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商品撮影のヒント集

いまネット上に存在する商品撮影のサービス会社には低価格と高品質!?を掲げた撮影をアピールする傾向が強くなっていますが、弊社に寄せられるご相談の多くが他社の撮影の撮り直しを希望しているものです。

デジタル一眼レフカメラの普及によって商品撮影を低価格で行なう業者が増えた一方で、本当の意味で品質の良い写真の仕上がりを期待できる会社が少なくなっていることも事実です。
このページでは「商品撮影のヒント集」と題して、撮影者とサイト制作者の立場の両方の視点から業者に依頼する前に知っておくべき商品撮影に関する知識などを公開していきます。

大量の写真をリサイズするコツ
商品撮影された写真を使用する場合に、ECサイトごとに画像サイズが異なる・・
そうした場合、画像の縮小リサイズ処理どうしていますか?

納品された写真を1枚ずつ画像編集ソフトに読み込んでサイズを調整・・・これでは時間と手間がかかります。
フォトショップのスクリプト処理を使っても良いのですが、お持ちでない人もいると思うので、今回は無料で使えて複数の画像のリサイズやフォーマット(ファイル形式)変換を一括で行うツールをご紹介します。

ソフトウェアはWin版で「Ralpha Image Resizer」Vectorページ ←こちらからダウンロードして、解凍し、「Ralpha.exe」をクリックしてソフトを立ち上げます。
では早速、一気に大量の画像をリサイズしてしまいましょう!(3,000枚くらいはエラーなど無しでリサイズしてくれますw)

とはいえ直感で使えてしまうソフトなので、主要部分のみササッとソフトの解説をしていきます。
まず、メニューから「設定」を開いて読み込むファイル形式の設定を確認しておきます。
ここでは「JPEG」の項目を見て「品質」を「100」で「OK」で閉じます。
もちろん「JPEG」以外のファイル形式に変えることもできますので、その際は「フォーマット変換設定」を触ります。
画像リサイズの準備

続きまして、「画像の横幅」を決めていきます。
赤枠左の「大きさ」の項目から画像をリサイズする時の基準の「辺」を指定します。
図では「短辺基準」となっていますが、縦長、横長の画像サイズで混在している写真を通販サイト用に統一するには「幅」での基準でもよいでしょう。
ここでもピクセルやパーセントで指定できるので非常に用途を選ばず便利です。
画像のリサイズ幅を決める

さて、最後にリサイズをしたい画像をドカンとソフトにドラッグ&ドロップしてメニューから「変換」→「実行」で終了!簡単です。
リサイズしたファイルの出力先(保存先)も「設定」→「出力フォルダ設定」で行なえます。
画像リサイズの実行

まとめ
こうした画像リサイズソフトはいくつかございますが、有料だったり変換時にエラーが出たりと中々シンプルで高機能のものは少ないですが、「Ralpha Image Resizer」は優秀です。
使い道としては、楽天では短辺800pxで画像を作っていて、Yahooショッピングでは700px・・というようにECサイト毎で画像サイズが異なる場合は、予め大きいサイズ側で制作をしておき、あとは一気に画像をまとめてリサイズ処理を行なえば、作業時間の短縮になります。

弊社の商品写真の場合は、最低1500pxで撮影画像を納めているので、画像リサイズの相談はたまにございます。
かといって800px納品だと編集するときに服のパーツのアップをトリミングする際に、不便ということで1500pxの大きいままの画像を希望されるお客様も多いです。
編集は、自由度のある大きいサイズで、画像加工が済んだら一気にリサイズ!これが便利かもしれませんネ♪
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商品撮影サービスの料金への疑問
弊社はアパレル向けの商品撮影サービスで、特にモデル撮影を主に行なっていますが、時折「アパレル以外」の撮影の問い合わせを頂くことがあります。
相談を頂ければ対応するようにしていますが、料金提示という点で見れば安価な提示になっていると思います。

例えば全く撮ったことの無いジャンルというのは基準とする価格帯が存在していないのです。
もちろんアパレル関連商品であれば、オールジャンル撮影経験がある!と自負していますが、イレギュラーな商品の撮影依頼の場合は「最低限の費用」に抑えます。
理由としては、「サービスとして料金を頂くため」で、「写真が撮れることと、写真でお金を頂くレベルとは別の話」だと考えるからです。

