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  2. August 2015 の商品撮影のヒント集・投稿記事リスト

商品撮影のヒント集アーカイブ

商品撮影のヒント集のAugust 2015 のアーカイブ一覧です。
商品撮影で影を消すコツ
小さな商品の撮影方法として、比較的被写体の「影を消すコツ」というのは出回っていますが、「人物撮影で影を消す」となると、撮影後に写真を補正する作業をする業者も多いでしょう。

固定できる被写体の場合は、ライティングのベストなポジションで撮ることができますが、人物の場合は「動き」があります。
一言で影を消すと言っても、人物を撮る場合は、それなりのスペースや光量が必要となります。
「背景と人物に当たる光を調整して白抜き写真ができる」というのは、ネットで探せば出てきますが、ではどれくらいの割合で調節すれば良いのか?
ここがポイントになります。

今回は照明の設置事例と共に、光量の比率について少し触れたいと思います。
まず、撮影現場で理想の写真を撮るために以下の機材を持っているかを確認して下さい。

・白い背景(横幅最低1.8m)
・露出計
・ストロボ(最低4灯))
・レフ板2枚

あとはカメラですが、意外と機材が必要なことに気づくと思いますが、ここからは持っていることを前提に進めます(強引w)
下の画像をご覧いただくと、仕上がり写真と照明の位置を簡単にイラストにしてあります。
モデルに当てるライティングは光量比率が整えば、アレンジができるので割愛します。

撮影方法と参考画像
では早速ライティングのコツですが、最初に撮り目を決定します。
これは撮影時のF値の数字をどこに合わせるかです。
意外と省略されているここの部分、実は重要で撮り目を最初に決めておくことで調整が具体化します。

今回はモデル全身をパキっと写したいのでF値を11とした撮り目で組んでいきます。
まずは背景に向ける照明とトップライト(任意)を設置して、露出計でシャッタースピードとISOを設定して計測します。
背景の光量の理想は「撮り目に対して1段変える」この場合は、背景の方が明るくしたいのでF値は16となるように調整します。
ちなみに撮り目をF8とした場合は、背景のF値は11となります。

光量比率とF値の決定
背景で人物が動くであろう範囲を細かく露出計で測り、必ず人物よりも背景の方が1段明るい状況を作ります。
カメラ機能の「ヒストグラム」や「白飛び範囲を反転させる」機能などを使ってチェックしてもOKです。

あとは、基準となるモデル立ち位置を決めてモデル用の照明を決めます。
当然、モデル用の照明を決めると背景に回っていく光も変化しますので、さらに露出計で計測しバランスを取ります。
そしてポイントの1つとしては「背景と人物との距離」です。
遠すぎても近すぎても背景と人物との光量差が生じていくので、基準となる立ち位置は重要です。

実際に撮影する時はモデルさんにもわかるようにパーマセルテープなどで立ち位置に目印をつけておくとスムーズです。
今回は「影を消す」ことが前提なので、影が濃くなりがちな「足元」にも仕込みライトを付けておくと良いでしょう。

ざっとここまでが「人物の商品撮影で影を消すコツ」ですが、いかがでしょうか?
面倒ですよね(笑)

安価なスタジオでは「影を消すと立体感が損なわれる」という理由から「影ありきの撮影」を勧めることもありますが、決して背景白飛ばしのような影を消すような撮影でも立体感を保つことは可能です。

多分、きちんとした同業者の皆さんはこうした触れ込みを見た時に感じるでしょう。
「撮ったことないでしょ」とか「セッティングに自信がないな」と・・・

商品撮影の業者を選ぶポイントは、解決方法をいくつ持っているのかも大事かもしれませんね。
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商品撮影の予算を考える
本日は商品撮影の予算のお話です。
弊社に限らずスタジオ撮影サービスの多くは「撮影プラン」を予め提示していますが、内容によってはプラン料金での対応が厳しい場合があります。
具体的な事例としては「モデル撮影」と簡単で構わないから「平置き写真を1カット付けて下さい」・・料金はそのままで・・という要望。
もしこのブログをご覧になっているスタジオ関係者の方がいらっしゃいましたら、どう対応しますか?w

正直なところ「簡単で構わない」のであれば、対応できなくもない(笑)のですが、業者としての質を問われるという考えを持てば「簡単=適当な写真」は納品できないのです。
モデル撮影の時の照明セッティングと平置き撮影のセッティングは当然異なります。
また、アパレル商品の場合は単純に床に置くという作業でも服の成形やシワの出方など気を遣わなければならない項目もございます。

では弊社の場合はどう対応するのか?
1カットであれ4カットであれ、モデル撮影と同時申し込みであれば、商品数に応じた平置き分の料金を勉強して見積ります。
無料では行いません、撮影代行サービスです、作業に対して費用は発生いたします。
誤解の無いように書きますが、決してお客様の予算の事を考えずに算出しているわけではなく、これが我々の仕事なんです。

昨今では、何もかもお客様目線を意識し過ぎる過剰なサービス合戦が目立ちます。
「モデル使ってくれたらトルソー写真も付けちゃう」とか「1時間で超ハイスピード何着でも撮ります」などなど・・
同じ写真を生業にしている立場から見ると思わず笑ってしまいます。

写真を納めてお金を貰うということは、スタジオがあって写真が撮れれば代行サービスが成り立つという訳ではありません。
撮影料金を安くすれば必ず業者(スタジオ)は、「回転率」を考えます。
文章上は「プロとして品質は落とさない」と書くことは容易です。

しかし、少し立ち止まって考えて頂きたい。
物事は「急げばミスが出る」のは昔からのことわざにもございます。

プロとして品質を落とさないという文面を拝借するのであれば「プロならば正規の料金で勝負ができるハズ」です。
なぜ低価格なのか?利用者が気づくことも大切です。

弊社の価格設定は、ネットショップでの使用を前提とした写真撮影サービスとしては適正価格です。
当然、パンフレットや紙媒体の写真であれば1カット○万円での撮影も行っています。
要は写真に対しての費用の相場を理解している企業では、「1カット○万円」となった場合、作業内容や必要部材、著作関係を総合的に見て判断をして頂けます。

撮影予算というのはネットショップの場合、確保することが難しいかもしれませんが、「費用をかけるポイントを考える」ことで、消費者にとってどういう写真が求められているかを理解できるはずです。

余談ですが、弊社は高額の商品撮影サービスではありません。
適正価格のサービス内容となっております(笑)
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ローパスフィルターレスで撮った写真の解像感
「ローパスフィルターレス」という言葉を耳にした人は少ないかもしれませんが、今回はデジタルカメラの内部処理について少し触れたいと思います。
個人的にもニコンのローパスフィルターレス機構のD7200を所有しておりますが、実際使ってみた感覚では「ネット向けではあれば効果は花丸満点ですw」
で、ローパスフィルターレスのカメラって何がいいのか?という点ですが、簡単にご説明すると解像感が良い(シャープに抜ける)といった所です。

デジタルカメラの内部には本来「ローパスフィルター」という部分があり、風景や人物の髪部分の写真をパシャッと撮った時にこの「ローパスフィルター」が働いて少し写真に嘘をつきますw。
この嘘というのは撮影したデータの電子信号を読み取っった時点で、「偽色やモアレ」を軽減させようとする機構です。
例えばチカチカ光っている水面を撮った時に、何となく良い感じにする機能(大雑把w)
モアレも同様の機能が働き、細かな服の生地のパターン(細いストライプ柄)などがある時は、線の境界をいい感じに調整します。

