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商品撮影のヒント集

いまネット上に存在する商品撮影のサービス会社には低価格と高品質!?を掲げた撮影をアピールする傾向が強くなっていますが、弊社に寄せられるご相談の多くが他社の撮影の撮り直しを希望しているものです。

デジタル一眼レフカメラの普及によって商品撮影を低価格で行なう業者が増えた一方で、本当の意味で品質の良い写真の仕上がりを期待できる会社が少なくなっていることも事実です。
このページでは「商品撮影のヒント集」と題して、撮影者とサイト制作者の立場の両方の視点から業者に依頼する前に知っておくべき商品撮影に関する知識などを公開していきます。

サイト制作とiMac Retina 5Kとの相性
写真編集とiMac Retina 5Kについての相性に関しては、以前の記事で触れさせて頂いた通リバツグンです。
ではネットショップなどのサイト制作においてiMac Retina 5Kでの作業はいかがなものか?
導入して2ヶ月程度となるので、参考程度に書き留めておきます。

まず私の場合サイト制作で頻繁に使うソフトとしては、アドビのフォトショップ+イラストレーターで画像関係を仕上げて、最終的にテキストエディタでCSSを手打ちしています。
Dreamweaverとかは、サイト制作は初めから「メモ帳」で作ってきた世代なので、特に必要としていません・・慣れてしまって(笑)

こんな感じでメインとなる作業用のソフトですが、映像や音声をいじる時は「アドビ製品」は使ってません。
といのもプレミアでフルハイビジョンの映像データにエフェクトを少し重めにかけると、「ちょっとしたタイムラグ」が生じたからです。
iMac Retina 5Kのスペック的には「全部盛り」の状態なので、ソフトとの相性のようです。
ちなみに「ファイナルカット」の場合は、こうした遅延は全く感じません。(さすがアップル純正w)
プレミアの遅延といってもスピード重視の作業環境ですので、一般のちょこっと編集では問題ないかと思います。

で、実際の作業の感覚ですが、フィトショとイラレ程度でしたら全くストレスはありません。
フィトショで編集画面5つ、イラレで編集画面6つ程度が常に開きっぱなしですが、ファンすら動かない状態で余裕があり過ぎます(笑)

気になるのは5Kの解像度での作業、画面サイズは2880 x 1620ピクセルがお勧めです。
72dpiのウェブ横幅サイズ1200px程度を行うには充分過ぎる領域を確保できますので、縦長のページレイアウトでも効率は上がります。
但し5120×2880ピクセルの画面表示もできますが、実用的ではありません。

今までサイト制作で画像編集をする際にパスを切ったりする時は、何かと拡大を使っていましたが、今はショートカットをクリックする機会が激減しました。
2880 x 1620ピクセルの画面サイズでも、1画面全体が見渡せている事と、ピンポイントの画像編集では見やすい状態が200%~300%ですので、すぐ狙った作業ができます。

総じてサイト制作程度の作業ならiMac Retina 5Kで不自由に感じることは皆無となります。
ただ笑ってしまったのは、youtubeなどのフルハイビジョン映像を全画面で見ようと思うと「モザイク状態」です。
これはご愛嬌ということで4K映像が盛んになるのを待ちましょうw
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グラスなどのガラスの撮影方法
「ガラス製の食器の撮影は難しいのでしょうか?」少し前にこんな問い合わせがありました。
撮影屋としては当然、お仕事として受けたいというのが本音ですが(笑)、そのお客様は自身で撮影をしてみても上手くいかなかったとのこと・・
そこで、詳しく聞いていると必要な各部材を既に持っているようだったので、こんな画像と撮影レイアウトをメールさせて頂き、再チャレンジして頂きました。

結果、弊社に依頼するまでもなく自社での撮影で何とかなったとお礼を頂きました。
撮影をしている同業者には「公開して欲しくないネタ」かもしれませんが、今回の撮影方法のように簡単なセッティングで撮れる以上のクオリティーで商品写真を目指して頂ければ良いだけなので(笑)あくまでも初級編として公開しちゃいますw。
まさか、これくらいの撮影で料金を取る業者は怪しいですが・・・

話が逸れそうなので本題に戻して、グラス(ガラス)商材の撮影方法として下の画像を御覧ください。

撮影手順とセッティング
例としては透明なガラス製のワイングラスを撮影したとします。
左の写真が完成イメージですが、簡単ですので覚えてしまいましょう。
まず、こうした透明なガラス製品などを撮る時につまづいてしまうのが、「輪郭が出ない」という問題です。