プロとして最低限度の撮影ノウハウはありますので、もしかしたら初チャレンジでもクライアントは納得するかもしれませんが、最終的に判断するのは撮影者自身が「お金を頂く写真素材」となったかを厳しく自己分析できるかが重要です。
曖昧な料金を頂くのであれば、赤字になっても勉強をさせて頂いた方が今後の為になる!プロといえども得意、不得意はあることは世の中の商業カメラマンは誰でも自覚している部分だと思います。

しかし昨今の商品撮影サービスに目を向ければ、「何でも撮ります!」的な風潮が多く存在します。
それだけ多ジャンルに向けたカメラマンが多数存在すれば対応はできると思うのですが・・
ウェディングカメラマン、料理カメラマンなどカメラマンが得意とする分野で専門的に活動する方がいる中で、通販、ネット向けではジャンルはなくなっている。
失礼ながらネット通販サイトを覗いていると、失敗とまでは言わないですが、明らかに「ただ撮った写真」を納品しているケースもあります。
逆に物撮り専門として高いレベルでリーズナブルに展開している業者も存在しているのも事実ですが、ネット上では判断が難しくなっています。

商品撮影サービス提供側の料金提示を精査するポイントは「依頼主に変わって撮るだけのサービス」か「依頼者ではできない写真を撮るサービス」なのかを感覚として判断するしかありません。
サイト上では写真の「クオリティ」や「価格の安さ」などの文言はどこの業者も横並びで書いています。
要はその言葉に負けないくらいの写真サンプルでの説得力があるかどうかが問題です。

ひとつ例を挙げさせて頂けば、「アマナグループ」の撮影サービスは品質も高い商品写真素材を必ず納めてくれるという安心感があります。
このクオリティを安価なネット撮影サービスと比較するには無理がありますが、こうした企業のサービスにどれだけ自社の価格帯で近づけるができるかを模索しています。
撮影料金は個々の企業で決めれば良いのですが、「利益を出すための価格設定」と「技術に見合った価格設定」とを考えると現在の風潮はどちらに向いているのでしょうか?
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印刷用の商品撮影について
商品撮影サービスには「印刷用」と「Web用」とに分けられている場合が多いですが、何となくAdobe RGBとsRGBの違いについての理解をされている方も増えてきています。
単純に言えばAdobe RGBは発色領域(色域)が広く、sRGBはAdobe RGBに比べて色域は狭くなります。
ネット向けの商品撮影であれば、写真を見る環境(対象)の人はsRGBですので撮影業者もsRGB上で忠実に再現できる商品色を目指して納品します。
但し、モニターパネルの品質などによって色再現性は大きく変化してしまうため、依頼する業者をキチンと見極めることが大切です。
単にIPS液晶で見ているだけでは正しい色を表示できないため、環境と色を管理するスキルも必要です。

ざっと書いていくとAdobe RGBとsRGBの話題になってしまうので、本日はここまで(笑)
今回は、ウェブ用で納品された写真をそのまま印刷に出したら「色がおかしくなった・・」という、よくあパターンについてです。

そもそもウェブ用のデータを印刷用途で使われてしまう事故はさておき・・、なぜこのような「色味の変化」が生じてしまったかを簡単にご説明します。
まず印刷用とウェブ用とで撮影の仕方が違うことはありません。
また、納品時の「印刷解像度」という点でも、PCモニター上で見る色の変化を感じられないと思います。

原因はCMYK変換です。

「CMYK」では「RGB」とは色域が異なります
ご存知の方もいると思いますが、色を表すカラーモードには、「RGB」と「CMYK」という2種類があり、「RGB」は、パソコンなどのモニター表示などに利用されているカラーモードで、「CMYK」とは、印刷用として使われるカラーモードです。
「カラーモード」という言葉を覚えておいて下さい。後ほど記事のまとめに登場します。

RGBカラーはCMYKカラーに比べ、色の表現できる色の範囲が広く、RGBで表現できる原色に近い鮮やかな色が、CMYKでは表現できないことがあります。
簡単な事例としてRGBで作成した色をCMYK(印刷用)に変換した時の色の違いを見てみましょう。

CMYKとRGBの色合いの違い
同じ色ですがカラーモードが変更されると「くすんだ色」になることが分かると思います。
こうした現象の要因は、CMYKカラーモードは色の三原則:R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)にK(ブラック)を足した「減法混色」であるため、色が混ざるほどに暗くなり、黒に近づいていくためです。