これだけを見れば「ローパスフィルターレス(機能が無い)」より従来の「ローパスフィルター有」の方がメリットが大きいと感じますが、これもケースバイケースです。
ローパス有りで「いい感じに調整する」ということは本来の解像感を犠牲にするという面もあります。
対してローパスレスでは偽色やモアレを発生させてしまう危険もあるということ・・迷いますよね(笑)

ここで大事なのは「ローパスフィルターが効くタイミング」を知ることです。
ここで言うタイミングとは持っているカメラの画素の並びより撮る対象の画素が細かい(画素<対象物)とローパスフィルターは効いてきます。
例を挙げれば、細かなものという表現になってしまいますが、アパレル素材だと幾何学模様の布地だったり、人物の髪の重なりだったりと・・意外と発動条件は多いのです。

少し前に話題になったSIGMAのデジタルカメラ dp2 Quattroは偽色もモアレも防いで、尚且つローパスフィルターレスということで、当時のキャノンの最上位デジカメより解像感では上をいくとんでもないコンパクトデジカメでしたw。

昨今ローパスフィルターレスのデジカメのニーズが高くなっているのは「中版カメラへの憧れ」もあるのかもしれません。
中版カメラは本来ローパスフィルターレスで、「抜けのある解像感は35mmのフルサイズとは比較にならない」(追:撮像素子の影響もありますよ。
こうした魅力ある解像感を手の届く範囲で使ってみたいという写真欲が出てくるのも納得です。
シャープな写真が撮れるということは、何も高級機だからということではなく、内部の機構などによっても多少変わるということを知っておくと良いかもしれません。

ローパスフィルターレスの解像感というのは経験すると楽しい世界ですが、ローパスフィルターを使った写真品質の向上も各メーカーの企業努力も見えてきてこれまた楽しいものです。
あくまでもローパスフィルターレスのカメラを使ったからすぐ写真が変わるということはありません。
要は何をメインに撮影をしているかを考えて機能や機構の有無は判断していきましょう。
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初心者が高級カメラを買ってもいいのか?
写真を始めたばかりの人が、いわゆる高級機のカメラやレンズを持っているとどう感じますか?

カメラ好きやマニアにとっては「オーバースペックだ!」、「最初は扱い易い方がいい」、「そんなハイスペックで何撮るの??」など悲観的な意見が出そうですが、個人的には、「何の問題もない」と感じます(笑)
予算が許すのであれば、最初に物凄く高価なカメラを買ってしまうのは、アリです♪

理由としては、今のデジタル一眼レフの解像度などを考えると、L版程度でプリント写真を楽しむのであれば、ずっと使い続けることができるでしょう。
カメラみたいな道具は、「持つ人のテンション」で選べば良いと思っているので、入門機とかプロ志向など考えずに買ってしまいましょう。
そもそも入門機とかプロ機とか決めてしまう感覚が微妙ですw

また、カメラを初めて買うと絶対に起こる衝動・・・それは「さらに良いカメラを求める病w」
こうした衝動を劇的に無くすには、初回のカメラを圧倒的に高級機にしてしまうのも予防手段かもしれません。
「一生もののカメラ」は存在しないかもしれませんが、万が一、高級カメラを手放す(売って買い換える)時でも、中級クラスのカメラ程度であれば引き換えは容易です。

機材としてのカメラを考えると、一定の金額を超えた機種というのは「撮影者を満足させる何か」は必ずあります。
もし、手堅く安価な入門機を買って「スマホ写真と変わらない・・」と凹むよりは、ガツンと描写の違いを感じることは「撮影意欲」にも繋がります。

どういう写真が撮りたいか分からない・・とか、カメラのことはよく知らない・・でも高級カメラが欲しい!理由はそれで十分です。
持ってるだけでカッコいいから買った(笑)賞賛すべきですw

こうした機材に対する考え方はそれぞれですが、個人的には「良い物買って、不要になればヤフオクで売れば何とかなるw」こんな単純回路で考えているので、その時(時代)に良いとされているカメラで撮るというのは、撮影対象となる業界的にも歓迎されることだと感じています。

カメラというのは、スペックよりも形状やシャッター音など好きになるポイントはたくさんあります。
「好きなカメラで撮る」こうすることで写真に愛情も注げることでしょう。

初心者に高級機は難しいとか考えず、・・そもそも初心者ならカメラの事自体が難しいはずですので、そこに高級カメラの多機能部分での難しいが少しプラスされる程度です。
入門機を買って、年月と共にレンズ、カメラの機種変更を繰り返していって、最終的には高級カメラを買うのであれば、トータル的なカメラライフを考えると、初めから高級カメラ購入で勝負した方がおサイフ的にも優しいかもしれませんよ。
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カメラマンの撮影スタイル
個人的に、「撮影講座」なるものは嫌いです(笑)
写真を基礎から学ぶということは大事なことですが、「撮影スタイル」を教わることはベターではないと感じます。
例えば写真家Aさんの撮影講座を受けて納得した気分になって、いざ撮影本番を迎えた時に感じるでしょう。

「ぜ~んぶ自身で考え行動しなければならない」という現実を・・

撮影スタイルというのは、個々のカメラマンの経験から生まれるもので、誰でも真似すれば良いというものではない。
例えばモデルやクライアント、撮影環境や機材など、講座の先生と同じ条件になる現場など100%無い。
「モデルさんにはこうやって気を遣いましょう」とか「アングルはこうして作る」など為になるようで核心をついたものではない。

初めての撮影現場でグダグダな雰囲気になってしまっても躊躇うことはありません。
「それが今の自分の撮影スタイル」なのです。
無理に現場を仕切ろうとすれば経験不足から失敗を招くでしょう。
であれば、「初心者なので助けてください(^_^;)」と声掛けをすれば万事上手くいく。
撮影のみならず、クリエイティブな現場では経験が手助けになります。
経験の豊富な人材はカメラマンである必要はないのです。

「撮影スタイル」を学ぶということは、先駆者が通った"カメラ道”みたいなのを知ることで、知識であり経験値にはなりません。
上手くいかない現場や思い通りに写真が撮れなかった経験が、次の課題を示してくれます。

要は「今すぐ上手くなろうとはせず、今足りないものを知る作業」を撮影工程の中で見つけることが大事なのです。
「このレンズではこんな写真ができる」とか「こうセッティングするとこうなる」などは撮影技術の仕様で、「撮影スタイル」とは別の問題ですが、混同してしまうケースが多い。

私自身感じるのは、写真が好きで何十年も撮影を続けてきた人には勝てないと感じることがあります。
写真の出来が上手い下手というのは個々の主観の問題で、現場を上手く回すとか、切り抜け方法というのが独自の撮影スタイルに繋がるようにも感じます。
カメラマンやモデルを目指す人に今足りないものは、「失敗したくないプライド」が強すぎることで、そうした心理が働くと写真(作品)としては面白くはなりません。
「若気の至り」のような写真って意外と人の心を突くものです。
駆け出しのカメラマンは撮影スタイルにこだわらず、夢中で撮って、全力で失敗した方が肥やしになります。

というのも私の経験ですが・・・参考になれば幸いです。
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撮影モデル画像を補正するテクニック
ぽっちゃり体型のモデル写真をスタイル抜群の写真に変える!
こう書いてしまうと、デジタル処理の高等テクニックのように感じるかもしれませんが、実はさほど難しい処理ではありません。
どんな時に使うのかといえば、商品撮影のパーツ画像などです。

例えばカタログで出版する「ストッキングの着用画像」など、理想の脚の細さってクライアント毎に変わります。
理想の脚を持つモデルを探すのがベストですが、1カットだけ使用するためにモデルを追加する・・そんな経費の無駄は嫌ですよね(笑)

では実際に撮影した後に体型を変えるフォトショップの使い方を今回は見ていきましょう。
まずは画像を見て頂いた方が早いので、補正前後を比べてみてください。

モデル写真の補正サンプル
左は「補正なし」で右側は“くびれ”を強調して少しバストアップしています。
元からスタイルは悪くない参考画像ですが、フォトショップでここまでは簡単にできてしまいます。

実際の作業方法はこうなります。
フォトショップのメニューから「ゆがみ」をクリックします。
そうすると画面が切り替わって、補正画面になります。

撮影写真の補正手順
慣れていない方は、まず「左側のツール」で「縮小ツール」、そして右側の「ツールオプション」で、ブラシサイズ150、ブラシ密度50、流量20くらいにして、スタイルを補正したい箇所を軽くクリックしながら輪郭を調整していきます。
この動作を繰り返して、違和感の無いように調整して、納得のいく状態になったら「OK」で閉じます。
ハイ、出来上がり(笑)簡単です!