しかし、これは光の当て方で解決できます。
グラス正面に光を照射するのではなく、「背面から当てる」ことで、輪郭は出てきます。

次に「トレーシングペーパーの活用」です。
グラスと照明の間に1枚トレーシングペーパーを差し込むと「光が拡散します」上手く拡散しない場合は、照明とトレーシングペーパーとの距離を調整します。
この紙1枚で均一に光が当たってガラス本来の「深み」が出てきます。

あとはグラスの側面にレフ板(この大きさなら100均で買えます)を配置して、光の回り方を目視で調整していきます。
その後は、実際にカメラでバシャバシャ撮ってみて、「いい感じ」になるようにカメラ設定をいじってみましょう。

以上で「簡単にできるグラス(ガラス)の撮影方法」となります。

ポイントとしては、
・照明の高さと位置(照明はストロボである必要はありません)
・レフ板での光の調整
・カメラの設定値


この3点に気を付けてセッティングをすれば、サンプル写真に近づけることができると思います。
アレンジとして床面をアクリル板にしたり、レフ板を白いものではなく黒いものに変えてみたりするとニュアンスが変わってオリジナリティは向上します。

こうした物撮りは最近ではカメラを持っている方が多いので、業者にお金を払わなくても実現できるケースもあります。
グラスやガラス製品の商品撮影を外注すべきか否か?、と迷っている方は500円のワンコインで部材は揃えられますのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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撮影前に着手するべきこと
商品撮影をしようとする人が必ず通るのが、「ライティングをして撮影をする」というのは言うまでもありませんが、本格的な撮影というと意外に機材的なことばかりに注目されがちですが、今回は「まず撮影に着手する前にやるべきこと」について基本的なことですが、少し振り返りたいと思います。

ネット上で商品撮影用の機材やグッズを探すと照明やスタンドなど多種多様な選択肢が待っています。
しかし、こうした商品販売ページというのは「これさえあればパーフェクト撮影!」みたいな触れ込みが多く、初めて本格的なライティング撮影を行う人にとっては「何を揃えれば正解なのか?」と迷走してしまいます。

こうした機材を購入予定の方にとって大切なのは「被写体の大きさと撮りたい写真」を決めることです。
業者に言われるがままボックスライトなどの拡散光グッズを購入しても、実際に撮りたいのはパキッとシャープな光の写真かもしれません。
ライティングを行う機材を撮影前にしっかりと把握しておけば、その後の撮影テーマへの拡張にも対応ができ無駄が少なくなります。
例えば、商品撮影セットと題してアンブレラ付きのストロボを買っても、被写体の大きさに対してアンブレラが小さかったり・・こんな失敗はよくあります。
その後、別途大きなアンブレラを買い足すなんてことは無駄でしかありません。
「被写体の大きさとテーマ」を決めること!無駄な出費を抑えるためには撮影前に着手すべき点の1つです。

次に被写体の大きさが決まったら、被写体に対して「どれぐらいの光量が必要か?」を考えます。
単純に考えると「光量の大きなものであれば問題ない」つまり大は小を兼ねる・・という発想。
実はコレ、正解のようでメーカーの仕様によっては失敗することもあります。

例えばモノブロックストロボを購入したとして、200W程度で十分な撮影なのに大きな光量を求め300Wを買ったとします。
メーカーにもよりますが、最大光量と最小光量をどれくらい決めれるか(任意で設定できるか)も重要です。
大きな光量の機材を買い、撮影時に50W程度で出力したいと思っても、仕様上100Wが最低出力ならセッティング自体を考え直すことになります。

個人的にお手軽な撮影キットというのを購入しない理由は、「こうしたチョットした不便さ」が撮影時間に影響を与えることを体験しているからです。
1週間に1回程度の撮影なら問題ないかもしれませんが、頻繁に撮影したり、撮影対象が人物だったり静物だったりと変化する場合は、光量値の最小・最大の絞り込みは重要です。

ざっとご説明しましたが、ここまではライティングや撮影テクニック云々というより「撮影前に決めておくこと」です。
「何を撮るために必要なのか?」を事前にブラッシュアップして撮影に向けての準備に着手することを覚えておきましょう。
撮影の小技やテクニックよりも以前に「撮る対象に適した準備ができているか」の方が遥かに重要です。
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応募写真とアプリ加工
写真の加工アプリ、最近では元画像が何なのか撮影した本人すら、わからなくなってしまうケースもあるかもしれませんが(笑)、モデルを希望する方の多くが「応募写真に何らかの加工処理」がされている。
今回は、アパレルモデル云々というより、「自己PRの勘違いネタ」になってしまいますが、心当たりのある方は必読下さい。

まず「加工された写真は選考の土俵にも上がらない」ということを理解しておきましょう。
弊社の場合は、アプリなどで加工された形跡のあるものは不合格者としてプロフィールすら見ません。