印刷用のデータ作成は色域を確認する
こうしたカラーモードによる印刷後のミスを防ぐには、「CMYK」のカラーモードで撮影写真の編集をしなければなりません。
注意したいのは、印刷用に商品撮影を頼み、そのあと自社のPCで編集を行なう場合、フォトショップで「RGBモード」で写真を開いて校正をしてしまい、そのまま印刷業者に出してしまうパターンです。
これでは写真はCMYKからRGBに変換されてしまいます。(PC画面上は綺麗なのでそのまま入稿してしまう・・)
こうした印刷用のデータを作成する時は出力先に合わせて作業・編集をしなければならないので、必ずCMYKモードを選択しましょう。
「WebはRGBで作成」、「カラー印刷はCMYK」で作業・編集・作成すると覚えます。

カラーモードとカラースペースは違います

最後に今回はカラーモード(RGBとCMYK)について記載しましたが、冒頭で触れたAdobe RGBとsRGBの関係性は???
もちろんございます。
Adobe RGBとsRGBとCMYKでは、再現できる色域つまりカラースペースは異なります。

ん?でもAdobe RGBとsRGB・・どちらも「RGB」じゃないか!!

そうです、CMYKカラーモード上では、Adobe RGBもsRGBもCMYKで出力するために色調補正が必要となります。
「カラースペース」とは色の再現(色域)です。
対して「カラーモード」はPCなのか印刷なのか?出力先に合わせて作成する作業です。

よく勘違いされるのですが、「写真をAdobe RGBで撮ったから大丈夫!」ではなく、印刷に出す場合はCMYKカラー印刷に合わせなければなりません。
そのためAdobe RGBのカラースペース、CMYKカラーモードでの作業時に正しい色を再現できる管理されたモニター環境が必要なのです。

極端にいえば、カラースペースの広いAdobe RGBで写真を撮っても、正しいモニター環境でなければ意図した色味を再現することは難しいということになります。
現在では印刷業者さんもRGBで納品された写真が入稿されることも予想しているようで、色合いが変化して明らかにおかしい場合は連絡をくれるようになっていますが、これは印刷屋さんのご好意なので、入稿する側が理解しておくことに越したことはありません。
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ハンガー吊るし撮影
先日、お客様から「ハンガーで吊るした商品撮影はどうやってるの?」ということで、今回はあっさりネタバラシしていきます。
撮影方法とといっても特別なテクニックは必要としないので、条件が揃えばお手軽に撮影することができますのでご参考下さい。

まず、撮影時のセッティングをご案内する前に撮影する商品の縦の長さ(丈)を把握しておいてください。
商品の長さが極端にバラつきがある場合、短い商品の長さで合わせてしまうと、後で照明位置など手間になるので、予め平均的な長さの商品でセッティングを進めましょう。

では、参考画像と撮影時のセッティングをご紹介します。

吊るしたときの商品撮影のセッティング
左が「服を吊るした状態での撮影写真」で右がセッティング時のレイアウト図です。
要は背景の紙自体にハンガーを掛けるためのフックは取り付けられないので(強度の面でも避けてください)、背景の前に図のようなスタンドを置き、中心に「釣り糸(細くて透明な糸)」を巻き、そこにハンガーに掛けた服を通しているだけです。
1度セッティングをしてしまえば、あとは服を変えるだけで撮り進めることができますので、数量が多くても比較的、短時間で撮影作業を終えることができます。

綺麗に撮るコツとしては「背景と商品との距離」です。
近づき過ぎても、離れ過ぎても、商品の右側に出る「ほんわかした影の演出」ができませんので、照明の位置と合わせて吟味しながら調整してみてください。
ちなみにこの撮影時の照明の位置は商品の向かって左側真横よりも少しカメラ側手前の斜めに当てています。(分かりにくいので20度くらいです)

ストロボ光で撮影する場合はお持ちのストロボの光量を一番弱い位置にしてから、徐々に調整すると上手くいくと思います。
自然光で撮る場合は、撮影セットを置く場所を自然光が入る位置を考えてセットします。

もし釣り糸を垂らす背景スタンドが無い場合は、天井にフックを2箇所つけて、伸縮ポールなどを取り付けてしまえば同じような効果を作ることができます。
ハンガーを掛ける釣り糸ですが、吊るす服の重量にもよりますが、極力細めで色が付いていないものを選んでください。
撮影後の写真で糸が見えないくらいにしておくと、後で糸を消す作業の手間も省けます。
撮影方法としては非常にシンプルですが、背景に飾りをしたりハンガーにもこだわっていくと「自然な状態」+カワイイ印象の演出できますので、是非お試し下さい。