誤解のないように記載しますが、弊社のモデルリストの画像はスタイル補正は一切行っていないのでご安心くださいw
こうしたテクニックは「標準を目指す説明写真」にはちょくちょく利用される補正方法です。
手タレ、脚タレなどパーツ専門モデルさんを使うのも1つの方法ですが、今の時代はこうしたデジタル処理が出来てしまうから怖いですね。
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撮影スタジオの料金交渉とは
さて今回は「撮影スタジオ側が敬遠したくなる価格交渉とは?」について触れていきます。
どうしてもサービス提供側なので「お客様第一主義」のようなキレイ事ばかり並べがちですが、これはあくまでも「お客様になった場合」です。
日々撮影に関する見積もりや問い合わせの中には、正直「受けたくない要望」というのが存在します。

昨今は比較的アパレル商材を扱った経験の無い方でも、脱サラなどしてネットショップを開店するケースも多く、外注撮影に関しては「適正価格」というのが「自身のものさし価格」で考えられてしまう傾向が目立ちます。
「お客様は神様だ!」という理想論も理解できますが、撮影スタジオも利益を求める仕事です。

多数存在するスタジオが経費などを考え各々で料金設定を行っていますが、よくある問い合わせとして、

「他社はこの価格でやってくれるよ!」

というお客様候補のご指摘・・・たまに「安くしろ!」という情熱が強すぎて今後の友好関係は築けなさそうな物言いだったり・・(笑)
弊社の場合は、明らかに自社の作業内容に見合わなければ、アッサリお断りしてます(すいません)

というのも、長年ネット上で商品撮影サービスをやっておりますと、「他社からのりかえ」で、訪れるお客様が多いのです。
撮影に向けて相談を受けていると他社のスタジオがどんな写真をどれくらいの価格で撮影しているかは大体把握しています。

まず、次の2枚の画像を御覧ください。
一応弊社アピールが強すぎると宣伝のように思われる可能性があるので無料素材を使います。
さてさて画像です。

撮影料金の比較画像

いかがでしょうか?
例えば、今まで左側の商品写真が300円だったとして、同じ価格で右側のような「良さ気な写真」をスタジオに要求したら・・
端的に言えば、「左:ただ白い紙の上に置いて撮ったもの」と「右:照明などに配慮して撮られたもの」これを同じ土俵に上げて交渉されてもスタジオ側も・・渋い顔になります。

これが右のように整頓された写真なら料金は変わっても良いというのであれば、頑張って見積もりますが、クオリティは上げて価格はそのまま300円で撮影して欲しいとなると、スタジオのプライドの問題になってきます。

当然、左のような写真を納品することに対して「プロとして許せない」と感じるはずなので、右の写真を最低ラインにすると思います。
そこで考えるのは「利益が出るかどうか・・」アパレル商材を扱うスタジオは繁忙期が必ずあります。

シーズン前の繁忙期に300円物件を無理に入れるかどうか??
撮影側や依頼側は関係なく、経営として考えれば得策ではありません。

良いスタジオというのは、「顧客によって値段が劇的に変動することはありません」、その替り「品質は保証されます」
顧客側からみれば、自分のショップは単価500円なのに他のショップは300円で受けてる・・そんなの嫌ですよねw

商品撮影というのはスタジオごとに最低ラインや適正価格がありますので、「とにかく安く」という料金交渉はお勧めできません。
スタジオが出す見積りというのは他社スタジオの動向や自社との兼ね合いを踏まえ、算出されているはずですので、「出された金額と欲しいと考える写真の仕上がりが一致している」これが業者を決める判断材料としては適しています。

今やデジタル写真は誰でも手軽に撮れる時代です。
大なり小なり撮影に対して「お金を払う」ということは、数字ではなく内容を見極める力が依頼主にも求められています。
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高解像度モニターでの写真現像、またiMac Retina 5K displayネタで申し訳ないですが、しばらくアドビのLightroomで写真現像を行ってみてのご報告です。
特にこうした高解像度のモニターで写真を見ましょう!とお勧めしている訳ではなく、ネットショップで写真を扱う担当者様の参考になればと思います。

写真の現像についてですが、iMac Retina 5Kの雑感としては、今まで使っていたモニター(FHDサイズ)で現像するとテンションが落ちる・・という心理的変化が起こっています。
既存のモニターも決して安いものではなくEIZOさんのカラーエッジなので色への信頼度としては満足しています。
しかし、今どんな状況になっているかというと、iMac Retina 5Kで現像を行い、EIZOで最終チェックして納品している感じになっています。
多分、時間をみつけてiMac Retina 5Kのカラマネをしっかりして、単体で納品までもっていく計画です。

マックが飛び抜けて良いとは感じませんが、パソコンのスペックと高解像度モニターによって写真を見る目が変わる感じがしています。
例えば、お使いの一眼レフカメラが入門機(エントリーモデル)ということであれば、ほぼ等倍でモニター上で写真を見ることもできるため、編集作業は体感できる程に早くなります。
ページ制作の場合でも、モニター上の作業エリアが広くなるため、やたらとスクロールすることなくページ全体を把握しながらの編集も可能です。

撮影写真の編集の場合は、1件あたりで1000枚以上のカットをセレクトしていく時の写真チェックに要する時間は劇的に早くなりました。
拡大して詳細をぐるぐるマウスで拡大部分を移動して・・などの地味な時間が短縮されます。

但し、注意していただきたいのは「高解像度ではあっても色の再現性は絶対ではない」ということです。
こうしたモニターで見ている側は「綺麗!」と感じていても一般向けモニターで見た時の「色の再現性」は考えないといけません。
要は高解像度且つ、カラーマネージメント処理を適正に行っておくことです。

先述した通り、最後にEIZOのモニターで確認しているのも「綺麗すぎて怖い」というA型の性格が出ています(笑)
メリットとしては恩恵が大きいのは間違いありませんが、単純に解像感だけで納得してしまうのは危険な気もします。

結論としては「高解像度モニターは安いものを選ばない」これが今のベストな選択です。
知人のDELLの4Kモニターで写真を見せてもらうと、やはり「色合い」という点でかなりiMacとは異なります。

撮影した写真を趣味で楽しむ場合は、それほど心配することはありませんが、業務で写真を見せる、またはネットショップ等で販売するための写真を見るモニターとしては高解像度+色合いのバランス(調整できるかどうか)は大切なポイントです。

