある意味賭けとなります。
昨今では、サイトさえあれば信用される理屈など通りません。
弊社のサンプル撮影サービスは、受付から打ち合わせ、写真内容や返送業務まですべてが含まれます。
ネット上では見えてこないサービスに対するスタジオの方向性を感じてもらうには、赤字の恐怖はあってもメリットは大きいのです。

商品撮影の代行という意味
撮影を受付けるスタジオは「お客様の商品を撮る」、この事だけが商品撮影を代行するという意味ではありません。
端的に言ってしまえば、代行して撮影するだけなら少しカメラに詳しい方なら業者に頼まなくても作業はできてしまいます。

商品を預かるということは、現在ネットショップ上でどのような撮り方が注目されているか?
またお客様自身がどのような写真を望んでいるか?など、まさしく顧客のスタッフの立場から撮影業務を行なうことが大事です。
「必要以上のカットは撮らない」などの行動は、ある意味プロフェッショナルなのかもしれませんが、「もしかしたら、こういう写真が好きかもしれないから撮って提出してみる」というのも商品撮影を代行する上で大切な仕事です。

お客様からお聞きするスタジオへの不満というのは、概ね写真だけが納められているケースが多いのも事実です。
あくまでも「商品撮影代行サービス」ですので、スタジオ側の「決められたカット数を決められたパターンで納める体制」を否定はしませんが、「このジャンルの商品はA社と同じだから今回のB社も同じでOK」という理屈が前面に出てくると、顧客の満足度は低くなるでしょう。

照明の設定やカット内容など顧客ごとに「好き嫌い」は必ず存在します。
何もかもを顧客に任せれば良い!ということではなく、判断するための情報をどれだけ掲載していくのか?という点が、今後の商品撮影サービスのサイト構成には必須だと考えます。

「会社概要」・「料金体系」・「参考写真」・「オーダー」・・これら基本的な情報提供も必要ですが、情報提供という観点からみれば「どこにでもあるコンテンツ」です。
新しい情報が提供されて「動いている撮影サービスサイト」が、今後の撮影代行業者を見極める1つのポイントになってくるでしょう。
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シャッタースピードと明るさの表現
写真の明るさを決める要素として「シャッタースピード」・「F値」・「ISO感度」がありますが、撮影初心者の方によく見かけるのが「ISO感度」を上げて写真を明るく撮ろうとするクセです。
デジタルカメラにおいては「ISO感度」という感光設定は今では重宝される設定項目ですが、フィルムカメラの場合は「フィルム自体を変えない限り感度は変更できない」ものです。
デジカメならではの便利機能の使用禁止!とは言いませんが、カメラ本来の考え方からすれば少々疑問が湧きます。

シャッタースピードの調整で撮れる写真
例えば三脚を使って夕焼けを撮っているとして、「明るさが足りないからシャッタースピードで調整する」これは正解です。
カメラが固定されている状態で、敢えてISO感度を触る必要は無いことはご理解頂けると思います。
撮影するときにどれだけの光を集めるか?つまり露光時間の調節がシャッタースピードの役目です。
下の図をご覧頂くと数値が小さくなる(露光時間が長い)と、写真は明るく写り、露光時間が短ければ暗くなります。

シャッタースピードと露光量の関係
フォトグラフ(光を描く)という点でも感光(ISO)を上げるのではなく、シャッタースピードの調整の方が確実に綺麗な写真が撮れます。
ISO感度は「手ブレを抑えて明るく撮る!」。。「暗所で絶対に写さなければならない」こうしたケース以外は個人的にカメラメーカーが一番綺麗に写るとしている最小のISO感度から変更することはありません。
光の軌跡を描いたり、写真を深く楽しむためには手軽なISO感度に頼らずに「絞りとシャッタースピード以外無い!」くらいの気持ちで撮ることに慣れれば、ISO感度の便利さも再確認できると思います。

シャッタースピードより先に絞り(F値)は決める
写真の明るさを決める要素の「絞り」ですが、これも余程特殊なケースを除けば「これを撮影しよう!」と思って誰でもカメラを構えるハズです。
厳密言えば絞りは明るさにも影響を与えますが、その被写体に対してどのような「ボケ感」で撮るのかを決定することが「絞り」の特徴で、撮り始めてコロコロと「絞り」を変えるのはカメラマン自身に「具体的なイメージが固まっていない」証拠です。
プロのカメラマンでもいつもマニュアルモードで撮っている訳ではなく、「絞り優先モード」で撮ることがあります。
理由としては単純で「シャッタースピード優先」より写真の仕上がりを素早く判断することが出来るためです。

例えばシャッタースピード優先で数値を1/250秒で設定し、撮影した写真の被写界深度(F値)は測光箇所によってすぐに変わってしまいますが、「絞り優先モード」であれば適正な明るさのシャッタースピードを測光箇所にカメラが判断します。
つまり「シャッタースピード優先」ではボケ味など写真の絵作りに関わる重要なものが変更されてしまう可能性があり、逆に絞りさえ決めてしまえば意図した絵作りに集中できるというメリットがあります。
しかし、どうしても背景を流したい、または完全に動きを止めてしまいたい場合は「逆の考え」となります。

写真表現は、カメラ設定を駆使して撮るには、やはり経験が必要ですが「なぜこの設定をいじっているのか?」を考えるとシャッタースピードを変える意味が理解できるはずですので、まずは絞り、ISO感度は触らず、シャッタースピードだけで写真パターンを変えてみる練習をしてみると良いでしょう。
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