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商品一覧やカテゴリー分けは慎重に
商品カテゴリーを指定して下さい。
と言われると、どうしてもアウター、トップス・・またはブランド別など決まったカテゴリー分けが当然だと思っていませんか?
もちろん、上記のような分別は必ず押えておくべきですが、女性消費者の立場でカテゴリーを分けるなら、カラー別、素材別、ジャンル別、雑誌傾向別、身長別・・・など単純に思い浮かぶものでも相当出てきます。
こういったカテゴリー分けは都心の書店を覗いてみると面白い現象に出会えます。
雑誌コーナーの傾向別に立ち読みをしている女性は何となく立ち位置でカテゴリー分けされています(笑)ということは、服飾の趣味傾向に合わせたカテゴリー分けはネットショップでも当然必要となってくるのです。
ネットショップの特性として、いかに早く目的の情報ページに辿り着いてもらえるかを前提として分けるなら、『スウィートジャンル→トップス→ジャケット』などの経路が本来自然であり、いきなりトップスから始まったとしても、その商品一覧にはカジュアルもモードもフェミニンも混在していたら閲覧側はショッピングに集中できません。
ユーザー導線の作り方はショップ毎のアクセス年齢層などによっても対策は異なります。
自社のショップがどの年代から支持されているかを判断する前に、ショップのカテゴリーを見直すことで「どの年代のユーザーに向けて商品販売を行うか」を明確にすると、ショップと消費者の距離感が見えてきます。
例えば、販売側がスウィート(かわいい)ジャンルで販売を展開しても実際の購入層が意図したものでない場合、商品仕入れバイヤーの見方が消費者とずれていることになります。
カテゴリーをしっかり整理し、目的をもった並べ方にすることで、正確な消費者動向を把握することにも繋がるため、個々のネットショップ特性を活かしたカテゴリーを作ってみてはいかがでしょうか?
撮影データを
より迅速にご利用
いただけるように、当サーバーからダウンロード受取りをご利用になれます。面倒なハードディスクへのコピーが不要なので、すぐに掲載作業に集中できます。
※もちろん同時にCD・DVDメディアの納品
※もちろん同時にCD・DVDメディアの納品