とはいえ、こうしたモニター選定の前提は何も4Kor高解像度に限らず「色の再現性」には常に気を遣った方が無難ですね。
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引用元:Google 日本語入力

site |https://www.google.co.jp/ime/


今回は文字入力システムのお話です。
ネットショップのページ作成時に文字入力(テキスト打ち)された構成にするのはSEO上も有効です。
でも長文を入力は苦手・・という人も多いハズです。
メールなどの短文の打ち込みではあまり不憫に感じることはないかもしれませんが、長文となると文字入力ステム(IME)の変換精度によって作業効率は大きく変わります。

こうした文字入力用のソフトとして有名なところでは、ジャストシステム社の辞書機能などもある便利なATOKが有名ですが、無料ではありません。
となると標準のIMEとなってくるのですが、変換能力はあまり賢くはありません。
そこでGoogle 日本語入力は無料でインストールして使うことができ、意外とハイレベルな精度を持っています。

正直、Google 日本語入力のサービス初期段階は「ATOKの方が良い」と感じていたのですが、1年ほど使ってみて変換や学習するという点では有料のATOKと変わらない便利性があると感じています。(今ではATOKがサブです)
無料で高機能なIMEと聞かれればGoogle 日本語入力がベストと紹介したいです。

何がそんなに良いかといえば、やはり変換の精度です。
四字熟語やタレントやアーティストの名前などを入力した時に「細かく区分けして変換する必要が無い」のです。
随時、最新の語彙が更新されるのも好感が持てます。

例えば、安室奈美恵、倖田來未なんかの文字列は意外と地味に面倒くさいw
さらに、こんなビジネス文・・

「貴社ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。
 平素は格別のお引立てを賜り、厚くお礼申し上げます。」

一気に打ち込んで変換すると標準のIMEでは意味不明になったりします(笑)

商品撮影後のネットショップのページ構成で一番悩む部分が商品の説明や紹介文のテキスト打ちだと思いますが、そんな時に変換誤差などでイライラするなんてことは避けたいものです。
商品に対しての想いを書き綴る時に、「変な漢字で変な感じw」になると文章を見直す一瞬で、その時ひらめいた良いキャッチコピーを忘れるなんてことも・・・

無料で賢いIMEを探すならGoogle 日本語入力がベストです!
あとは余談ですが、最近iPhoneの音声入力(Siri)を使ってこんなことをしています。

サイト制作でクライアント先に訪問して、商品を見せて頂く時に、その時のリアルな感想を音声入力でメモをとっておきます。
ボイスレコーダーとは違って、音声データではなくテキスト変換されて保存できるので、商品紹介文の資料テキストで使い回しができるので大変重宝します。

カメラもアプリも自分の手足になると非常に便利になりますね。
効率的に有効な情報をまとめておく作業は、ネットショップ運営には大事なポイントです。
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プロカメラマンへの近道
本日は写真という分野でプロとアマチュアの違いについて少し触れていきます。
モデルコードでもカメラマン志望の方を面接させて頂くと上手く撮れている写真を持参するケースが多いです。
でも「写真の上手い下手とは何か?」実際の所、私の中でも答えはありません。

しかし、明確に感じていることはカメラ性能や機材の有無ではないことはハッキリしています。
例えば何かしらのモデル撮影会で撮った写真を持参して、「自分の作品」だという・・
これでは写真の良し悪しの判断はできても撮影者のセンスや意図を判断することはできません。

撮影会の主催者が用意した場所やモデルで撮影者が複数人で「集団行動する」状況でポートレートを撮る。
これはあくまでも趣味であり、カメラやレンズのテスト撮影の意味合いが濃くなります。
つまりそこに撮影者の意図が反映されにくい写真だということです。
どれだけ上手く撮れていたとしても、「何がしたかったのか」を読み解くことができません。

写真だけで第三者を説得するには撮影者の意図が分かる写真を用意することが大事です。
人物写真のジャンルでプロを目指すから、人物写真のブックやサンプルが必要なのではなく、静物写真でも構わないのです。
ジャンルに関係なく意志ある写真には「いい写真!」と感じる瞬間は必ずあります。
撮影を頼みたくなるカメラマンは技術云々よりも意志が伝わる写真を撮る人だと感じます。

プロを目指すのであれば、まずは色んなジャンルの写真を撮ってみることです。
多くのジャンルを少し深く撮影を重ねることで、「自分の好きなジャンルの写真」が見えてきます。

機材が無いとか、環境が恵まれていないとかネガティブな意見もあると思いますが、そうした悔しい思いは、プロのカメラマンであれば誰でも経験していることです。
プロへのステップとして始める事は「何が撮りたいか」ではなく、今の自分の状況で「何が撮れるか」をまずは考えて行動することです。

クライアントの指示の元で撮影を行なう商業カメラマンは、許される範囲の中で遊びを入れる。
こうした決められた環境や制約の中で「何が撮れるか?」という自問自答はどんな現場でも起こります。

高価なストロボやハイスペックなカメラがあるからプロになれる訳ではなく、需要に合わせて設備を整えただけの話です。
アマチュアとして活動している時期は「必ずこの機材がいる」という思い込みがあって、手持ちでの機材で何とかするという考え方が欠如しやすくなります。
「何が撮れるか?」を考えることは撮影能力の向上に繋がるのだと信じて行動するべきです。

プロとアマとの境界線は継続的に顧客がいるか、いないかの違いで、その点を除けば立場に差などありません。
写真をプロっぽく見せることを優先せずに、意志を明確にする撮影を重ねるように努力しましょう。
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引用元:RISINGPRODUCTIONch

西内まりや 公式チャンネル


RISINGPRODUCTIONさんの公式YouTubeチャンネルに“西内まりあ”さんのメイク術風の動画が視聴できます。
ってなぜ!?この動画・・と思うかもしれませんが、モデルさんを語る上ではトップクラスを見て頂いた方が楽しいじゃないですか(笑)
特に理由はありません。

そんなことはさておき、モデルを目指す方々「明日は撮影です」って言われたら勝負メイクのパターンいくつありますか?
「クライアントの要望もあるし・・」なんて言い訳はせずに!ありますか?・・パターン?w
前回のこのカテゴリーでも少々触れましたが、メイクは自分を演出する1つの武器です。

例えばこんなシチュエーションを想像したことはありませんか?
晴れてモデル事務所に所属したとして、ポンポン仕事が入ってくると思い込む、よくある勘違い。

事務所に入る=仕事が安定的に決まる!!
この方程式が成立するのは余程の逸材でしょう。
では、その他大勢はどうするか?

ほとんどはオーディションを重ねて選考されるべくチャレンジを続けるしかありません。
そんな時に「勝負できるメイク術すら持っていない」これでは審査の結果は明白です。

モデルという視点から見たメイクとは「他人から見られる状況での演出方法を知る」という意味においても重要で、要は「自分はどんな顔なのか?」を把握していない人は「人に何かを伝える仕事などできない」のと同じです。

今回トップクラスのモデルさんの動画をご紹介したのは、何年かモデル撮影やカメラテストをやっていて感じることなのですが、第一線で活躍している人が行なっている努力をモデル願望がある人(夢みる人)ほど、こうした演出する努力をしていないのでは?と思ったからです。
「西内まりあさんは、仕事だから・・」では彼女も新人の時はどうしていたのか?

ヘアメイクやスタイリストが付くのは仕事が入った時のことで、仕事を獲得するまでは自分で何とかするしかありません。
弊社のオーディションに来る人の中にも「以前○○事務所に入ってたけど仕事くれなくて・・」と事務所側に落ち度がある言い回しをする傾向が目に付きますが、そうした場合、ポージングのスキルもメイクのスキルも無い・・特徴の無い背の高い人・・雑な表現で失礼ですが、タレント性や“輝き”みたいなものは、努力を継続している人にしか存在しないことを学ぶべきです。

現在のアナタは「おしゃれ女子代表になれる!」覚悟はありますか?
仕事の大小ではなくモデルはそんなお仕事かもしれませんよ。
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RAW撮影データの納品
ネット媒体で使用する写真のデータ形式では「JPEG納品」が一般的ですが、先日カメラマンデビューをした知人からこんな相談を受けました。
「RAWデータのまま納品して欲しい」というリクエストがあったのだがどうしたらいい?