商品撮影の方法や手段は、決められた環境でも工夫次第では何とかなる場合が多いです。
普通のテナントだから無理・・と諦めずに「写真で写る部分だけを演出する」この事を考えれば意外と答えは見つかるものです。
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商品撮影の著作権への知識
商品撮影サービスを行なっていると、質問として多いのが「画像の使用範囲」や「著作権」があります。
モデル事務所経由で撮影を依頼した経験がある方はご存知だと思いますが、スタジオ側の規約とモデル事務所側の規約が微妙に変わっている場合があるので注意が必要です。

例えばスタジオ側が公表している撮影物に関する規約では使用範囲や期限などが明記されていなくても、モデル事務所側が使用期間は6ヶ月更新で使用範囲は「○○サイト上でのみ許可」となっていると、1度撮影した画像を継続使用する場合、「更新料」が必要となる場合があります。
なぜこのようなことが起こるかと言うと「著作権」に関する対応がサービス業者によって異なるからです。

上記の場合、スタジオ側はモデル事務所に対して撮影用途や期限に関して契約を交わし、クライント(商品撮影をお願いした会社)の撮影を代行します。
一見するとクライントが撮影代金を払っているのですから「著作権」はクライントにあるように感じますが、クライアントは「使用権を有する」状態にあり、画像自体の著作権を有している意味ではありません。
人物が写っている写真の場合は被写体となっているモデル(事務所)が肖像権を有しているため、許可無く使用範囲を超えた転用・使用等を行なうことはできません。

こうした事例は撮影業者であれば、当然のように考えているのですが、はじめてモデルを使った商品撮影を依頼する場合は「面倒だ」と感じるかもしれません。
ではなぜこのような規約を作るのか?ですが、「著作権をクライアントに譲渡することの恐さ」を知って頂くと納得頂けると思います。

例えば肖像権や使用権を含むすべての著作権を譲渡した場合、制限無く使用ができることになりますので、納品された画像を写真素材として販売・貸与したりもできてしまいます。
つまり著作権を有するということは、極端に言えば「何でもアリ」ということになります。

常識的に考えてモデル(事務所)側の肖像権が絡む場合に、こうした無謀な撮影納品を許可することはないので、使用範囲や期限を明記して肖像権を確保し、著作権上の問題が起こらないようスタジオ側が撮影著作物としての権利を保持しています。
使用権とは「撮影技術や人物の肖像権を自社の商品で撮影させて使用できる権利」とも言えます。

弊社モデルコードの場合は、自社モデルと撮影業務を1本化して行なうので使用範囲や期限についてはモデル事務所を通すよりも自由度は上がりますが、自社モデルといえども「モデル個別に肖像権に関する規約をクライント毎に提出」しています。

スタジオモデルでここまでやる必要はあるか?と疑問を持つ人がいるかもしれませんが、トラブル防止やクライントに安心して画像使用を行なって頂く上では大事なことだと考えています。

また昨今増えているのは「画像の二次使用について」です。
例えば自社で製造している商品を小売店に販売する際に商品画像も使えるようにするケース。
つまり卸サイトで個人消費者向けではなく、業者向けに商品を卸している会社が無断で画像を譲渡してしまう事例です。

弊社の場合、こうした利用を前提とする場合は別途「拡張ライセンス料」での対応をしていますが、弊社と直接取引の無い業者への譲渡を行なう場合は、別途「拡張ライセンス使用の際の注意事項」などを結んで健全な画像使用を励行して頂いています。
費用や手間を考えると面倒になる部分ではありますが、こうした規定が無い場合は撮影著作物に関するスタジオの経営姿勢が曖昧であると共に、肖像権などで何かトラブルがあった場合、クライントが全面的に責任を負わなくてはならないケースもありますので必要な事務手続きだとお考え下さい。
※画像の二次使用を制限する意味については、また別の機会にご説明します。

商品撮影を外注する際に必ずチェックしておきたい「著作権」についてですが、SNSなどでの画像の拡散が予想される今のネット状況ですと、知らずに使用範囲を超えていた・・なんてこともありますので、写真に関する著作権のことは知識としてもっていた方が賢明だと思います。
商品画像の著作権についてが不明な場合は、依頼するスタジオに著作物に関する文言や書面での提出を求めれば、健全にサービスを行なっている業者であれば必ず提出してくれると思います。
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