SNSなどで個人的に写真を楽しむためにアプリを利用することに何の抵抗もありませんが、モデルオーディション用の写真とは「履歴書」という意味合いが強い。
例えば、会社の面接に行って履歴書を提出する際に「アプリでいじった顔写真」貼りませんよね(笑)
モデルの仕事は企業相手ですので、常識と信用ができる人材で、且つモデルとしての可能性がある人を採用します。

昨今は「とにかく書類審査を通過する!」という発想なのか?アプリで加工してでも自分をアピールしたいようです。
しかし、よく考えてみましょう!
「アプリで加工しなければ可愛くないのなら、その時点でモデルとしてはアウトです」

通常、誰でも入れるモデル事務所でなければ「面接(顔合わせ)」は必ずあります。
アプリで加工された写真で何とか書類審査をパスしたとしても、訪れた本人と写真を比較されれば必ずネタバレしてしまいます。
正直、加工写真で書類審査をパスしても面接で不合格になるのですから、交通費がもったいないですよ。

「モデルになるために自分を磨く」というのはアプリで化けろという意味ではありません(笑)
そもそも実際の撮影では、納品写真をスマホアプリで仕上げるなんてお馬鹿な作業はありません。

選考する側から申し上げると、「加工=何か問題がある」と判断します。
そうした場合、「会っても意味が無い」とその応募者に対してはマイナスイメージしかありませんので、不合格としてしまいます。

逆にレッスンなどモデル業務を行うために準備をしている人ほど「素の写真」が多いことも事実です。
何度応募しても書類審査で不合格にされている人は、一度自分の写真を確認してみましょう。

「アピールすべき点は何か?」をじっくりと考えれば、何が近道なのかが理解できると思います。
写真を加工する、多分ご本人たちは気づいてないのかもしれませんが、私達は写真のプロです。

何かしらの処理がされたかどうか?、ましてやそれが素人が手軽に加工したのであればすぐに分かります。
無駄なところに労力を費やすのであれば、武器になる笑顔の1つでも覚えた方が将来のためになりますよ。
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アパレル商品撮影のフレーミング
アパレル商品をモデル撮影する場合に「全身写真」を希望するケースは非常に多いです。
例え「トップスのみが取扱商品」である場合もです。
ではなぜこうした全身を捉えたフレーミングの写真が必要なのか?を今回は見ていきましょう。

まず人物写真、特にアパレル系の撮影において使用される5つの基本フレーミングを下の画像で確認してみてください。

5つの基本フレーミング

A:バストアップ
B:クローズアップ
C:フルショット(全身)
D:ニーショット(半身と呼ぶ人が多い)
E:ウェストショット


撮影依頼時に「全身と半身それぞれ○○カット程度お願いします」という方が多いですが、実際の半身とは「Eのウェストショット」となります。(細かいw)
しかし、Eの写真の場合は、ボトムス部分が切れているため、画像の流用性から考えると「Dのニーショット」という意味で使われているようです。

単純に人物がメインの場合は「関節でフレーミングする」と自然な写真となりますが、商品撮影の場合は、あくまでもメインは「商品」ですので、取扱商品の着丈に合わせたフレーミングが自然な商品写真となります。

では、「なぜトップスが商品なのに全身(フルショット)が必要なのか?」答えは単純で、実店舗のショップで服を選ぶ時にハンガーに掛けてある商品を手にとって、その後ちょっと遠ざけて見てしまう行動ってありますよね(笑)
いくら商品がトップスだからと言っても「全身のバランス」って消費者は気になるものなのです。
そんな理由でフルショット(全身写真)は必須だと考える方が多いのでしょう。

とはいえ、ネックレスや帽子などの場合は「Aのバストアップ+Bのクローズアップ」が主流です。
もちろん服の場合でもクローズアップは素材感やポイントを伝えるのに有効です。

ん?Eのウェストショットって使うことはなさそう・・・
と、思うかもしれませんがこれも使う用途があります。

例えばカラーバリエーションを見せる時です。
Dのニーショットでは、「トップスが商品の場合」は、ボトムスなど余分な情報が入ってしまうので、カラー展開を見せるだけならEのウェストショットで情報を整理したフレーミングが有効になります。
実際、弊社の場合はニーショットを少し多め+大きめの画像サイズにして、お客様側でトリミングできるようにしています。

商品撮影を依頼する際は、この5つの基本フレーミングを知っていれば的確に欲しいフレーミングを具体的に指示できます。
さらにカスマイズする際は「クローズアップで鼻下で切って!」と指示すれば、より伝えるポイントを絞った写真になります。

商品ページの構成を考えて、必要なフレーミングが具体的に分かれば、カット数を節約できますので、値段交渉もスムーズかもしれませんね。
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