RAW設定でカメラ撮影をしている方、もしRAWデータが欲しいと言われたらどう感じますか?
きっと意見が分かれるところだと思います。

個人的な経験談からすると、「RAWデータでも納品することもアリ」です。
しかし、条件があります。
私の場合、RAWファイルつまり未現像の記録情報(あえてデータとは言いません)を渡す場合は長年付き合いのある印刷業者に対してなら信頼関係から渡すことに躊躇いはありません。(凄くラクできるともいう・・w)
店内用のパンフの挿し込み写真は全体の構成(色合いの統一)もあると思うので、現像も業者に任せて「記録を仕事」に撮影することもあります。

作品写真のようなものはRAWではなく、現像後TIFF形式で渡せば印刷用途でもJPEG渡しのように劣化もなく扱えるので問題ないでしょう。
印刷屋さん曰く、JPEG納品の場合は、JPEG形式自体が既に画像の劣化が生じていることや、写真メインのパンフレット用の撮影で取引経験の無いカメラマンに頼む場合は現像スキルが不明なためRAW納品を要求することもしばしばあるそうです。

で、知人が何を不安がっているのか??

答えは、簡単で現像していない写真を渡す(フィルムで言えばネガ渡し)だからです。
当然、RAWで納品してしまえば撮影者の意図とは無関係にWBも露出も彩度もいじられ放題です(笑)
これが撮影者としては納得いかない部分もあるのでしょう。

とはいえネット向けの商品撮影サービスをやっていると「これがウチの写真です!」とJPEG納品しても、クライアント先のページ上ではさらに加工されてたりと、自分の現像にこだわっていたらキリがありません。

自分の世界観の色合いと、クライアントの欲しい色合いは時々すれ違う!?くらいの感覚でいた方が精神衛生上、良いでしょう(笑)
作品写真のように「自分がジャッジマン」となる時は徹底的にこだわれば済むことで、「消費される写真と残す写真」との境界を持つことも柔軟な撮影業務に繋がるのかもしれません。

RAWで納品して、「デジタル現像のプロ」に任せて、仕上がりに感動した経験があると、「他の人が触ると自分の写真はどう変わる?」という探究心を持ってみるのも写真の楽しみ方です。
要は現像処理を誰に任せるかで、撮影者のジレンマは解消されるハズです。
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ボケ感を演出する写真撮影の要素
商品撮影のイメージ写真には「ボケ」を活用した撮影方法がよく使われますが、一般的にはF値の低いレンズ、いわゆる明るいレンズで絞り開放で撮ることがセオリーのようになっています。
しかし、カメラを購入する時に付いてくる「キットレンズ」でも「ボケ感のある写真」を撮影することはできます。

なぜF値の低いレンズが良いのか?といえば、単純に「被写界深度」の浅い、深いの関係ですが、「ボケ感」は何も被写界深度だけで決まるわけではありません。
今回はよくある撮影用語の誤解と共に、F3.5程度のレンズでも「ボケ感」を演出する方法を見ていきます。

ボケ写真の構成について

焦点距離でボケを作る
まずは「焦点距離」です。
以前も少しこのブログでも書きましたが、焦点距離はカメラ内部の撮像素子からレンズまでの距離です。
意外と「レンズから被写体までの距離」と捉えている人も多いので注意しましょう。
さてこの焦点距離はレンズを見ると「50mmとか180mm」とか記載されいる数字のことです。

「ボケ感」を強く演出するには、50mmよりも180mmの数字の高いレンズの方が良くボケます。
つまり同じF値5.6で撮影したとしても、180mmのレンズの方が「ボケ感」は強くなります。

撮影距離でボケを作る
次に撮影する被写体との距離で「ボケ感」を演出します。
上のイラストを見ていただくと分かるように撮影距離とはそのままカメラから撮影対象までの距離です。

まずはキットレンズのズームリングを固定します。(例:100mmの位置に固定)
そしてそのまま撮影者が動きます。
被写体までの距離を遠くから近づきながら数枚撮っていきます。
当然、ズームを固定しているので画角は変わりますが、「ボケ感」も近づくにつれて増すことが分かると思います。

商品撮影でのボケの応用
焦点距離と撮影距離で「ボケ感」の演出は可能だということは分かって頂けたと思いますが、「もう無いか?」といえばまだ方法はあります(笑)

少し力技になってしまいますが、「被写体と背景との距離をとる」これでも「ボケ感」は作れます。
とはいえ、自然相手の場合では難しいことも想定されますが、撮影用に背景を設置している方は有効かもしれません。

こうした「ボケ感」の演出を求めるときに「レンズの買い増し」を考えることは手っ取り早い方法ですが、お持ちのレンズの特性と「ボケ感」の仕組みを知ることで対応できる場合がありますので、お試し下さい。

但し、単純に「ボカしただけの写真」にならないように「何を伝える写真なのか?」を意識して撮影することを心掛けましょう。
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iMac5K 撮影写真
社内で一番古いMacがパン!と悲鳴を上げて逝ってしまってから、1週間ほど経ち「次のマシン」を探すのにAppleストアに立ち寄り「iMac5K」の実機を見てきました。
ストアで見た感想は「壁紙を見る限り普通のiMacと決定的な違いは感じなかった」というのが正直なところ・・また写真を印刷用途で扱うマシンやモニターは既にあるので、「主にWeb制作用に」ということでオーバースペックですが、カスタマイズして「全て盛り」で注文して届きました。

何気なく電源を入れ、写真現像ソフトの「Lightroom」をインストして、クライアント用ではない撮影した写真を数百枚読み込ませてみた・・・

衝撃!!!!!
メチャクチャに鮮明に!そしてリアルに写真が目の前に飛び込んできました!!!

「なんなんだ!!これは!!」
思わず、鳥肌物でした(笑)

「iMac5K」の説明でよく用いられている「印刷物のような質感」というよりは、「今そこに存在しているかのような質感」でした。
キャリブレーションを行い、「iMac5K」のモニター上で現像を行ない、プリントしてみる・・・

「遜色ない色合いで見事にプリント再現がされる・・!」
鳥肌リターンズです(笑)

今までもEIZO ColorEdgeで確認して現像プリントをしていた私にとって、1発のキャリブレーションでここまで再現性に優れているとは溜息しかでない。

「綺麗なのはiMacのRetina画面上だけ」と思い込んでいた私が馬鹿でしたw
もちろん画面上に映し出される写真の解像感もハンパない!
例えるなら、A3サイズでプロラボに出した印刷物がドンドン出てくる感じ・・・もう写真好きには至高の時間です。

ネット上でiMac Retinaの「綺麗な写真」は見ることはできますが、実際に撮った写真を見るのとでは体感が全く違います。
もうカリカリにした写真を撮ってこの画面上に映し出したい衝動にかられますw

5Kの解像度というのは写真に衝撃を与えます。
立体感や繊細さ・・そして息を呑むほどのリアル感・・EIZOのモニターどうしよ・・?
全マシンiMac Retina 5Kにしてしまおうかと邪な考えすら湧いてきます。

感想のオンパレードになってしいましたが、ポイントは5Kの解像度に尽きます。
というのもMacbook Pro Retinaでは、ここまで感じなかった解像感が5Kにはあります。

撮影した写真を現像して楽しむという点だけでは価格も40万程度しますので、オーバースペックかも!?と悩むところかと思いますが、「現在1番オススメするマシンです」ハイ、個人的主観を抜きにしてもです!

こんな風にリアルに写真を見たかった!
そんな叶わないと思っていた願望を見事に現実として可視化してくれる点で、撮影意欲も一気に上がります。

ただ悩みもあります。
「主にWeb制作用に」という本来の目的が変わってしまうかもしれない(笑)
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オーディションや宣材写真について
ここ最近、商品撮影以外で、将来モデルやタレントを目指す若者を撮る機会も増えてきました。
もちろん、弊社に登録している方では無いので、私にとっては「お客様」ですw。

ネットで探して撮影にお越し頂く人がほとんどですが、メディアで拝見したことのある人から今から頑張る卵(駆け出し)の方までキャリアも様々です。
弊社に来た理由を伺ってみると、当たり前ですが「他のスタジオで撮ったけど気に入らなかった」というご意見。

個人的には宣材やプロフ写真をメインに活動されている業態のことは詳しくないですが、1つ感じたことは「圧倒的に短時間過ぎる」ということ。
これは「撮影する」という実作業時間ではなく、コミュニケーション、つまり打ち合わせが無いという事実。
もちろん初めて自分自身の撮影を依頼したとしても「何を要望していいのか分からない」というのもこれまた事実です。

そんな理由から「お任せします」というスタンスで撮影に入れば、きっと「気に入らない写真」になるでしょう。
人物撮影というのは、「カメラマン主観」・「被写体側の主観」・「相互の主観」この3つしかありません。
商品撮影の場合は、「クライアント主観」となりますが、どこの視点で撮られたかで仕上がりは変わってしまいます。

良い写真素材を獲得するためには、撮影前に「欲しいイメージやなりたいイメージ」を伝えることが大事です。
そうした意見を聞き、撮影者は要望に合わせたライティングや演出方法を決めていきます。
ですが、ここでもう1つ注意したいのは「イメージが漠然過ぎないこと」です。

例えば「可愛くして欲しい」・・・困りますよね(笑)
「可愛い」の基準というのも人それぞれで、要望を出しているようで「お任せ」と言ってるようなもの・・・

ではどうしたら良いか?
単純ですが、「目指す女優さんなり、モデルを明確に意識する」これだけで良いのです。
なりたい自分をマネることで「自覚(目標)」が芽生えます。
真似事はイヤだと感じるかもしれませんが、「徹底的にマネようとすれば、必ず個性がでます」
全く同じ人間などいないのですから、「このモデルのこのポーズのマネ!」として撮っても何か変化は必ず起こります。

要は、「可愛くして」というモヤッとした目標を立てるのではなく、「これを完コピする」という分かりやすいゴールを見つけるということです。
こんな感じのやり取り(コミュニケーション・打ち合わせ)が無く、訪問したお客さんに簡単にアンケートを取って撮影するという流れ作業では、写真の仕上がりは「被写体次第」となってしまいます。

プロのモデルは「クライアントが何を考えているか?」を想定しながら写真作りができる人材だと思いますが、商品写真のように「クライアントが存在しない場合」は、「自分を持つこと」、「今回の撮影でのゴールを決めること」で宣材写真の仕上がりは大きく変わります。
正直なところ、そうしたお客様とのセッションは時間も気にせず撮ってしまいますが(笑)、それも「カメラマンをその気にさせた」という点では、将来有望な人かもしれません。

人物撮影に大事なことは、撮影者と被写体がそれぞれクリエイティブであること。
「芸能」という仕事に就きたいのであれば、そうした感覚を持っておくことはプロ・アマ問わず必要なことなのです。
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楽天市場からの撤退
少し今さらネタになってしまいますが、音響機器などを販売する「サウンドハウス」さんの楽天ショップからの撤退が話題になりましたね。


商品撮影に関わってはおりませんが、サイト制作業務の兼ね合いで音響用のマイクなどの機材を購入していたので、楽天市場からの撤退は驚きました。
公式通販サイトの方は継続との事でひと安心しましたが、気になるのはその撤退の理由です。

記事の内容を拝見する限りは、楽天市場の運営方針に異議を唱えるもので、サイト上で公開するに至った心情を思うと賛同できる点が多い。
楽天市場へ出店しているショップに何か問題があるということではなく、疑問に思うのは楽天市場というモールの在り方です。

個別のネットショップで考えれば「強いモールに出店する方」がSEOの観点から有利に働くのは明らかです。
消費者から商品を見つけやすくなるメリットと価格競争が生じるデメリット、売上げに伴って変わる楽天市場の手数料などなど・・・
大手モール依存型の出店方法はこの先どうなるのか?

サウンドハウスさんを例に挙げれば、きっと楽天市場での売上げは十分あったでしょう。
しかし、撤退を決めた。

要は、どれだけ売り上げが向上しても楽天市場のルールでしか動けないということです。
こうした出店ルールというのは楽天だけではありませんが、将来を見たときに必ず役に立つサイトというのは自社の公式サイトです。
当然、自社で管理・運営をしているので束縛なく顧客を増やすことができるでしょう。

商品撮影を代行していて時折思うのが「自社ドメインでの公式ショップない企業」の未来です。
事実、自社ドメインでのネット通販は大手モールへの出店のように即効性はないかもしれません。
しかし、「価格競争には巻き込まれなくても済む」という最大のメリットがあります。

モデルコードが楽天ビジネス内の「商品撮影サービス」に参加しないのは、「価格が優先される傾向にあるため」です。
大手モールに出店すれば、毎月費用が必要となり、結果として商品撮影に予算をつぎ込めない・・・
つまり一番アピールしなければならない商品説明の部分を軽視してしまうショップが多くなってしまう。

大手モールへの出店は、自社の通販サイトがまず在って、1つの窓口として販路を拡げる方法が賢明だと感じています。
「ネット通販だから儲かる」そんな曖昧な動機で大手モールに参入すれば、淘汰されてしまうでしょう。

「価格よりも商品力」これはアパレル商材を扱うクライアントのみならず、商品撮影サービスの写真分野でも同じことだと思います。
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撮影参考ショップ JCrew


綺麗さと遊び心に溢れたサイト構成は秀逸

J.Crew の通販サイトは何かとメディアでも紹介されているので、ご覧になった人も多いと思います。
日本のECサイトでも同じような方向性を目指したサイトを目にすることがありますが、やはりココは一味違います。
まず圧倒的な清涼感というか爽やかさが商品を詳しく見なくても印象付けられてしまいます。
左側のナビゲーション部分のギミックもシンプル且つ効率的にカテゴリーイメージを伝える効果も抜群です。

採用されているモデルさんの品質の高さにもウットリしてしまいますが、決め手となっているのは撮影のコンセプトが明確であるという点。
年間を通じてJ.Crewサイトを見ていると、季節に応じて撮影時のライティングもしっかり管理されています。
例えばリピート訪問している消費者が、SSシーズンからAWシーズンに変わったことが、写真上だけで理解ができるため自然と購買意欲を触発される仕掛けになっています。

つまりバナー画像などで「秋冬アイテム入荷!」などの告知をしなくても「印象で伝える効果」が十分にあるということです。
実店舗がマネキンの衣替えをするように撮影手法で衣替えを行なうことで、過度になりがちな広報を避けている点も支持される理由の1つでしょう。
季節ごとの照明セティングを利用した撮影でこんなにも効果的なサイトプロモーションができるのだと気付かせてくれる是非参考にして欲しいサイトです。

着用イメージと説明写真を区別して撮影する

では実際に自社のサイトも同じような方向性で商品撮影を依頼するためには気をつけるべき点とは何か?
どれだけ綺麗に仕上がるとはいえ、大幅なコストアップになってしまっては躊躇するケースもあると思います。
まず重要なのは、依頼するスタジオがどれだけ季節をテーマにライティングのパターンを作れるのかを見極めること。

日本のネット向け撮影サービスの場合「料金は安いが同じ写真しか撮らない傾向」が強いため、サンプル写真を要求するなどしてパターンの応用がどれだけ効くのかを判断すると良いでしょう。
また必要最低限のイメージカット数を提示しておくことも重要です。
例えば1着あたりのイメージは4カットで、カット数よりもセッティングに注力するようスタジオに依頼します。
イメージ写真の場合は撮影時間とカット数との関係で料金算出されるケースが多いので「不要な部分を事前に提示」することで、コスト高になることを避けながらイメージ性の高い写真撮影を実現する交渉もしやすくなります。

J.Crewサイトを見ると商品詳細ページに掲載されている構成写真は「モデル着用が4枚+物撮り1枚」が主流です。
物撮りに関しては「正確な商品の色味を伝える目的」、モデル着用は「色味よりを印象を重視」と区別されているのもポイントです。

モデル商品撮影の依頼で多い「背景白抜き撮影」は「説明」の意味合いが強いため、それだけで商品ページを構成すると平坦な印象になりがちです。
実際に弊社のお客様の場合でも「白抜き指示」であっても、弊社側がおまけ写真として、「ライティングを変えた画像」を納品すると次回からは「イメージ写真」を希望する例は少なくありません。

「魅せると伝える」こうしたコンセプトを把握して写真撮影を依頼することでショップを構成する商品画像は相当変わります。
乱立するネットショップの中で価格以外で勝負するためには、写真という分野は1つの武器になることは確かです。

他のショップの真似事でも構いません。
まずは自身が好感の持てるネットショップをスタジオ側に提示して写真の方向性を相談してみましょう。
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世の中には「誰でも簡単に商品撮影ができるキット」なるものが販売されています。
今回のネタは決してそうした撮影キットを批判するものではなく、「私ならこうする」という1つの意見です。
工作が苦手という方は、費用対効果をみながら既製品を購入するか否かを決定して下さい。

では、今回検証する商品撮影キットの内容を見てみましょう。

噂の商品撮影キット
基本的にはボックス型の撮影台ですが、撮影可能なサイズにも制限がありますので、アパレル系のワンピなどの撮影には向きません。
アクセや雑貨類には良いかもしれませんね。

ここからが本題で、価格として4万円程度するこの商品撮影キット!自作したらいくらで作れてしまうのか??
実際に見ていきましょう!

1~3は主に撮影台としての基礎部分ですが、要は背景ペーパーを吊り下げられて、トップライト(天井)を入れればOKです。
以下が代用できる市販の部材ですので価格を含めて検証してみます。

商品撮影キットの土台作り
土台はハンガーラックを購入すれば「簡易背景セット」が出来上がりますw
あとは、トップライト用のクリップ型電球をかませて、トレーシングペーパーで覆います。
これで、4万円の商品撮影キットの基礎の部分は完成です。

そして次にレフ板などの撮影台の前面に配置する部材を揃えてみましょう。
以下は4~7の部分になります。

撮影補助部分の制作
背景ペーパーは上質な撮影メーカーブランドのものでグレードアップして、その他は100均で十分ですw
あら・・完成してしまいましたけど・・・どうしよう・・・(笑)

いや、でもトータル価格が4万円になってしまったら自作の意味がありません。
金額をしっかり確認しましょう!

・ハンガーラック
・クリップ型電球
・トレーシングペーパー
・パーマセルテープ
・カラーボード
・ブックスタンド
・背景ペーパー
・ミニ三脚

合計金額は!9,880円!!!なんだそりゃーー激安商品撮影キット完成じゃないですか(笑)
さらに品質を向上させるためにテーブルやハンガーラックなどを追加しても15,000円もあれば、高級商品撮影キットになりますw
4万円出すならもっと照明機材を追加してもいいですね♪

ざっとここまで「本当に商品撮影キットはお得か?」について検証してみましたが、私なら間違いなく自作します。
工作という程でもなくハンガーラックに背景ペーパーをテープで留めるだけですが・・w

物撮りを専門に行なっている業者さんは、ほとんどこういった撮影キットを使うことは無いと思います。
プロは自作して光をコントロールする術を知っている、つまり最小限の設備でも撮影は可能だと分かっているからです。
正直言ってしまえば、以前ご紹介した「ダンボール箱の商品撮影ボックス」の方が光は綺麗に回ります。

4万円商品撮影キットのサンプル画像も公開されていますが、雑貨系のものであれば、自然光+レフ板くらいでナチュラルに仕上げた方が印象の良い写真が撮れます。
この記事を読んでいただいているプロのカメラマンなら皆さん知っています。
「万能な商品撮影キットなど無い!」ということを・・

是か非かの問題ではなく、撮影用品は工夫すればコストダウンを図れることを覚えておいて損はありません。
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ポートレートレンズの選び方
ポートレート用途においてレンズ選びの記事を探すと「○○ミリ」とか「ボケ感ならコレ」とか、何かと小難しい項目が並んでいるため、人物撮影をするためのレンズは結局どう選んだら良いのか分からない・・という人もいるでしょう。
実は「ポートレートレンズ」というのはあくまでも誰かが(メーカーですが)・・名付けた単なる呼称であって、ご存知のようにどのレンズを使っても人物写真は撮れます。

ではなぜ「ポートレートレンズ(主に単焦点レンズ)」と呼ばれるようになったのか?
理由は単純で以下の目的に合っているからです。
・何も考えずに被写体を強調した「ボケ感」が得られる
・ズームレンズのように画角で迷うことがない。
・明るいレンズであるが、比較的安価に購入できる。

こんなところだと思います。

人物撮影の場合は、表情や姿勢(ポーズ)は、流動的になります。
「撮りたい!」と思った瞬間に、ズームリングを回していたのではシャッターチャンスを逃してしまう可能性もあります。
そうした場合、単焦点レンズは撮影者が動けば良いので、感覚的に画角は気にせず撮るという動作が自然となります。

ボケ感については被写界深度の問題なので、好みにもよりますが、背景ボケが好きな方には向いているでしょう。
個人的にはポートレート用のレンズには「画角」が重要だと感じています。

実際、120mmまで使えるズームレンズで画角を気にせず人物撮影を撮ると、フル、ウェスト、バスト、クローズアップとバリエーションを変化させても見事に40mm~80mm程度の範囲に納まってしまいす。
つまり、人物撮影においては、35mm~85mmであれば大体カバーできてしまうという事です。

こうした人物撮影を目的にレンズを購入しようとしたときに「35mm換算」という壁があります。
フルサイズ機をお持ちの方であれば、数値はそのまま受け取れば良いのですが、APS-Cやマイクロフォーサーズ機を使っている場合は計算が面倒です。
そこでニコン機を例にとって「人物撮影に相性の良いレンズ」を見ていきます。

まずはフルサイズ機のいわゆる「ポートレートレンズ」単焦点のラインナップの一例です。

フルサイズ機用の人物撮影に向くレンズ
ご覧の3種が「明るいレンズ」+「人物撮影で使いやすい画角」のレンズとなります。
さて、DX機(APS-C)ではどうでしょうか?見てみましょう・・・

DX(APS-C)機用の人物撮影に向くレンズ
ん?ニコン純正の単焦点レンズで探すと35mmしかない・・・
ご安心下さいフルサイズ用のレンズが使えないことはないのです。
一部機能に制限がある場合もありますが、同じフルサイズ用のレンズをDX機(APS-C)で使った場合の画角は次のようになります。

フルサイズ機用のレンズをAPS-Cに変換する
だいぶ画角に違いが出てきますね。
DX機(APS-C)で35mm付近を使い、且つ単焦点レンズでポートレート撮影をするのであれば、20mmと表記されているレンズを選択することになります。

ここまで少し面倒な説明をしましたが、大事なポイントを1つ。
「単焦点レンズにこだわり過ぎない!!(笑)」人物撮影で写真の仕上がりを追求することも大事ですが、「人物がどう写っているか?」が最優先です。
どれだけボケ味や画角にこだわったとしても写っている人物の表情が困惑(暗い顔)していては意味がありません。

人物撮影に最適なレンズとは、「自分の体の一部として使えて撮影に集中できるレンズ」です。
ズームでもマクロでもレンズなど何でもいいのです。
それよりも人物撮影の醍醐味である、被写体との共同作業に神経を使いましょう(笑)
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アパレルモデルの容姿について

「周りの友達からモデルになった方がいいよ!」と言われます。

よくあるモデルになろうと思ったキッカケの1例ですが、現実は素人さんの友達から勧められたからといってモデルになれる訳ではありません。
容姿端麗・・でもモデルには向いていない人はたくさんいます。
では「綺麗だけどモデルになれない人とは?」・・今回はモデルの素質について少し触れたいと思います。

容姿端麗でビジュアル的には問題ない人は結構いる
弊社のようなスタジオモデルというジャンルの実体験をお話しするなら、モデル募集を見て面接を受けることになる人の半数以上は「見た目はすごく綺麗な人」が占めます。
当然ですが、面接をして即OK!ということもなく、「カメラテスト」で実際に撮影をしてモデル業務を任せて大丈夫か、“可能性”を試します。

この段階ではポージングなどのスキルは全く問題にはしていません。
では、何を見ているか?

「自分を演出できているかどうか」を判断しています。
つまり答えがないものを見たいと思っています。

活字で書くとややこしいですが、「モデルを演じているか」がポイントです。
モデル業務として撮影に臨む場合は、クライントの意図を演じることが仕事です。

ここが大事で「モデル業務のすべてである」と考えます。
メイクやポージングスキルは努力で何とかなるものです。

ビジュアルがどれだけ良くても撮影時に棒立ちになってしまって免許証の証明写真のようになってしまっては、撮影時に服を着こなす動きになるまでに何年練習をしなければならないか?と考えると、即戦力ではありません。
冷酷な表現をしてしまえば「モデルの覚悟がなければ応募はしないで欲しい」と感じます。

撮影モデルに求めることへの勘違い
モデル希望者だけではなく、撮影を依頼するクライアントもそうですが、「良いモデルの基準」を勘違いしているケースが多いのも現実です。

カメラマンにとって良いモデルは、決して操り人形のように指示されたポーズを繰り出せる小手先の技術ではなく、「無意識に演じる力を持っている人」です。
こうした人材の場合は、撮影カットのイメージや体の向きを伝えれば、あとは自ら演じながら服を着こなしていく。

「とってもギャラの払い甲斐のある人材ですw」

では演じる力って、そもそもどうしたら身につくのか?

簡単な例をご紹介すると、カラオケって行ったことありますよね?(笑)
その時は少しは好きな歌のアーティストになりきって歌っていると思います。
つまり無意識に「アーティストに近づけようとしている」ハズです。

写真撮影でも同じで、誰でも最初は立派なモデルではありませんので、「モデルになろうとする」これが演じる力のヒントです。

でも・・恥ずかしい・・・

そうです。モデルは恥をかく商売です。
言いかえれば、自己表現を恥ずかしいと思っている人はモデルには向きません。
最近のスタジオモデルがクライントへの見栄えを考慮して「ビジュアルを揃えるだけ」の傾向に疑問を感じるのはこういった点です。

撮影に求められる綺麗さを知る
アパレル商材においての「綺麗の絶対条件」は「着こなし(演技)力」です。
これはマニュアル通リのポージングよりも優先されるべきだと個人的には考えます。

本来写真の良し悪しというのは「あっ!かわいい!」、「あっ!綺麗!!」という瞬発的な感情で決まります。
そうした写真が撮られる過程にはモデルや撮影者の「綺麗と思わせる演技」が介在します。

撮影側は光やアングルなどで演出をし、モデルはそうしたパターンに合わせた演技で応える。
そうした写真の中に「クライアントの商材」が入り、商品着用写真としての品質は向上します。

つまり、撮影に求められる綺麗さとは「綺麗な女性が着るか?」ではなく「演じる力のある女性が着るか?」で綺麗な写真の仕上がりは左右されます。
容姿端麗でスタイルが良いというのは、あくまでも指標であって、絶対条件ではありません。

モデルを業務として捉えると大事なことが見えてきますので、アパレルモデルを目指す方は「綺麗とは何か?」を一度考えてみましょう。
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撮影シミュレーターアプリ


一眼レフカメラを使って写真の勉強をしようと思っても、屋外にカメラを持ち出して撮るには・・ちょっと気分がノラない・・
そんな出不精の方でも時間がある時に楽しみながら撮影をシミュレートできる便利なアプリをご紹介します。
大胆な冒頭の書き出しになってしまいましたが、あくまでもシミュレートとしてお役立て下さい。

海外版ですが、上記のリンク先からページを開いてもらうと一目瞭然です!
撮影の雰囲気をシミュレートできます。

たかがアプリといって侮ってはいけません。
「天候」・「被写体との距離」・「ズーミング」・「ISO感度」・「絞り」・「シャッタースピード」はもちろん、撮影モードも「絞り優先」、「シャッタースピード優先」、「マニュアル」とかなりの充実でフリーで遊べます。

各設定項目を決めたらシャッターボタンを押すと、仕上がりイメージが表示されます。
シャッタースピードによる手振れや適正露出になるためには、どの設定をいじるとどこが連携するのか?
初心者の方にとっては、活字で説明されるよりも直感的に写真撮影の操作感を味わえるので便利です。

こうしたカメラレッスン的な事を実際のモデルを使って行なうとなると、費用や時間もかかりますし、何よりカメラテストに付き合う方は精神的に疲れます。
被写体としてカメラ前に立っていて、撮影側は数値を触って写真の違いを楽しめますが、被写体は立ち尽くすしかない・・・

カメラ機能で最初に覚えたいことは、「数値を変えると写真はどう変わるのか?」だと思います。
このシミュレートアプリならそうした数値の変化を視覚的に捉えることができますので、入門編としては役立ちます。

しかし、撮影は現場の空気感や被写体との会話の中から写真は生まれることを忘れないで下さい。
どれだけ撮影をシミュレートしてカメラ機能を覚え込んでも対象が変われば撮り方は変化します。

極上の撮影上達方法は「本気で撮って、本気で失敗すること」です(笑)
本気で撮って納得がいく写真が撮れなければ絶対に悔しいはずで、もっと上手くなりたい欲求が生まれます。
予習と復習、学生みたいな当たり前のことですが、撮影技術を自分のものにするには、所詮アナログな考えの方が近道だったりします。

バーチャルアプリやシミュレーターは、向上心をサポートするツールであって、技術や実績を形成する核になることはありませんのでご注意を。
写真撮影においてシャッターチャンスが訪れる瞬間は、心が動く瞬間ですのでシミュレートアプリでは再現できないと割り切りましょう(笑)
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